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2017-04-30 08:26:19

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診療マル秘裏話 Vol.599 平成27年6月4日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)歯科医療と健康の関連を示す、研究成果
2)子宮頸ガンを切除の腹腔鏡下子宮全摘手術

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 歯科医療と健康の関連を示す、研究成果

 
 
 
 
 
 
 
歯や口をきれいに保つことは
全身の健康につながることを知
ってもらおうと、日本歯科医師
会は歯科医療と健康の関連を示
す研究成果を集めた冊子を作り、
同会のホームページに公開しま
した。

この冊子は「健康長寿社会に
寄与する歯科医療・口腔保健の
エビデンス(根拠)」と考えら
れています。 医学研究で世界
最大の米国のデータベースを
活用し、歯科医療や口腔保健が
生活習慣病の改善などに効果が
あるか検証した1000以上の
質の高い研究論文を選んで分析
しました。

その結果、残った歯の数が多
い人ほど寿命が長くなることや、
歯周病の治療によって糖尿病の
患者さんの血糖コントロールに
効果がみられることが確認でき
ました。また、歯周病になると、
心筋梗塞などを誘発する冠動脈
疾患のリスクを高めることなど
も分かりました。

同会は、こうした内容を国の
施策に反映させ国民の健康増進
に貢献していきたい考えだそう
です。また、口腔保健の普及に
力を入れる世界保健機関(WH
O)も、近くホームページから
冊子の英訳版を読めるようにし
ます。

編集責任者を務めた、同会の
深井穫博(かくひろ)理事は、
「エビデンスをもとに各国が、
歯科医療に取り組み、社会的
弱者の擁護につなげてほしい」
と話しています。

歯科医療最前線についての

動画です。



 
用語の使い方で弱者の擁護。


 
 
 
 
 
 
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2】 子宮頸ガンを切除の腹腔鏡下子宮全摘手術

 
 
 
 
 
 
島根大付属病院(島根県出雲
市)は14日、開腹せず、小さ
な傷だけで子宮頸ガンを切除す
る腹腔鏡下子宮全摘手術に山陰
地方の医療機関で初めて成功し
た、と発表しました。

患者の負担は少ないものの、
執刀医の高い技量などが求めら
れ、現在は保険診療の対象外と
なっています。今後、保険適用
を目指し安全性、有効性を実証
していきたいと話しています。

産科婦人科の京哲教授(54)
らのチームが成功しました。こ
の日、記者会見した京教授らに
よると、比較的早い段階(1~
2期)の子宮頸部のガンは、
子宮を周辺組織ごと摘出するの
が根治を目指す標準的な治療と
されています。 従来、へその
周囲を含め、数十センチの長さ
でメスを入れる開腹手術が一般
的でした。

チームは2月に、医学部倫理
委員会の承認を受け、4月23
日に、県西部の初期(1期)の
60歳代患者を手術しました。
腹腔鏡と鉗子を通す直径1~2
センチの傷を4か所開け、子宮
を周囲の器官から切除し、膣か
ら摘出しました。出血量は30
0ミリ・リットルで、一般的な
全摘手術の1000~2000
ミリ・リットルより大幅に抑え
ることができたそうです。

患者さんは5月3日に退院後
も経過は良好で、13日の検診
の際、「生活も元通りになり、
手術をやってよかった」と話し
ていたそうです。

京教授は「これまで、医師の
訓練を重ね、安全性にも十分に
配慮している。対象となる患者
にとっては朗報だ」と強調して
います。

腹腔鏡手術の現状と問題点につ

いての動画です。



 
大将が対象となる対症の治療
法。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
歯や口をきれいに保つことは
全身の健康につながることは、
経験的に知っていましたが、こ
のようなエビデンスにもとづく
論文を調査した研究が存在する
とは、知りませんでした。世界
保健機関(WHO)が英訳を出
す程ですから、素晴らしい成果
だと言えると考えています。
開腹せず、小さな傷だけで
子宮頸ガンを切除する腹腔鏡下
子宮全摘手術に山陰地方の医療
機関で初めて成功したのは、喜
ぶべきことであると思います。
受けた患者さんも「受けてよ
かった。」と言っているようで
すから、めでたしめでたしと言
いたい所ですが、最初は、安全
性が確保されていても、保険の
適応が成立した段階で、群馬大
や千葉ガンセンターのような、
悲劇が起こらないようにして頂
きたいと切に望むものです。

子宮頸ガンのオペを担当する
先生は、慧眼であって欲しい物
です。笑

 
 
 
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