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2017-08-05 00:54:36

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診療マル秘裏話   号外Vol.670 平成28年10月2日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
目次

1)抗血小板剤の服薬をアシストする服薬支援容器
2)他人のiPS 細胞由来網膜細胞を難病患者に移植

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 抗血小板剤の服薬をアシストする服薬支援容器

 
 
 
 
大塚製薬株式会社と日本電気
株式会社(NEC )は9月7日、脳
梗塞再発抑制薬である抗血小板
剤の服薬を、アシストする服薬
支援容器の共同開発に合意した
と発表しました。
脳梗塞の再発抑制のためには、
抗血小板剤の毎日の服薬が重要
ですが、脳梗塞の患者は「うっ
かり忘れ」や「自己判断で中止」
等により、その服薬率は半年で
約5割まで低下するという報告
もありました。
今回共同開発する容器は、この
ような服薬継続の課題を解消す
るため、服薬時間帯になると、
LED が自動で点滅して患者さん
に通知します。また、錠剤取り
出しを検知して、服薬した日時
を容器のメモリーに自動で保存
し、スマートフォンやタブレッ
ト端末等に送信するIoT(Inter
net of Things :モノのインタ
ーネット)機能を有していると
いうことです。
これにより、患者自身だけで
なく、家族が服薬状況を把握で
きるほか、薬剤師が残薬管理・
服薬指導に活用することも可能
としています。
両社は、大塚製薬が抗血小板剤
の研究開発・販売を通じて、脳
梗塞の患者さんを支援してきた
経験と、NEC が長年培った超小
型実装技術、センシング技術、
人間中心設計を、活用した容器
設計等を組み合わせ、服薬支援
容器の開発を進めていきたいと
しています。

服薬支援ロボットについての

動画です。



 
 
陽気に妖気を漂わせて、容器
を開封した。笑

 
 
 
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2】 他人のiPS 細胞由来網膜細胞を難病患者に移植

 
 
 
 
京都大が備蓄する他人のiP
S細胞(人工多能性幹細胞)か
ら作った網膜の細胞を目の難病
患者に移植する、世界初の臨床
研究計画で、国が認定する有識
者委員会の初の審査会合が8日、
大阪大で開かれました。

 
同委員会は患者さんに対する
説明文書の修正を求める条件を
つけたうえで、計画をおおむね
承認しました。

臨床研究は、神戸市立医療セ
ンター中央市民病院や、理化学
研究所など4機関が計画してい
ます。

このニュースのニュース動画

です。



 
 
終生、和歌の修正に費やした。


 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
脳梗塞再発抑制薬である抗血
小板剤の服薬を、アシストする
服薬支援容器の共同開発に合意
したのは、喜ばしい限りです。
脳梗塞の再発抑制のためには、
抗血小板剤の毎日の服薬が重要
ですが、脳梗塞の患者は「うっ
かり忘れ」や「自己判断で中止」
等により、その服薬率は半年で
約5割まで低下するという報告
があるということなので、飲み
忘れと自己中止を防止しないと
脳梗塞は、再発のリスクが上昇
します。 服薬時間帯になると、
LED が自動で点滅して患者さん
に通知したり、錠剤取り出しを
検知したりして、服薬した日時
を容器のメモリーに自動で保存
し、スマートフォンやタブレッ
ト端末等に送信するIoT(Inter
net of Things :モノのインタ
ーネット)機能を有していると
いう優れものですので、痒い所
に手が届く様なサービスが期待
できそうです。
京都大が備蓄する他人のiP
S細胞(人工多能性幹細胞)か
ら作った網膜の細胞を目の難病
患者に移植する、世界初の臨床
研究計画は、国が認定する有識
者委員会の初の審査会合で患者
さんに対する説明文書の修正を
求める条件をつけたうえで計画
をおおむね承認したのは大きな
転換点と言えるでしょう。今迄
実施された臨床計画では、自分
のiPS細胞を用いていました
が、コスト面と分化誘導にかか
る時間で膨大な負担ということ
で、他人のiPS細胞(人工多
能性幹細胞)を使う方針が決定
したからです。この流れは,iPS
細胞だけではなく、他の幹細胞
移植でも、特殊な手法を用いて
拒絶反応を起こさないようにす
る技術が開発されているために
起きていると推測しています。

砲身を見て、放心して方針を
誤る。笑

 
 
 
 
 
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