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2017-08-26 00:29:58

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診療マル秘裏話   号外Vol.688 平成28年10月23日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)糖類の取りすぎは肥満や虫歯のリスクを高める
2)ガン検診の都道府県が実施する事後評価で不備

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 糖類の取りすぎは肥満や虫歯のリスクを高める

 
 
 
 
 
 
 
食欲の秋。甘いものについ手
が伸びてしまいます。加工食品
や調味料にも糖類が含まれてお
り、知らないうちにかなりの量
を取っている可能性があります。

糖類の取りすぎは肥満や虫歯
のリスクを高めるとして、世界
保健機関(WHO)は、1日の
糖類摂取量をエネルギー総摂取
量の10%未満、さらに健康に
なりたいなら5%まで減らす事
を勧めています。5%の目安は
約25グラム、ティースプーン
(小さじ)6杯程度。ここでい
う糖類は、食品や飲料に加えら
れた糖類やハチミツ、シロップ
に含まれるもので、野菜や果物、
牛乳に含まれている糖類は除き
ます。

そもそも糖類とは何か。炭水
化物から消化しにくい食物繊維
を除いたものが糖質で、糖質の
一部が糖類です。糖類には、ブ
ドウ糖や果糖などの単糖類と、
ブドウ糖と果糖でできた砂糖(
ショ糖)など単糖類二つからな
る二糖類が含まれます。

WHOによれば、糖類は炭酸
飲料1缶に40グラム、大さじ
1杯のケチャップに4グラム含
まれるものもあるそうです。甘
くないソーセージ等の加工食品
にも含まれることがあり、知ら
ずに取っています。摂取量を減
らすコツを名古屋経済大の堀尾
拓之教授に聞くと、「甘い飲料
やお菓子を減らす。目の前にあ
ると手が伸びるので買い置きを
しない。のどが渇いた時の清涼
飲料水も注意。水かお茶にする。
甘いものが欲しい時は、季節の
果物を少し食べるといい。調味
料のかけすぎにも注意」という
ことです。

東京都医学総合研究所の平井
志伸研究員は、過剰な糖類の脳
への影響をマウスで研究してい
ます。平井さんによると、血液
中の余分な糖類は、脂肪に変わ
って肥満の原因になる他、血糖
値の乱高下(血糖値スパイク)
を起こす可能性や、糖類の代謝
によるビタミンや、ミネラルの
消費で疲労感や気分の落ち込み
が、起こる可能性もあります。
過剰な糖類は、蛋白質と結びつ
き、その働きを阻害することも
あります。「蛋白質は、脳の中
でも重要な働きをするので、脳
の働きにも影響する可能性があ
る」と話しています。甘いパン
やジュースで食事をすまさず、
ごはんにみそ汁、おかずといっ
た和食を見直してほしいという
ことです。

砂糖をやめただけで生活が激変

した例を集めた動画です。



 
当室で糖質を摂取する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 ガン検診の都道府県が実施する事後評価で不備

 
 
 
 
 
 
総務省は、30日、ガン検診の
精度を保つため都道府県が実施
する事後評価について、17都道
府県を抽出して2012~14年度の
状況を調査したところ、7道県
で不備が見つかったと発表しま
した。北海道は評価自体をして
おらず、精度の低下を防げなか
った疑いがあるということです。
青森、埼玉、愛媛、福岡、長崎
は主な四つの評価項目の一部が
未実施でした。香川は望ましい
とされる毎年度の評価をしてい
ませんでした。

総務省は、「ガン検診の質が
十分に確保されていない状況が
みられる」として所管する厚生
労働省に改善を勧告しました。

ガン検診の広報動画です。



 
官僚が仕事を完了する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
 
糖類の取りすぎは肥満や虫歯
のリスクを高めるとして、世界
保健機関(WHO)は、1日の
糖類摂取量をエネルギー総摂取
量の10%未満、さらに健康に
なりたいなら5%まで減らす事
を勧めているということは知り
ませんでした。しかし糖化反応
は、非常に老化に関係するので、
自主的に糖質をカットする食事
をしており、主食の雑穀米を食
べるのは、朝食だけです。糖質
制限が身体に良いことが分かっ
て以来、外食産業で、主食のご
はんを残す人が多くなり困って
いるそうです。糖質制限のメニ
ューを取り入れて、食べたくな
い人には、ライス等の主食を付
けないようにすれば、ムダが少
なくなると思います。
ガン検診の精度を保つため都
道府県が実施する事後評価につ
いて、7道県で不備が見つかっ
たのは、非常に残念なことだと
私は、考えています。ガン治療
は、早期発見、早期治療が原則
です。それは、治療法によって
変わることがありません。最初
の診断の所で、項目を行わない
などの不備があるなら、ガンの
検診自体の存在意義にも関わり
ます。早急に是正措置をとって
頂かないと困ります。 欧米の
ガンの死亡率が低下しているの
は、検診の発達と一般人の意識
が変わったことによるという事
のようです。ガン検診に行かな
い無関心な人がいる一方、この
ような役人の杜撰なやり方につ
いて不満があるから行かないと
いう様になった場合、益々欧米
とガン治療の成果の差がでる様
な気がしてなりません。

定価が低下する。笑

 
 
 
 
 
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