最近の号外Vol.638メルマガ

  1. Home
  2. 最近の号外Vol.638メルマガ

2017-06-29 00:03:22

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白·美肌ブログランキングへ

 
 
 
診療マル秘裏話   号外Vol.638 平成28年8月27日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)臭いを感じる度合いの調整のための神経メカニズム
2)老化細胞を取り除くと肺組織が若返る事を証明

 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 臭いを感じる度合いの調整のための神経メカニズム

 
 
 
 
 
 
奈良県立医科大学や英マンチ
ェスター大学ガン科学研究所など
の国際研究グループは、臭いを
感じる度合い調整のための神経
メカニズムを世界で初めて発見
することに成功しました。「5
T4」と呼ばれる細胞膜蛋白質
がキー分子として神経細胞同士
の接続に重要な機能を果たして
いました。特定の香料の効果を
対象に研究する実験動物の作出
や、加齢による嗅覚機能低下の
新たな予防技術への発展が見込
まれます。

研究グループはマウスを用い
て、脳の臭い情報の処理を担う
組織の嗅球にある神経細胞「5
T4遺伝子が発現している嗅球
介在ニューロン (5T4顆粒
細胞)」に着目しました。この
種類の顆粒細胞は多数存在しま
すが、その理由が未解明のまま
でした。そこで細胞の膜蛋白質
5T4の神経細胞の機能解明に
向け、5T4産生遺伝子の機能
を欠損した5T4ノックアウト
(KO)マウスを作出し、臭い
に関する行動実験や組織の解析
を実施しました。

KOマウスは、通常のマウス
に比べ、臭いを感じる度合いが
100倍低下し、薄い濃度の臭
いが分からなくなり、臭いをか
ぎ分ける能力も異常になってい
ることが分かりました。 また
組織の解析により、通常マウス
には存在する神経細胞の「樹状
突起の枝分かれ」が減少し、他
の神経細胞との接続が減少して
いました。樹状突起の枝分かれ
は、神経細胞同士の接続、情報
伝達に深くかかわっています。

成果は3日(米東部時間)、
米科学誌「ジャーナル・オブ・
ニューロサイエンス」電子版に
掲載されました。

眼球運動をアロマで速攻改善し

た動画です。



 
加齢による、華麗な嗅覚機能
低下をノックアウトマウスに認
めた。笑

 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
2】 老化細胞を取り除くと肺組織が若返る事を証明

 
 
 
 
 
 
加齢で増殖しなくなった老化
細胞を取り除くと肺組織が「若
返る」事を、国立長寿医療研究
センター(長寿研)などの研究
チームがマウスの実験で確かめ
ました。老化細胞が腎臓や心臓
の老化の原因との報告は、あり
ますが、肺で影響が確認された
のは初めてということです。米
医学誌に4日、発表しました。

加齢とともに老化細胞がたま
ると、炎症や発ガンを促す物質
が出て、周りの細胞を傷つけ、
病気につながると考えられてい
ます。肺は加齢により組織が伸
び縮みする力が、弱まり呼吸が
しづらくなりますが、老化細胞
との関係は不明でした。

研究チームは老化細胞にだけ
毒素が効くマウスを遺伝子操作
でつくり、生後12カ月のマウ
スに毒素を注射して老化細胞を
ほぼ完全に除去したところ、肺
組織の機能が回復していました。

高齢者に多い慢性閉塞(へい
そく)性肺疾患(COPD)は
たばこの煙などで、炎症が起き
て肺の細胞が壊れますが、老化
細胞が促進している可能性があ
り、予防や治療法の研究に役立
つとしています。

長寿研の杉本昌隆免疫研究室
長は「肺でも老化が病気を起こ
しやすい状況をつくっていると
わかった。老化細胞を標的にし
た薬の開発につながると期待で
きる」と話しています。

細胞の老化を食い止める方法に

ついて解説している動画です。



 
 
捜査で遺伝子操作技術を使う。


 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 
 
臭いを感じる度合い調整のた
めの神経メカニズムを世界で初
めて発見することに成功したの
は、偉大な業績です。 特定の
香料の効果を対象に、研究する
実験動物の作出や、加齢による
嗅覚機能低下の新たな予防技術
への発展に結びつけて欲しい物
です。細胞の膜蛋白質5T4の
神経細胞の機能解明に向け、5
T4産生遺伝子の機能を欠損し
た5T4ノックアウト(KO)
マウスを作出し、臭いに関する
行動実験や組織の解析を実施し
た所、ノックアウトマウスが臭
いを感じる度合いが、100倍
低下し、薄い濃度の臭いが分か
らなくなり、臭いをかぎ分ける
能力も異常になっていることが
分かったなんて、本当に瓢箪か
ら駒というべき発見でしょう。
加齢で増殖しなくなった老化
細胞を取り除くと肺組織が「若
返る」事をマウスの実験で確か
めたのは、画期的な発見と言え
ましょう。 高齢者に多い慢性
閉塞(へいそく)性肺疾患(C
OPD)はたばこの煙などで、
炎症が起きて肺の細胞が壊れま
すが、老化細胞が促進している
可能性があり、予防や治療法の
研究に役立て頂きたいものです。
現在、COPDは、対症療法しかな
く、対症療法の際たるものは、
在宅酸素療法です。確実な治療
法や、予防法を開発して頂けれ
ば幸いです。

定価が低下することを望む。


 
 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。