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2017-10-29 00:13:29

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診療マル秘裏話  Vol.625 平成27年12月3日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
目次

1)前ガン細胞を排除する機能を、高める化学物質
2)未承認薬の治験に人道的見地から参加可の制度

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 前ガン細胞を排除する機能を、高める化学物質

 
 
 
 
 
 
 
体内でガン細胞に変化し得る
「前ガン細胞」を、周囲の正常
細胞が攻撃、排除する機能を高
めてくれる化学物質を北海道大
などの研究グループがイヌなど
の細胞を使った実験で、初めて
発見しました。 ガン予防薬の
開発に、つながる可能性があり
ます。12日までに英科学誌電子
版に発表しました。
北大遺伝子病制御研究所の
藤田恭之教授によると、イヌの
培養細胞を人為的に前ガン細胞
に変化させ、その周囲にある
正常細胞に約1万種の抗生物質
などを投与し、それぞれ効果を
調べていきました。
この結果、抗生物質を改造し
た化学物質「VC1―8」が
正常細胞への副作用が少なく、
前ガン細胞への攻撃力を高める
効果が、大きいことが分かりま
した。

免疫細胞の働きについて解説し

ている動画です。



 
 
 
高価な硬貨を効果的に使う。


 
 
 
 
 
 
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2】 未承認薬の治験に人道的見地から参加可の制度

 
 
 
 
 
 
 
厚生労働省は来年早々にも、
有効な治療法のないガンや難病
などの重篤な患者さん達が、未
承認薬の治験(臨床試験)に、
人道的見地から参加できる制度
を創設します。別の持病がある
など治験対象外の患者さんでも
参加でき、患者の経済的負担も
軽くすむ点が特徴です。 患者
さんは最先端の治療薬に回復の
望みを懸けることが可能になり
ます。

同省は年内に関係省令を改正
します。新制度の対象は、最終
段階の治験が行われている未承
認薬です。初期段階の治験で、
副作用に関する安全性や効果等
が一定程度確認されているため
です。

新制度では治験の情報を独立
行政法人「医薬品医療機器総合
機構」のホームページで原則的
に公開させます。現行の治験は、
製薬会社と担当医らしか知らな
いケースも多くなっています。
治験情報を入手した患者さん達
は、主治医を通じて参加希望を
伝え、主治医が担当医と協議し、
製薬会社が治験参加を判断する
という流れです。治験は、未承
認薬と偽薬を使って効果を比べ
るのが一般的ですが、人道的な
治験では偽薬を使わないことを
基本とします。

エボラ出血熱の治療薬としては、

未承認(インフルエンザは承認)

の薬アビガンの使用を条件付き

で認めるという、ニュース動画

です。SFTFにも使用を認めて

頂きたいものです。



 
 
 
産科の治験参加を目指す。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
体内でガン細胞に変化し得る
「前ガン細胞」を、周囲の正常
細胞が攻撃、排除する機能を高
めてくれる化学物質を発見した
のは、偉大な業績です。さらに
ガン予防薬の開発に、つながる
可能性を追及して頂きたいもの
です。
有効な治療法のない、ガンや
難病などの重篤な患者さん達が、
未承認薬の治験(臨床試験)に、
人道的見地から参加できる制度
を創設する運びとなったのは、
喜ばしい限りです。FDA では、
とうの昔に、このような制度が
作られていました。今からでも
遅くないので、頑張って、制度
を実りあるものとして頂きたい
と祈念する次第です。

制度の精度をためす。笑

 
 
 
 
 
 
 
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