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2017-11-22 00:15:27

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診療マル秘裏話    号外Vol.763 平成29年1月19日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)バイオレット光が近視進行(眼軸長伸長)を抑制
2)正月休みは、リバウンドや肥満悪化のリスクが高まる

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 バイオレット光が近視進行(眼軸長伸長)を抑制

 
 
 
 
 
 
慶應義塾大学 医学部眼科学
教室(坪田一男教授)、光生物学
研究室(主任研究員:栗原 俊英
特任講師)の鳥居 秀成特任助教
らは26日、ヒヨコを用いた動物
実験とヒトの臨床研究を通じて、
波長が,360~400nmの光(バイオ
レット光)が、近視進行(眼軸長
伸長)を抑制することを,世界で
初めて発見しました。

近視が,発症/進行する原因は
不明であり、現在、世界の近視
人口は増え続け、2050年には約
50億人にも上るという予測も、
報告されています。 これまで
屋外環境が近視進行を抑制でき
ることが複数の疫学研究や動物
実験から指摘されていましたが、
何が近視進行を抑制しているの
か、またはそのメカニズムにつ
いては、解明されていませんで
した。

今回研究グループは屋外環境
に豊富にあるバイオレット光に
着目し、実験近視モデルとして
確立しているヒヨコを用いて、
研究しました。その結果、バイ
オレット光を浴びたヒヨコの目
の近視進行を抑制する遺伝子と
して知られている「Early grow
th response 1(EGR1) 」が上昇
していることが分かり、バイオ
レット光が近視進行を抑制する
メカニズムとしてEGR1が関与し
ている可能性を、明らかにしま
した。

また、ヒトの臨床研究からも、
バイオレット光を透過するコン
タクトレンズを着用している人
の方が、透過しないコンタクト
レンズやメガネを着用している
人よりも眼軸長伸長が抑制され
ていることや、メガネを装着し
ていると近視が進行することが
示唆されました。

さらに、日常的に使用してい
るLED や蛍光灯などの照明には、
バイオレット光がほとんど含ま
れておらず、メガネやガラス等
の材質もバイオレット光をほと
んど通さない事が分かりました。
つまり現代社会においてバイオ
レット光の欠如が、近視人口の
増加に関係していると結論付け
ました。

ちなみにPCやスマートフォン
を使用していて、疲れ目の原因
になると言われる「ブルーライ
ト」の定義上、波長が380nm~5
00nmの光とされており、バイオ
レット光の波長の一部もこれに
含まれることになります。疲れ
と近視進行は、トレードオフの
関係にあるとも言えそうです。

子供の視力について解説してい

る動画です。この動画では解説

されていませんが、バイオレッ

ト光を浴びる外での遊びが重要

なのではないかと考えています。

 
 
 


 
 
 
菌糸が近視のため、よく見え
ない。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 正月休みは、リバウンドや肥満悪化のリスクが高まる

 
 
 
 
 
 
正月休みの過ごし方にも注意
が必要です。「家族が集まり、
お祝い気分の中でリラックスで
きる時期ですがその分ダラダラ
と生活が乱れリバウンドや肥満
悪化のリスクが高まりやすい」。
九州大学病院で、肥満改善プロ
グラムを指導している心療内科
特任講師、野崎剛弘さんはこう
語っています。

〈1〉 おせち料理、お餅などの
高カロリーにつながる食品
を用意しています。
〈2〉 テレビや雑誌を見たりし
ながらの「ながら食い」を
しやすい
〈3〉 寒いからと家に閉じこも
り運動不足になりやすい-など
が危険因子になります。

正月気分を食で味わうのは良
いのですが、なるべくカロリー
を減らす工夫も考えたい所です。

おせち料理は、作りすぎない
ようにしましょう。 魚介類や
肉類が多くなりがちです。料理
の3分の2は野菜料理にしましょ
う。きのこや海藻、こんにゃく
なども活用しましょう。

食べる順番も、なますや煮し
めなど野菜類を先にする(ベジ
ファースト)と、食べ過ぎ、血
糖値の急な上昇を抑えられます。

お餅は、市販の切り餅2個(
西日本に多い丸餅なら3個)で、
ご飯茶わん1杯分程度のカロリ
ーになります。食べやすいだけ
に、食べ過ぎには注意しましょ
う。 食べ方も、糖分が多いあ
んこ餅やきなこ餅より、野菜の
多いお雑煮にした方がヘルシー
だということです。

寒くても1日1回は、散歩でも
初詣でも出歩く習慣を持ちたい
ものです。「食事以外のことで、
お祝いを楽しむ方法も考えてほ
しい」と野崎さんは、言ってい
ます。

年末年始体重増加リセット法に

ついての動画です。

 
 


 
 
 
正月明けは、糖分は当分摂取
しない。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
ヒヨコを用いた動物実験とヒ
トの臨床研究を通じて、波長が,
360~400nm の光(バイオレット
光)が、近視進行(眼軸長伸長)
を抑制することを世界で初めて
発見したのは、素晴らしい業績
です。私も小学生、中学生の頃
屋内で受験勉強ばかりしていま
した。また近視になると眼鏡を
かけていました。 そのことが
益々近視の進行を促進するなん
て、全く考えたこともありませ
んでした。自分の子孫にはバイ
オレットをある程度浴びること
で、近視になって欲しくないと
いう思いがあります。
お正月休みで肥る原因がたく
さんあることを知ることができ
ました。研修医時代から非常に
忙しい年の瀬を送ってきたので、
正月ぐらいゆっくりしたいとい
う考えでおりましたが、正月こ
そ身体を動かして、活動的であ
る必要があることが良く理解で
きました。おせち料理はカロリ
ーが高いだけではなく、GI値も
非常に高い食品が多くなってい
ることが血糖値を押し上げてお
り肥満になりやすくなっていま
す。また保存食が多いので塩分
が非常に多い食事となっていま
す。これは、高血圧およびその
周辺疾患(脳卒中、心筋梗塞等)
を起こしやすくなります。患者
さんには、正月三が日以降は、
できるだけ元の食事に戻すこと
でバランスを保つようにお話し
しています。

正月三が日以降は、できるだ
け元の食事に戻す意向です。笑

 
 
 
 
 
 
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