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2017-06-27 01:21:36

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診療マル秘裏話   号外Vol.636 平成28年8月24日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)マイクロ波を活用した外科手術用エネルギーデバイス
2)医療系ベンチャー企業向けの新制度を導入する方針

 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 マイクロ波を活用した外科手術用エネルギーデバイス

 
 
 
 
 
 
日機装は7月28日、マイクロ
波を活用した外科手術用エネル
ギーデバイス「アクロサージ」
を製品化したと発表しました。
マイクロ波を使用したハサミ型
やピンセット型デバイスは世界
初となります。8月から国内6
医療機関で、約30症例の臨床
試用を開始します。来年1月か
ら発売し、5年後に国内外で50
億円の売り上げを目指します。

滋賀医科大学バイオメディカ
ル・イノベーションセンターの
谷徹特任教授が開発した、日本
発の、高効率マイクロ波技術を
応用して製品化しました。

外科手術用エネルギーデバイ
スで、生体組織の剥離、凝固、
止血、脈管シーリング等の一連
の手術操作ができます。 マイ
クロ波を用いることで、バイポ
ーラ電気メスや超音波メスなど
既存のエネルギーデバイスに比
べて優れた止血能力を有してい
ます。 これらの特徴から手術
時間の短縮につながると期待さ
れています。 小柄な日本人、
女性にも使いやすい軽量・形状
に仕上げています。

同製品はマイクロ波ジェネレ
ーター、ハサミ型やピンセット
型のディスポーザブルデバイス
で構成されます。

日機装は、メディカル事業で
人工膵臓を国内販売しています。
近年、人工膵臓は、外科領域や
急性期医療における血糖管理に
使用されています。アクロサー
ジの国内販売も人工膵臓で培っ
た外科・急性期分野の販売網を
活用するなど、事業面での相乗
効果を狙っています。

同日開催された会見で、日機
装の甲斐敏彦社長は「メディカ
ル事業で主力の透析関連以外の
新規事業を育成することが当社
の課題だった。アクロサージに
よって外科分野で事業を伸ばし
ていきたい」と述べました。同
社は2021年にもアクロサー
ジの海外市場投入を計画してい
ます。

血が出ないアクロサージ使用の

様子です。



 
 
 
 
臨床仕様は研究者の使用経験
に基づく。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 医療系ベンチャー企業向けの新制度を導入する方針

 
 
 
 
 
厚生労働省は、医療系ベン
チャー企業向けの優遇税制や、
薬価の加算などの新制度を導入
する方針を固めました。厚労相
の私的懇談会が29日に提出し
た報告書に盛り込まれた。新し
い薬や医療機器の恩恵を今後も
受けるには、国内ベンチャーの
育成が、欠かせないと判断しま
した。

報告書は、安い後発薬が普及
し市場が縮小する中で新薬開発
を続けるには、従来型の企業だ
けでは限界があり、ベンチャー
の開発力や機動力が必要と指摘
しました。米国では新薬の半数
をベンチャー由来の素材が占め
る一方、日本では厳しい規制や
制度が資金難のベンチャーには
障壁で、大学などにある優れた
素材も十分生かせていないとし
ています。

そこで厚労省は、ベンチャー
支援を強化するため、特許など
知財を保有する会社の減税
▽研究開発を高く評価する薬価
制度
▽薬の審査の迅速化、等の導入
を検討します。規制部門の職員
らをベンチャーや金融機関に出
向させ、人材やノウハウの交流
も進めます。

新税制など、は政府内の調整
も必要なため、厚労省はベンチ
ャー支援専門部署を来年度にも
省内に設けます。薬価などを決
める中央社会保険医療協議会に
作業班の設置を提案する方針だ
そうです。

懇談会の座長を務めた、経営
コンサルタントの本荘修二・本
荘事務所代表は「日本のベンチ
ャーは米国に比べればわずかだ
が、薬のタネは宝の山でもった
いない。花を咲かせることがで
きれば、経済のためにも、患者
のためにもなる」と話しました。

難病に挑む大学発ベンチャーに

ついての動画です。



 
 
狂歌の添削を強化する。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
マイクロ波を使用したハサミ
型やピンセット型デバイスは、
世界初というだけではなくマイ
クロ波を用いることで、バイポ
ーラ電気メスや超音波メスなど
既存のエネルギーデバイスに比
べて優れた止血能力を有してい
るというのは、外科の先生にと
っては、垂涎の機械ではないで
しょうか?小柄な日本人、女性
にも使いやすい軽量・形状に、
仕上げているというのも心にく
い限りです。2021年にもア
クロサージの海外市場投入が行
われれば、外国人の外科の医師
は、又一つ精緻な日本の技術に
驚くことでしょう。
医療系ベンチャー企業向けの
優遇税制や、薬価の加算などの
新制度を導入する方針を固めた
のは素晴らしいことです。米国
では、当たり前のことでも日本
では、まだまだ、その水準に達
していないのではないでしょう
か?その結果、米国のベンチャ
ー企業が作った薬を日本の製薬
メーカーが高値で、権利を買い
取るということが、後を絶ちま
せん。ぜひ国産の医療ベンチャ
ーで作った薬を使う様にして頂
きたいと考えております。

起業でベンチャー企業の力を
借りる。笑

 
 
 
 
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