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診療マル秘裏話  Vol.644 平成28年4月14日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)ES細胞(胚性幹細胞)の老化回避機構を解明
2)神奈川県在住女性がジカ熱に感染した事を確認

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 ES細胞(胚性幹細胞)の老化回避機構を解明

 
 
 
 
 
 
 
理化学研究所多細胞システム
形成研究センターの研究グルー
プは、ES細胞(胚性幹細胞)
の老化回避機構を解明しました。
染色体DNAの末端部にあるテ
ロメア長を維持することで老化
を防ぎ長期の培養にも耐えます。
一般の細胞は分裂を繰り返すと
テロメアは短くなり、分裂でき
なくなり、細胞死を迎えます。
一方、ES細胞はテロメアが
短縮すると蛋白質Zscan4
がテロメアの長さを元に戻して
老化を未然に防ぎます。今後、
ES細胞だけでなくiPS細胞
(人工多能性幹細胞)の安定的
な培養への応用も、見込んでい
ます。

体を構成するすべての細胞種
に分化する能力を持つES細胞
は、老化することなく半永久的
に培養することができる。しか
し、細胞分裂を続けていくとテ
ロメアは短くなります。そこで、
マウスES細胞の個々の様子を
長時間観察した結果、これまで
ほぼ均一と考えられていたES
細胞の細胞周期(分裂後、再び
分裂するまでの期間)にはばら
つきがあることが分かりました。
とくに細胞分裂の間隔が長い
ES細胞はテロメアが短いこと
も判明しました。細胞周期が短
い細胞ではZscan4により
短く削られたテロメアが修復し
ていることも突き止めました。

テロメアのメカニズムについて

解説している動画です。

 
 


 
 
間隔が空きすぎて、感覚が鈍
くなった。笑

 
 
 
 
 
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2】 神奈川県在住女性がジカ熱に感染した事を確認

 
 
 
 
 
厚生労働省は22日、神奈川県
に住む女性が、蚊による感染症
「ジカ熱」に感染した事を確認
したと発表しました。女性は、
ブラジルでの滞在歴があり海外
で感染したとみられます。中南
米での流行拡大以降、感染が分
かったのは3例目という事です。

厚労省によると、女性はブラ
ジルに約3週間滞在し、3月上旬
に帰国しました。蚊に刺された
と話しているということです。
関節痛や発疹の症状があった
ため、15日に医療機関を受診し
ました。 国立感染症研究所の
検査で感染が確定しました。

女性の症状は快方に向かい、
容体は安定しているということ
です。厚労省は現在は蚊の活動
期でないため、「国内で感染が
拡大するリスクは極めて低い」
としています。

4例目のジカ熱感染者のニュ

ース動画です。

 
 


 
 
 
各台の人数が拡大した。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

ES細胞(胚性幹細胞)の、
老化回避機構を解明したことは、
偉大な業績と言えましょう。ガン
細胞はテロメラーゼでテロメア
を延ばすか骨肉腫等でテロメア
の長さを維持する機構の「テロ
メラーゼ非依存性テロメア維持
(ALT )経路」というものがあ
ります。 そのいずれとも違う
機構で老化を回避していたとい
うのは、本当に興味深いと言わ
ざるを得ません。ちなみにテロ
メラーゼでテロメアを延ばすの
は、水素吸引で阻害可能なこと
が分かっており、テロメラーゼ
非依存性テロメア維持(ALT )
経路では、漢方生薬の五味子の
成分であるゴミシンやシザンド
リンなどで阻害可能なことが分
かっています。
神奈川県に住む女性が、蚊に
よる感染症「ジカ熱」に感染し
た事を確認したと発表したこと
は、本当に恐ろしいと感じまし
た。いつのまにか3例目になっ
ていたのも非常に不気味です。
一昨年の夏のデング熱のように
これから流行する事がないよう
にして頂きたいと思います。更
に、性交渉でうつることが分か
っているのが不気味と言うほか
ありません。

ジカ熱で、建物の時価が下が
る。笑

 
 
 
 
 
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