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2017-06-23 03:53:25

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診療マル秘裏話   号外Vol.633 平成28年8月21日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)長時間テレビ視聴が肺塞栓症死亡リスク 増加と関連
2)睡眠時間が短い中高生はうつ病になるリスク大

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 長時間テレビ視聴が肺塞栓症死亡リスク 増加と関連

 
 
 
 
 
 
 
大阪大学は7月27日、長時間
のテレビ視聴が肺塞栓症の死亡
リスクの増加と関連することを
世界で初めて解明したと発表し
ました。研究は、同大学大学院
医学系研究科 社会医学講座(
公衆衛生学)の磯博康教授らの
研究グループによるものです。
研究成果は、米国心臓病学会の
学術雑誌「Circulation 」オン
ライン版に7月26日付けで公開
されました。
肺塞栓症の発症率は、日本で
は欧米に比べて低いとされてい
ますが、近年は増加していると
の報告があります。日本では、
体を動かさない生活習慣が広が
ってきておりこれが増加の一因
となっている可能性があります。
長時間の座位でのパーソナルコ
ンピュータの使用後に肺塞栓症
で死亡した例の報告もあります。
しかし、これまで社会の集団の
中で、長時間のテレビ視聴と肺
塞栓症発症の関連を定量的に、
調査した研究は、ありませんで
した。研究では、JACC研究(Ja
pan Collaborative Cohort Stu
dy)の参加者のうち、1988年か
ら1990年に日本全国45地域の40
~79歳の8万6,024人を対象にア
ンケート調査を行い、1日あた
りの平均テレビ視聴時間のほか
生活習慣に関する情報を収集し
ました。その後、およそ20年間
にわたって参加者の死亡状況を
追跡し、2009年末までで59人の
肺塞栓症による死亡を確認しま
した。
これらのデータを解析したと
ころ、テレビ視聴時間が1日あ
たり2.5 時間未満の人に比べて、
2.5~4.9時間の人では肺塞栓症
による死亡リスクが1.7倍、5時
間以上では2.5 倍になることが
分かりました。テレビ視聴時間
2時間につき、40%の肺塞栓症
死亡リスクの増加も認められま
した。これらの関連は、参加者
の生活習慣や健康状況を統計学
的に考慮した後の数値です。肺
塞栓症死亡リスクの増加は、テ
レビを見ているときに足を動か
していないことが主な原因であ
ると考えられます。 塞栓症の
予防にはエコノミークラス症候
群と同様の方法が推奨され、長
時間にわたってテレビ視聴など
の足を動かさない状況が続く時
は、1時間に1回は立って、5分
程度歩いたり、ふくらはぎをマ
ッサージしたりするとよいそう
です。
今回の研究で解析されたデー
タは、昨今のようにパーソナル
コンピュータやスマートフォン、
タブレット端末の利用が盛んに
なる前のものであり、今後は、
これらの新しいテクノロジーの
利用状況や肺塞栓症との関連の
調査も必要であると、研究グル
ープは述べています。

静脈血栓塞栓症について解説し

ている動画です。



 
 
市長がニュースを視聴する。


 
 
 
 
 
 
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2】 睡眠時間が短い中高生はうつ病になるリスク大

 
 
 
 
 
 
睡眠時間が短い中高生はうつ
病になるリスクが、高まるとの
調査結果を東京大や高知大のチ
ームが、29日付の国際科学誌に
発表しました。リスクを最小に
するには、男子の場合8時間半
以上の睡眠を取ることが望まし
いとしています。 女子はどの
睡眠時間でもうつや不安の症状
を示す生徒が比較的多かった事
から、推奨時間を示すにはさら
なる検討が必要としています。

チームは、高知県、三重県の
中高生の男女を対象に、平日の
睡眠時間を調査しました。心配
事があってよく眠れないことが
あるかどうかや、自信を失った
ことがあったかどうか等12項目
の質問に答えてもらい、分析し
ました。

うつ病の人の睡眠障害について

解説している動画です。



 
 
水晶の質の向上を推奨する。


 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
長時間のテレビ視聴が肺塞栓
症の死亡リスクの増加と関連す
ることを世界で初めて解明した
というのは、偉大な業績です。
肺塞栓症の悲劇を繰り返さない
ためにも、この警鐘を啓蒙して
頂きたいと思います。 テレビ
を見て動かない生活習慣が根付
かないよう、祈るばかりです。
仮に身体全体は、動かなくても、
足だけは動かすようにしたい物
です。最近では、テレビを見て
動かないより、ポケモンGoをす
ることでできた歩きスマホなど
が原因の事故の方が問題のよう
な気がします。 今回の研究で
解析されたデータは、昨今のよ
うにパーソナルコンピュータや
スマートフォン、タブレット端
末の利用が盛んになる前のもの
であるので、今後は、これらの
新しいテクノロジーの利用状況
や、肺塞栓症との関連の調査も
必要と言えそうです。
睡眠時間が短い中高生はうつ
病になるリスクが、高まるとい
うことは、由々しき問題である
と私は、考えています。将来あ
る中高生たちが、睡眠時間が短
いためにうつ病にかかり、前途
ある将来が台無しになってしま
わないかと危惧しています。あ
まつさえ、先の参議院議員選挙
から18歳以上は、選挙権が得ら
れ、色々思い悩むことが増えた
と私は、考えています。うつ病
になった、あるいは、なりかけ
たという段階であれば、治療は
有効ですが、自殺企図まで行っ
てしまうと大きな国家損失では
ないかと憂いております。若い
のに、睡眠時間を削ったせいで
自殺に追い込まれることだけは、
避けて頂きたいものです。寝る
子は、育つというのは本当だと
私は、思います。

旅行の帰途、自殺企図が消失
した。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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