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2018-02-01 00:09:45

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診療マル秘裏話    号外Vol.824 平成29年3月31日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)耳後部から電気ケーブル 出すタイプの補助人工心臓
2)ブルボンが、再生医療向け試薬事業に新規参入

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 耳後部から電気ケーブル 出すタイプの補助人工心臓

 
 
 
 
 
 
重い糖尿病で心臓移植を受け
られない心不全患者さんに、耳
の後ろから電気ケーブルを出す
タイプの「補助人工心臓」を埋
め込む治療を、国内で初めて今
月にも実施すると、大阪大の澤
芳樹教授(心臓血管外科)のチ
ームが3月9日、発表しました。

補助人工心臓は小型の血流ポ
ンプを心臓に装着し、耳の後ろ
から出したケーブルを通して、
体外の装置から電気を送ってポ
ンプを動かすなどして、心臓の
働きを助けます。

ケーブルを腹部から出す従来
のものより感染症のリスクが低
く、風呂やプールに入りやすく
なるなど生活の質も向上すると
いうことです。

植え込み型左室補助人工心臓の

術後管理についての動画です。

 
 


 
 
 
安全装備を装着した部隊が、
早着した。笑

 
 
 
 
 
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2】 ブルボンが、再生医療向け試薬事業に新規参入

 
 
 
 
 
 
菓子製造大手のブルボン(柏
崎市)は、3月8日、再生医療向
け試薬事業に、新規参入すると
発表しました。同社と信州大学
が共同開発した技術を応用し、
iPS細胞などのヒト多能性幹
細胞用の増殖を制御する、基礎
培養液「Xyltech(キシ
ルテック)」を製品化しました。
2017年度中に販売を開始し、
再生医療研究を後押しします。

ヒト多能性幹細胞にはiPS
細胞やES細胞などがあり、ほ
ぼ無限に増殖し、体のさまざま
な細胞や組織に変化する性質を
持っています。再生医療の切り
札として注目され、培養技術の
研究が進んでいます。

キシルテックは「オンフィー
ダー培養」と呼ばれる条件の下
で使うと、ヒト多能性幹細胞の
性質を維持したまま、増殖のペ
ースを緩やかにする機能があり
ます。培養液の交換作業の頻度
が少なくなるなど研究者の負担
を軽減できるほか、増殖ペース
が制御できる事で研究者が実験
のスケジュールを組み立てやす
くなります。

ブルボンは、2008年から
食品の主成分の糖などに関する
共同研究を信州大と開始しまし
た。再生医療研究の発展につな
げようと、キシルテックの基盤
となる技術を開発し、ブルボン
の関連会社が製品化しました。

大学や研究機関向けで、価格
や詳しい発売時期は未定です。
新事業についてブルボンは「食
品開発で培ったユニークな発想
で、人の健康維持に役立つ商品
を開発する」としています。

日本の再生医療について解説し

ている動画です。

 
 


 
 
大学や研究機関向けとは融通
が効かん。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
重い糖尿病で心臓移植を受け
られない心不全患者さんに、耳
の後ろから電気ケーブルを出す
タイプの「補助人工心臓」を埋
め込む治療を、国内で初めて今
月にも実施するというのは本当
に喜ばしいことです。心臓移植
を待っている患者さんがいても、
ドナー不足のため、アメリカで
高額の治療費を払って移植手術
をやってもらう他ない患者さん
が多いと聞きます。その中でも
重い糖尿病を患う患者さんでは
移植すら受けられず、絶望の淵
にあると思われます。澤教授の
優しいまなざしを感じる措置だ
と思います。
菓子製造大手のブルボン(柏
崎市)が再生医療向け試薬事業
に、新規参入すると発表したの
は、喜ばしいことです。異業種
の人達が、積み重ねた基礎研究
を武器として、再生医療に参入
して頂ければ、こんないいこと
は、ありません。新規参入には
いろいろな困難や障壁がある物
と思われますが、そのような事
に臆することなく、信州大学と
共同で培った技術を更に発展さ
せ、再生医療を待ち望む患者さ
んの期待に応えて欲しいと思い
ます。再生医療そのものに関与
しなくても、培養などの縁の下
の力持ちを演じてくれることで
日本の再生医療が進歩して沢山
の患者さんを助ける一助となっ
て欲しいものです。

発展性は、十点満点中八点で
した。笑

 
 
 
 
 
 
 
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