最近の号外Vol.864メルマガ

  1. Home
  2. 最近の号外Vol.864メルマガ

2018-03-20 00:05:53

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白·美肌ブログランキングへ

 
 
 
診療マル秘裏話    号外Vol.864 平成29年5月16日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)10年後,生活習慣病発症の確率を予測するサービス
2)脳動脈瘤をMRI 等の画像から見つける人工知能

 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 10年後,生活習慣病発症の確率を予測するサービス

 
 
 
 
 
 
東京海上日動火災保険は、10
年後にガンや脳卒中、心筋梗塞
を発症する確率を予測するサー
ビスを、7月から始める方針を
明らかにしました。

国立ガン研究センターの研究
成果を活用し、同社の契約者に
限らず、誰でも無料で利用でき
るようにします。

ウェブサイトに年齢や身長、
体重、飲酒量、喫煙の有無、運
動をしているかどうかなど約20
項目を入力するだけで、ガン等
になる確率が分かります。結果
に応じて、生活習慣の改善に向
けたアドバイスや、リスクを減
らすための方策なども表示する
仕組みになっています。

東京海上日動は、このサービ
スの提供で得られる情報や知見
を、個人の健康増進につながる
新しい保険商品の開発等に活用
するということです。

生活習慣病について解説してい

る動画です。

 
 


 
 
生家で製菓の成果を得る。笑

 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
2】 脳動脈瘤をMRI 等の画像から見つける人工知能

 
 
 
 
 
 
東京大発のベンチャー企業「
エルピクセル」(東京都)が、
脳卒中の原因となる脳の血管の
脳動脈瘤を、磁気共鳴画像装置
(MRI)などの画像から見つ
ける人工知能(AI)を開発し
ました。

先端技術の「ディープ・ラー
ニング(深層学習)」で発見率
を9割超に高めたということで
す。 深層学習とは、脳の神経
回路をモデルにしたAI技術の
ことです。画像や音声、文章の
認識精度を飛躍的に向上させ、
スマートフォンの音声検索や、
車の自動運転、囲碁のAIなど
に幅広く活用されています。

同社は、年内にも病気の診断
に深層学習を活用した国内初の
医療用ソフトとして国に申請し、
事業化を目指します。

新開発の画像診断支援AIは、
数秒間で動脈瘤の可能性が高い
部分を判定し、コンピューター
画面に赤く表示します。機械が
自動的に画像などの特徴をつか
む深層学習の手法を応用し、放
射線科専門医の診断の特徴を学
ばせました。国内約10施設の
医療機関の協力を得て試験運用
し発見精度は90%以上と実用
レベルに達しているということ
です。

日本脳ドック学会などによる
と、脳動脈瘤は30歳以上の3
%強に見られ、年間約1万20
00人が破裂による出血で死亡
しています。後遺症が残る患者
さんも多く、破裂の危険性が高
くなる、直径5~7ミリ以上の
動脈瘤を脳ドックなどで見つけ
て治療する必要があります。

通常は、放射線科医がMRI
等の画像から、脳動脈瘤と血管
表面にもとからある凹凸などと
区別して診断します。 しかし、
人手がかかり診断件数には限界
がありました。

青木茂樹・日本医学放射線学
会副理事長(順天堂大教授)の
話「人手不足の現場の助けにな
る技術だ。ただ、医学的に問題
とならない脳動脈瘤もある。最
終的な診断は医師に委ねるべき
だ」

脳動脈瘤の最新治療について

解説している動画です。

 
 


 
 
強力な医療機関の協力を得る。


 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 
10年後にガンや脳卒中、心筋
梗塞を発症する確率を予測する
サービスを7月から始める方針
を明らかにしたのは喜ばしい事
です。国立ガン研究センターの
研究成果を活用し、同社の契約
者に限らず、誰でも無料で利用
できるようにするとは感心感心
です。 ウェブサイトに年齢や
身長、体重、飲酒量、喫煙の有
無、運動をしているかどうか等
約20項目を入力するだけでガン
等になる確率が分かりその結果
に応じて、生活習慣の改善に向
けたアドバイスや、リスクを減
らすための方策なども表示する
なんて、本当に生活習慣の改善
にはもってこいの仕組みと言え
ましょう。
脳卒中の原因となる脳の血管
の脳動脈瘤を磁気共鳴画像装置
(MRI)などの画像から見つ
ける人工知能(AI)を開発し
たのは、素晴らしい業績です。
放射線科医のマンパワーが足り
ない現状では、AIの力を借りる
のは、患者さんにとっても医療
関係者にとっても良いことだと
私は、思います。医学的に問題
とならない脳動脈瘤もあるため
最終的な診断は、医師に委ねる
べきという意見は、ごもっとも
だと思います。AIを使いこなし
て診断件数が増えれば間接的に
患者さんを助けていることにな
ると私は考えています。何でも
機械に任せられる所は、任せて
最終的な判断を医師が下すシステム
さえできれば良いでしょう。

採収して、教授に最終判断を
仰ぐ。笑

 
 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。