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2018-03-22 00:05:19

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診療マル秘裏話    号外Vol.866 平成29年5月19日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)厚労省高齢者に対する抗ガン剤治療の指針作り
2)新自殺総合対策大綱に関する報告書をまとめる

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 厚労省高齢者に対する抗ガン剤治療の指針作り

 
 
 
 
 
 
厚生労働省は4月27日、高齢
者に対する抗ガン剤治療の指針
作りに乗り出す方針を固めまし
た。ガン患者の高齢化が進む中、
生活の質向上の観点を、含めた
高齢者特有の医療提供の在り方
を検討する必要性が、出てきた
ためです。

国立ガン研究センターは同日、
75歳以上の高齢者に抗ガン剤を
使っても延命効果がない可能性
を示唆する研究結果を発表しま
した。同省は、こうした結果も
参考にし、今後6年間の、ガン
対策の方向性を示す第3期ガン
基本計画に、高齢者を含む年代
別のガン治療法の検討を盛り込
みます。

具体的には、高齢者を対象と
した臨床研究を推進し関係学会
と協力して指針の策定に取り組
むそうです。

このニュースのニュース動画で

す。

 
 


 
 
視診について書いた私信を読
んで、治療指針を立てる。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 新自殺総合対策大綱に関する報告書をまとめる

 
 
 
 
 
厚生労働省の有識者検討会は、
4月26日、今夏に閣議決定する
新たな自殺総合対策大綱に関す
る報告書を取りまとめました。
人口10万人当たりの自殺者数(
自殺死亡率)を今後10年間で30
%以上減少させるとの目標を、
明記しました。「産後うつ」等
を原因とする妊産婦の自殺対策
強化を掲げたほか、長時間労働
の是正などによる過労自殺対策
や、学校や、行政の連携による
若者の自殺対策推進も打ち出し
ました。

年間の自殺者数は、2012年に
3万人を切り、16年は2万1897人
でした。減少傾向にあるものの、
報告書は「非常事態がいまだ続
いており楽観できない」と指摘
しています。

産後うつについて解説している

動画です。

 
 


 
 
 
狂歌を詠む伝統の教育を強化
する。笑

 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
75歳以上の高齢者に抗ガン剤
を使っても延命効果がない可能
性を示唆する研究結果が発表さ
れているにも関わらず、延命の
ため、高齢者に抗ガン剤の治療
を行うことが多いように思われ
ます。東京歯科大市川総合病院
に勤務していた頃、80代の女性
が悪性リンパ腫にかかり、皮膚
科と併診しておりました。上司
の先生は、抗ガン剤の治療を行
うと言われましたが、私は高齢
のため、抗ガン剤の副作用で、
苦しまれることを考えてもぐら
叩きのように出てきた所を放射
線で治療することを選択してい
ました。それでも強く抗ガン剤
の治療を行えと指示されたので、
これを拒否し、どうしてもやり
たかったら、皮膚科の先生とお
やりになって下さいと申し上げ
ました。それ以降、その患者さ
んの治療から外れましたので、
その後どうなったかは、分かり
ません。
先日もマタニティーブルーに
なっている女性が来院されたた
め、治療に苦慮しました。出産
は、女性にとって命がけの行為
ですから、病気でないと言って
も、大変な精神的、肉体的負担
がかかるのは、やむを得ないと
考えます。しかし、赤ちゃんの
誕生に立ち会える喜びに比べれ
は、それらの負担は、乗り越え
られるものであると私は信じて
います。主に私は、白血病など
死に至る患者さんを診てきたの
で、人間の誕生の所に関わる、
仕事には、大変関心があります。
同時に、少子高齢化が進んでい
るにも関わらず、産科医の数が
減少し、産科のコメディカルの
負担も大変なものとなっている
事実を世間に知らしめて、頂き
たいと切に願う次第です。

指示を支持する人達。笑

 
 
 
 
 
 
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