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2017-07-24 00:12:24

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診療マル秘裏話   号外Vol.659 平成28年9月19日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)人細胞内糖運搬蛋白質に荷札をつけ動きを観察
2)従来機種よりも処理能力向上の尿自動分析装置

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 人細胞内糖運搬蛋白質に荷札をつけ動きを観察

 
 
 
 
ヒトの細胞内で、糖を運ぶ
蛋白質に、「荷札」をつけて動
きを観察することに大阪大など
の研究チームが成功しました。
この蛋白質に、くっつく物質に
異常があると、本来の働きをせ
ず、糖尿病の一因となっている
可能性があるということです。
23日、科学誌ネイチャー・ケ
ミカル・バイオロジーに発表し
ました。

血液中のブドウ糖を細胞内に
取り込んで血糖値を下げる役割
をしている蛋白質の一つは、イ
ンスリンがあると細胞の表面に
移動して働きます。この働きが
うまくいかないと、2型糖尿病
の一因になると考えられていま
す。

研究チームは、この蛋白質が
どこにいるか色素を光らせて示
す荷札のような分子を開発し、
動きを調べました。この蛋白質
にくっつく「糖鎖」という物質
に異常があると、蛋白質は細胞
の表面に移動して荷札を受け取
ると、とどまらずにすぐに細胞
内に戻っていました。

大阪大の菊地和也教授(応用
化学)は「蛋白質が短時間だけ
細胞表面にいたことを示すのは
難しかった。この方法なら他の
蛋白質でも調べられる」と話し
ています。

一般的に考えられている糖尿病

の原因と症状についての動画

です。



 
 
医道の道社に移動する。笑

 
 
 
 
 
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2】 従来機種よりも処理能力向上の尿自動分析装置

 
 
 
 
栄研化学はこのほど、尿自動
分析装置「US-1200」を
発売しました。 小型サイズの
製品で従来機種よりも処理能力
を向上させています。5年後に
国内で800台の設置を目指し
ています。

尿試験紙の変化をカラーCM
OSセンサーを用いて光学的に
読み取る独自技術を、活用した
装置です。 小松電子(石川県
小松市)が製造します。尿蛋白
質/クレアチニン比、アルブミ
ン/クレアチニン比が測定可能
な同社の尿試験紙に対応してお
り、慢性腎臓病や高血圧患者の
高リスク群とされる尿中アルブ
ミンの測定など幅広いスクリー
ニングに用います。

小型・軽量で持ち運び可能な
尿自動分析装置「US-100
0」の後継機として開発しまし
た。US-1000よりもサイ
ズがさらにコンパクトになると
ともに、処理能力も従来の処理
能力180検体/時間から48
0検体/時間と大幅に向上して
います。価格は68万円(税別)
だそうです。

尿検査についての動画です。



 
 
 
工場で行われた、荒城の月の
演奏が向上する。笑

 
 
 
 
 
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編集後記

 
ヒトの細胞内で、糖を運ぶ
蛋白質に、「荷札」をつけて動
きを観察することに成功したの
は、素晴らしい業績と言えまし
ょう。他の蛋白質でも短時間だ
け細胞表面にいたことを示す事
ができるそうですから応用範囲
は、広いのではないかと私は、
考えています。この蛋白質にく
っつく「糖鎖」という物質に、
異常があると、蛋白質は細胞の
表面に移動して荷札を受け取る
と、とどまらずにすぐに細胞内
に戻ってしまい、血糖値が下が
らない訳ですから、糖鎖の異常
を改善するようにすれば、蛋白
質の働きも改善して、血糖値が
下がるのではないかと期待して
います。
慢性腎臓病や、高血圧患者の
高リスク群とされる尿中アルブ
ミンの測定は非常に重要です。
尿の定性検査でみて、明らかに
蛋白尿が下りている患者さんで
は、尿中微量アルブミンを測定
する意味は、ありませんが定性
検査で蛋白陰性の患者さんでは、
尿中微量アルブミンが出ていた
場合、いち早く腎臓の異常を、
検知できるというメリットがあ
ります。ただ惜しむらくは保険
が3か月に一回しか認められな
いということです。

鼻梁に微量の粉末が付く。笑

 
 
 
 
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