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2017-09-20 00:34:29

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診療マル秘裏話   号外Vol.709 平成28年11月17日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)乾癬患者を取り巻く医療環境に関する意識調査
2)若年者が精神疾患となり、労災認定された事案

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
 
1】 乾癬患者を取り巻く医療環境に関する意識調査

 
 
 
 
 
 
 
10月29日の世界乾癬デーを前
に日本イーライリリー株式会社
と鳥居薬品株式会社は共同で、
中等症・重症の尋常性乾癬患者
さん144名と治療医159名を対象
に患者さんを取り巻く医療環境
に関する意識調査を実施しまし
た。調査を通して、医師と患者
さんの間で共通する部分、大き
く異なる部分が明らかになりま
した。

治療目標について、「本当は
達成したい治療目標」に、患者
さんの半数が「皮膚病変の完全
な消失」を挙げたのに対し、同
じ目標を挙げた医師は1割にと
どまりました。また、患者さん
の多くは「これ以上はよくなら
ない」と治療をあきらめており
治療目標を医師に伝えていない
ことが分かりました。

また、治療満足度とコミュニ
ケーションについては、医師は
患者さんの6割が「治療に満足
している」と思っていますが、
患者さんで同様の回答したのは
33%にとどまりました。 患者
さん、医師ともに、治療に不満
を抱く理由で多かったのが、「
治療効果不足」でした。そして、
患者さんの多くは治療や疾患に
関連する日常の悩みについて、
「相談しても治療が変わらない」
と回答しました。

今回の調査対象は、医師は「
尋常性乾癬患者を月に10人以上
診療している皮膚科医」、患者
さんは、「定期的に医療機関に
通院している罹病歴が2年以上
の中等症・重症患者(一部対象
外あり)」さんで、一般的には
意欲の高い医師、患者さんと考
えられます。

にもかかわらず、患者さんの
34%が、「尋常性乾癬は伝染し
ない病気である」という認識が
「無い」ことや、治療目標に大
きなギャップがあることに対し、
「驚きを禁じ得ない」と監修し
た東京医科大学皮膚科教授の大
久保ゆかり氏は、都内で行われ
たプレスセミナーで語りました。
「よりプライマリに近かったり、
生物学的製剤承認施設が近くに
ない地域のコミュニケーション
ギャップはより大きいと考えて
もおかしくはない」(大久保氏
談)

生物学的製剤が治療の選択肢
となってから6年。社会の乾癬
に対する、認知向上と並んで、
医師と患者さんのコミュニケー
ションギャップの解消が急務で
す。

世界乾癬デーのPV動画です。



 
 
 
乾癬の患者さんがスポーツを
観戦した。

 
 
 
 
 
 
 
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2】 若年者が精神疾患となり、労災認定された事案

 
 
 
 
 
 
長時間労働やパワハラなどで
精神疾患となり、労災認定され
た事案の発症時の平均年齢は39
.0歳、年代別では30代が最多だ
ったことが分かりました。心筋
梗塞など脳・心臓疾患の、労災
事案では発症時の平均が49.3歳、
最多は50代でした。厚生労働省
が10月25日、過労死遺族らで、
構成する協議会に資料を示しま
した。

過労自殺の原因となる、精神
疾患の方が、過労死につながる
脳・心臓疾患よりも若い世代に
多い傾向で、機構の報告書は「
若年労働者の、メンタルヘルス
対策の重要性が示唆されました。
脳・心臓疾患の死亡例も日本人
の平均寿命より若くして亡くな
っている」と指摘しました。

介護職員の精神疾患の労災認定

についての動画です。介護職員

は、若年者でないと勤まらない

と言われています。



 
 
家老が過労死する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
調査を通して、医師と患者
さんの間で共通する部分、大き
く異なる部分が明らかになった
のは素晴らしいことだと考えて
います。自己免疫性疾患である
と分かっていても、患者さんの
中々治療の効果がでない事に対
するイライラは、相当なものだ
と思われます。そのように患者
さんの心情を斟酌することが、
患者さんの信頼を得るための第
一歩であると私は考えています。
患者さんの立場に立てない医師
は、やがて淘汰されていく可能
性が高くなります。話は変わり
ますが、乾癬という病気の改善
には、生活習慣の改善が必須で
す。しかし残念ながら生活習慣
の改善を患者さんに、きっちり
説明できている医師はほとんど
いません。特に食生活の改善は、
必要不可欠と言えるのでぜひ、
患者さんに説明をお願いしたい
と思います。
長時間労働やパワハラなどで
精神疾患となり、労災認定され
た事案の発症時の平均年齢は39
.0歳、年代別では30代が最多だ
ったというのは、ショッキング
な事実です。いわゆる中堅の人
達は、10代、20代の若い人たち
と較べて、仕事に慣れないとい
う言い訳ができないせいかもし
れません。また中間管理職につ
いている人が多く、部下からは、
突き上げられ、上司から叱られ
る事が多いせいかもしれません。
ただここ数年ブラック企業とい
う企業が大半を占め社員や派遣
の従業員をこき使う風潮がある
のは、事実でしょう。 先月も
広告代理店である電通で、社員
が自殺するという事件がありま
した。 こうした悲劇が繰り返
されないよう行政が対策を進め
て頂くことを切に希望したいと
思います。

官吏が管理職につく。笑

 
 
 
 
 
 
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