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2018-03-14 00:02:30

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診療マル秘裏話    号外Vol.859 平成29年5月11日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)眩暈の状態をリアルタイム で精緻に測定可のプログラム
2)ホジキンリンパ腫を惹起の蛋白質をマウスの実験で特定

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 眩暈の状態をリアルタイム で精緻に測定可のプログラム

 
 
 
 
 
耳鼻咽喉科に、特化した医療
機器の第一医科(東京都文京区)
と画像処理装置開発のYOOD
S(ユーズ・山口市)は、めま
いの状態をリアルタイムで精緻
に測定できるプログラムを国内
で初めて開発、7月を、めどに
発売します。 めまいは眼球(
虹彩)の異常な揺れによって起
きますが従来は水平/垂直方向
の動きしか測れませんでした。
そこで円状に揺れる回旋運動も
測定できるようにして精度を高
めました。両社は機能を高めた
眼球運動検査装置の開発も進め
ています。

めまいの原因はさまざまで、
脳梗塞の症状として表れること
もあります。それだけに正確で
迅速な眼振測定が重要ですが、
従来装置では限界がありました。
そこで第一医科とYOODSは
3年ほど前から共同開発に着手、
このほど眼球運動検査装置用プ
ログラム「yVOG」(ワイボ
ーグ)を開発しました。

同製品は、CCD(電荷結合
素子)カメラで撮った眼球画像
を分析することでリアルタイム
に水平/垂直だけではなく回旋
の角度や速度をグラフで表示し
記録できます。ほぼマニュアル
が不要で、すぐに使える利便性
も備えています。

2014年の医薬品医療機器
等法改正によってパソコンなど
ハードウエアを含んだ構成での
み認められていた診断・治療な
ど目的とするプログラムが単体
でも医療機器として扱われるよ
うになりました。

「ワイボーグ」は、改正法施
行後に耳鼻咽喉科領域で初めて
認証されたプログラム医療機器
でもあります。山口県の「やま
ぐち産業戦略研究開発等補助金」
を活用した協業の成果で、山口
大学の貢献も大きいそうです。
販売予定価格は約100万円、
年間150本の販売を見込んで
います。

また、両社は、眼球運動検査
装置の開発も進めています。中
枢機能であるカメラの解像度を
既存の640×480画素から
1280×1024画素へ、フ
レームレートも毎秒60コマか
ら200コマに向上しました。
全画素同時シャッターにするの
が特徴です。価格は250万~
300万円になる見通しだそう
です。

回転性めまいでは、このように

見えるという動画です。

 
 


 
 
解像度を改造する。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 ホジキンリンパ腫を惹起の蛋白質をマウスの実験で特定

 
 
 
 
 
 
 
悪性リンパ腫の一種「ホジキ
ンリンパ腫」を引き起こす蛋白
質をマウスの実験で特定したと、
国立研究開発法人 医薬基盤・
健康・栄養研究所(大阪府茨木
市)などのチームが4月19日ま
でに米科学アカデミー紀要電子
版に発表しました。

治療は現在、抗ガン剤が中心
ですが、予後が悪いケースもあ
り、この蛋白質を標的とした新
たな薬剤開発につながる可能性
があるということです。

チームの安居輝人プロジェク
トリーダーは「ホジキンリンパ
腫の病態を示すモデルマウスを
作ったのは世界初とみられ発症
メカニズムの解明や薬剤の候補
物質の試験に役立つ」と話して
います。

悪性リンパ腫について解説して

いる動画です。

 
 


 
 
スタメン候補が、練習試合で
好捕する。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
めまいの状態をリアルタイム
で精緻に測定できるプログラム
を国内で初めて開発、7月を、
めどに発売するのは、喜ばしい
ことです。従来は、水平/垂直
方向の動きしか測れませんでし
たが、円状に揺れる回旋運動も
測定できるようにして精度を高
めたということですから性能が
飛躍的にアップしたのは間違い
ありません。 めまいの原因は
さまざまで、脳梗塞の症状とし
て表れることもあります。それ
だけに正確で迅速な眼振測定が
重要ですが、従来装置では限界
があり正確な診断ができないと
されていましたので性能が飛躍
的にアップというのは、大げさ
でないことだけは確かです。
悪性リンパ腫の一種「ホジキ
ンリンパ腫」を引き起こす蛋白
質をマウスの実験で特定したの
は、喜ばしいことです。しかし、
ホジキンリンパ腫の方が非ホジ
キンリンパ腫より、予後が良い
ため、大学病院にいたときは、
ほとんどが非ホジキンリンパ腫
の患者さんでホジキンリンパ腫
の人は本当にまれでした。 非
ホジキンリンパ腫でも、同様の
蛋白質が発見されることを期待
したいと思います。

秘薬の性能を飛躍的にアップ。


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