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診療マル秘裏話  Vol.640 平成28年3月17日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)抗血栓性を、大きく向上させた新規高分子材料
2)ジカ熱の原因となるジカウイルスの作製に成功

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 抗血栓性を、大きく向上させた新規高分子材料

 
 
 
 
 
 
東レは23日、従来品よりも、
抗血栓性を、大きく向上させた
新規高分子材料(ポリマー)を
開発したと発表しました。血小
板だけでなく、蛋白質の付着も
同時に抑制することで抗血栓性
を高めました。実験レベルでは
新規ポリマーを付加した、血液
透析膜は目詰まりを大幅に低減
しました。東レは新規ポリマー
を、まず急性腎不全患者向けの
救急用血液透析器に用いる計画
だそうです。今後、治験などを
経て数年内に国内上市を目指し
ています。

急性腎不全患者に用いる救急
用血液透析器は、手術室や集中
治療室等で数時間から24時間
かけて使用されます。そのため、
時間が経過するうちに蛋白質や
血小板が透析膜に付着して目詰
まりが起こり尿毒性物質の除去
性能が低下する課題がありまし
た。

東レは、その課題を解決する
ため、蛋白質や血小板の付着を
抑制し、血液凝固への進行を防
ぐ新規ポリマーを開発しました。
東レは、すでに、材料表面の
吸着水の運動性を高めることで
血小板付着を抑制するNVポリ
マーを開発、自社の慢性腎不全
用血液透析器「トレライトNV」
に用いています。

今回、新たに開発した新規ポ
リマーは、コンピューターシミ
ュレーションを用いた分子レベ
ルでの解析によって、吸着水の
運動性をさらに高めました。こ
れにより、血小板だけでなく、
蛋白質の付着も同時に抑制する
ことができるためより血液凝固
への進行を防げると期待されて
います。トレライトNVと比較
したモデル試験では、蛋白質フ
ィブリノーゲン付着量は75%、
付着した蛋白質総量も94%と、
それぞれ低減することを確認し
ています。

東レは、新規ポリマーをまず
救急用血液透析器に用いる計画
だそうです。ポリスルホン膜に
同ポリマーを付加した試作品は
すでに完成しており、今後治験
など実施する予定ということで
す。

また、新規ポリマーを抗血栓
性を必要とするカテーテルなど
さまざまな医療材料の開発にも
生かしていきます。

線溶活性化酵素、抗血小板剤、

抗凝固剤の違いについて解説し

ている動画です。

 
 


 
 
総領の甚六が、総量を測定し
て、送料を請求した。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 ジカ熱の原因となるジカウイルスの作製に成功

 
 
 
 
 
 
 
国立感染症研究所(東京)の
田島茂主任研究官らのチームは
23日までに、中南米などで流行
が拡大している感染症「ジカ熱」
の原因となる、ジカウイルスの
作製に成功しました。今回は、
アフリカ・ウガンダで分離され
たウイルスを基にしましたが、
ブラジルで、流行しているウイ
ルスの作製にも着手しており、
ワクチン開発に弾みがつきそう
です。

感染研によると、ジカウイル
スの作製は世界初とみられると
いうことです。田島さんは「ウ
イルスの詳しい性質が分かれば、
流行拡大の原因を探ることもで
きる」としています。

ジカウイルスが成人の脳にも

影響を与える可能性が出てきた

という動画です。

 
 


 
 
各代の人達が、拡大解釈して
各台の名誉を競った。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
時間が経過するうちに蛋白質
や血小板が、透析膜に付着して
目詰まりが起こり尿毒性物質の
除去性能が低下する課題を克服
する新規ポリマーの開発に成功
したのは、偉大な業績と言えま
しょう。新規ポリマーを抗血栓
性を必要とするカテーテルなど
さまざまな医療材料の開発にも
生かしていくことを期待したい
と思います。
「ジカ熱」の原因となる、ジ
カウイルスの作製に成功したの
は、素晴らしい業績であると思
います。ワクチンを作成するに
も、原因ウイルスが、試料から
単離されなければ、ならないと
考えられるからです。ウイルス
の詳しい性質から、流行拡大の
原因を突き止めて、感染予防を
徹底して頂きたいものです。

正室の性質を見極める。笑

 
 
 
 
 
 
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