最近の号外Vol.712メルマガ

2017-09-23 00:37:27

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診療マル秘裏話   号外Vol.712 平成28年11月20日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)2型糖尿病治療機器の臨床試験の結果を公表す
2)幻肢痛を,ロボット義手を使って和らげる事に成功

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 2型糖尿病治療機器の臨床試験の結果を公表す

 
 
 
 
 
 
熊本大学は10月26日、熊本発
の、2型糖尿病治療機器(温熱
微弱電流併用療法)の実用化に
向けた臨床試験の結果を公表し
ました。この治療機器は、同大
学大学院 生命科学研究部代謝
内科学分野の近藤 龍也講師、
荒木栄一教授らが、同大学薬学
部遺伝子機能応用学分野の甲斐
広文教授らと共に開発してきた
ものです。この研究は英国科学
誌「Nature」の姉妹誌、「Scie
ntific Reports」オンライン版
に発表されました。同治療機器
は、微弱電流(Mild Electrica
l Stimulation、MES)と温熱(
Heat Shock、HS)を同時に伝達
する特殊ゴムを介して、腹部に
直接刺激を与え、内臓脂肪減少
および血糖改善効果をもたらす
ものです。

2014年に「eBioMedicine」誌
に、臨床試験(1回60分を週4回
施行)で、肥満2型糖尿病男性
のHbA1c値を0.43%低下させる事
を報告しましたが、今回は男女
を問わず60人の肥満2型糖尿
病患者さんに対して、週2回、
週4回、週7回の3群(1回あ
たり60分施行は以前と同様)に
分け、12週間施行することによ
り、治療をどれくらいの頻度で
行うと最も効果があるのか、そ
の治療効果を判定しました。

 
その結果、施行頻度が高い程、
内臓脂肪減少効果及びHbA1c 値
の低下効果を認めました。また、
慢性炎症、脂肪肝マーカー(脂肪肝
の診断指標値)、腎機能および
脂質プロファイル(脂質に関連
する指標値)の改善を認めまし
た。さらに、この治療を、現在
糖尿病治療に最も多く用いられ
ているDPP-4 阻害薬と平行して
加えた場合、より強い血糖改善
効果を示したとしています。

これらから、MES+HS による熱
ショック応答経路(heat shock
response、HSR)活性化は糖尿
病治療の新たな選択肢となり得
ることが示されました。また、
この治療機器はベルト型の機器
を身体に装着するだけと、患者
さんに負担が少なく、運動療法
に類似した効果を期待できるた
め、過体重や高齢、四肢の障害
等により運動療法が困難な状況
においても適切な治療が可能と
なることが期待されると、研究
グループは述べています。

磁気治療器で、糖尿病の治療に

併用してはどうかと言っている

ものの紹介動画です。ご購入は

自己責任でお願いします。



 
 
 
早着して防弾キョッキを装着
した。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 幻肢痛を,ロボット義手を使って和らげる事に成功

 
 
 
 
 
 
事故などで手足を失った人が、
ないはずの体の一部に痛みを感
じる「幻肢痛」を、念じること
で動くロボット義手を使って和
らげることに成功したと、大阪
大などのチームが、27日付の英
科学誌に発表しました。

幻肢痛は、手足を切断したり、
神経が損傷して動かなくなった
りした人の多くが経験する痛み
で、激痛を伴うこともあります。
柳沢琢史・大阪大講師(脳神経
外科)は「新たな治療法につな
がる成果だ」としています。

チームは、手を握ったり開い
たりする動きを念じた際に出る
脳の信号を検知して実際に動く
義手を作製しました。これを動
かす訓練をすることで患者さん
10人の痛みがどう変化するか調
べました。

このニュースのニュース動画

です。



 
 
 
自己中の人が事故を起こす。


 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
2型糖尿病治療機器(温熱微
弱電流併用療法)の実用化に向
けた臨床試験の結果を公表し、
施行頻度が高い程、内臓脂肪減
少効果及びHbA1c 値の低下効果
を認め、慢性炎症、脂肪肝マーカー
(脂肪肝の診断指標値)、腎機
能及び脂質プロファイル(脂質
に関連する指標値)の改善を認
め、DPP-4 阻害薬と平行して加
えた場合より強い血糖改善効果
を示したのは、偉大な業績です。
この治療機器はベルト型の機器
を身体に装着するだけと、患者
さんに負担が少なく、運動療法
に類似した効果を期待できると
いうのも魅力的な治療と言える
でしょう。最近この機器を治療
に使ってもいいか?という患者
さんからの質問がありました。
副作用がないなら、使っても差
し支えないのではとお答えして
おきました。
事故などで手足を失った人が、
ないはずの体の一部に痛みを感
じる「幻肢痛」を、念じること
で動くロボット義手を使って和
らげることに成功したのは偉大
な業績です。以前、バーチャル
リアリティーや鏡を使って無い
はずの身体の一部があるように
錯覚させるということを、過去
のメルマガに書きましたが今回
ロボット義手で、ほんとに手足
があるかのように動かすことで、
幻肢痛が和らいだ訳ですから、
これにまさる錯覚はないと私は
考えています。バーチャルリア
リティーや鏡ではあくまで錯覚
で失われた手足の機能を本当に
あるが如く代行することはでき
ませんでした。本当に素晴らし
いと言う他、ありません。

幻肢痛を和らげる義手の原資
を探る。笑

 
 
 
 
 
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藤田 亨
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