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2017-12-21 00:03:18

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診療マル秘裏話    号外Vol.788 平成29年2月17日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
 
目次

1)新年度支援研究の選定基準に費用対効果を重視
2)60代で禁煙しても死亡リスクは下がると発表

 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 新年度支援研究の選定基準に費用対効果を重視

 
 
 
 
 
 
国の医療研究の司令塔である
日本医療研究開発機構は新年度
から、支援する研究の選定基準
について、従来の「治療効果」
に加え、「費用対効果」を重視
する方針を決めました。

製品開発が招く医療費の高騰
を抑えるためで、開発費を抑え
る手法の研究支援も並行して進
めます。

同機構は政府の医療研究関連
予算の3分の2にあたる年間1
440億円を一元的に管理し、
有望な研究を行う大学の研究者
らに資金として分配しています。
国の医療イノベーション政策の
もと、ガン治療薬や医療機器、
手術用ロボット、細胞を使った
再生医療製品などが重要課題と
なりました。

現状では、開発コストの増大
は製品価格に反映します。日本
発のガン治療薬オプジーボ(肺
の場合、1人当たり年間約35
00万円、2月より半額)など
高額な薬剤や医療機器が今後、
相次いで登場すれば、医療費の
高騰は避けられません。

このため、同機構は研究支援
の選定時、治療効果一辺倒だっ
た基準に加えて想定される価格
が効果に見合っているかの判断
を重視するそうです。

また、臨床試験(治験)を少
ない患者さんで行う手法や効果
を短期間に見極める手法の開発
など低コストで効果の高い製品
を生み出す研究も手厚く支援し
ます。薬剤が効かない患者さん
を事前に判定する手法の開発に
も積極的に助成していくという
ことです。

国の医療研究の司令塔である

日本医療研究開発機構の発足

時のニュース動画です。

 
 
 


 
 
 
出産した女性を助成する。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 60代で禁煙しても死亡リスクは下がると発表

 
 
 
 
 
 
60代で禁煙しても死亡リス
クは下がるという研究結果を、
米国立ガン研究所などのチーム
が米医学誌に発表しました。高
年齢層で、禁煙の効果を調べた
研究は珍しいということです。
チームは「年齢に関係なく全て
の喫煙者に禁煙を勧めるべきだ」
と指摘しました。

米国での大規模な健康調査の
データから70歳以上の約16
万人分を解析した結果、喫煙者
の死亡リスクは、吸ったことが
ない人の約3倍でした。

禁煙の効果を年代別に調べる
と、喫煙者に比べ30代で禁煙
した場合の死亡リスクは約6割
低かったほか、40代の禁煙で
約5割、50代で約4割、60
代で約2割、いずれもリスクが
低くなっていました。

オーストラリアの禁煙CMで、

脳卒中編です。

 
 


 
 
近縁の人から禁煙の輪を広げ
る。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
国の医療研究の司令塔である
日本医療研究開発機構は新年度
から、支援する研究の選定基準
について、従来の「治療効果」
に加え、「費用対効果」を重視
する方針を決めたのは、素晴ら
しいことです。費用対策効果に
優れている、例えば、DDSを
使った抗ガン剤などは期限切れ
の抗ガン剤を使っているので、
ポリマーを付けるだけで低コス
トで新薬を作ることができます。
副作用の少ない抗ガン剤は万人
が探していて、需要があること
間違いありません。 日本発の
ガン治療薬オプジーボは、京都
大学の本庶 佑教授が、日本の
日本の製薬メーカーに呼びかけ
た時の薬です。しかし本庶教授
の呼びかけに答えた製薬メーカ
は、一社もありませんでした。
やむなく米国のベンチャー企業
と組んで製品化した所、非常に
高い薬になって逆輸入されると
いう皮肉な結果になりました。
リスクを取らないで、儲けを出
すことなどできません。 現に
米国のベンチャー企業はリスク
を取って大儲けしています。そ
のおこぼれに預かったのが日本
での販売権利を買った小野薬品
でした。小野薬品は、経営が傾
いていたにも関わらず、オプジ
ーボでV字回復したともっぱら
の噂です。
60代で禁煙しても死亡リス
クは下がるという研究結果を、
米国立ガン研究所などのチーム
が発表したのは素晴らしい業績
です。ただ若い人に比べてリス
クの低下の割合が低いことは、
否めません。歳をとってからの
楽しみを優先するか、それとも
リスク低下の割合が低いのが分
かっていても死亡リスクを下げ
ることに血道をあげるかの選択
をして頂く事になります。患者
さんおよび患者さんのご家族に
選択を委ねるというのが正しい
と私は考えています。命が一番
大事であるという考え方に立て
ば、高齢者の禁煙をするべきで
しょうし、老い先短いから、た
とえ寿命が短縮しても、楽しみ
が多い余生を送りたいという考
え方に立てば、禁煙しないとい
う選択もありえます。

購入する洗濯機を選択する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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