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2017-12-18 00:11:38

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診療マル秘裏話    号外Vol.785 平成29年2月13日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)発達障害の子供初診までに3カ月以上待たされる
2)変形性膝関節症で,他人軟骨細胞由来のシート移植

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 発達障害の子供初診までに3カ月以上待たされる

 
 
 
 
 
 
総務省行政評価局が発達障害
のある子どもの診断をしている
医療機関の受診状況を、調べた
結果、半数以上の機関で初診ま
でに3カ月以上待たされている
ことが分かりました。中には約
10カ月以上待たされる機関も
ありました。総務省は20日、
厚生労働省に、改善を勧告しま
した。

行政評価局は昨年8~11月、
子どもの自閉症やアスペルガー
症候群、注意欠陥・多動性障害
(ADHD)、学習障害(LD)
等の発達障害を診断できる医師
がいる、全国約1300の医療
機関のうち、主要な27機関に
ついて調べました。

その結果、高校生以下の受診
者が初診を受けるまでにかかる
期間は、1カ月以上3カ月未満
が6機関、3カ月以上半年未満
が12機関、半年以上が2機関
あり、そのうち1機関では約10
カ月かかっていました。

初診を待つ子どもの数は10
~49人が9機関、50~99
人が4機関、100人以上が8
機関でした。

発達障害児と学校教育について

解説している動画です。

 
 


 
 
 
所信表明演説中に、眩暈で倒
れ、近医初診となった。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 変形性膝関節症で,他人軟骨細胞由来のシート移植

 
 
 
 
 
加齢で膝の軟骨がすり減って
痛む「変形性膝関節症」の、新
治療に向け東海大学の佐藤正人
教授(整形外科)の研究チーム
は、他人の軟骨細胞から作製し
たシートを2月15日、初めて
患者さんに移植します。

軟骨再生を目指す臨床研究で、
3年で10人への移植を予定し
ているそうです。

対象は20~60歳の重症患者さ
んです。先天性の手の病気を持
つ子どもの手術時に軟骨細胞を
取って培養し、シートを作製し
ました。軟骨が減った部分に貼
り付けます。軟骨は拒絶反応が
出にくい上、子どもの軟骨細胞
は再生効率が高いという事です。

チームは、すでに、患者さん
本人の膝の軟骨細胞で作ったシ
ートで治療効果を確認していま
すが、高齢者の細胞は増殖力が
弱く、シートを作るのに時間が
かかりました。

佐藤教授は、「将来は軽症の
患者にも移植し、年をとっても
膝の軟骨が長持ちするようにし
たい」と話しています。

患者さん本人の軟骨細胞で行う

再生治療の動画です。

 
 


 
 
 
軽傷の変形性膝関節症の患者
さんに警鐘を鳴らす。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
総務省行政評価局が発達障害
のある子どもの診断をしている
医療機関の受診状況を、調べた
結果、半数以上の機関で初診ま
でに3カ月以上待たされている
ことが分かったというのは由々
しきことです。発達障害の子供
達が、大量に発生し、専門医の
育成が全く追い付かないという
状況があると考えられます。私
の記憶では、発達障害に気づか
ず、大人になってしまって社会
生活が営めなくなって、はじめ
て専門医を受診する人も多い様
です。はじめて専門医を受診す
るまでの間、誤解と差別と本人
の思い違い(自分の能力がない
と思い込む)などでたくさんの
時間、苦しい時間を過ごすこと
になる訳です。そのようなこと
が起きないよう厚労省の改善策
に期待したいと思います。
加齢で膝の軟骨がすり減って
痛む「変形性膝関節症」の、新
治療に向け東海大学の佐藤正人
教授(整形外科)の研究チーム
は、他人の軟骨細胞から作製し
たシートを移植して軟骨再生を
目指す臨床研究がスタートした
のは変形性膝関節症の患者さん
にとって大きな福音となること
でしょう。現在、変形性膝関節
症が重症になると人工関節置換
術となってしまいます。それで
も、動くようになり、正座もで
きるようになり、患者さんは喜
ぶことでしょう。しかし、人工
関節は、摩耗してくると再手術
しなければ、なりません。また
人工関節は、もともとの骨とな
じまない場合もあります。それ
が嫌な患者さんもいらっしゃる
ので、他人も細胞とは言え軟骨
細胞を使って、摩耗のことを余
考えずに、人体になじみやすい
子供の細胞シートを使うことで
それら欠点を補う治療であると
言えるでしょう。

佐藤さんは、砂糖好きで左党
であった。笑

 
 
 
 
 
 
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