最近の号外Vol.586メルマガ

2017-04-29 06:14:05

カテゴリー:ブログ



藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白·美肌ブログランキングへ

 
 
 
 
診療マル秘裏話   号外Vol.586 平成28年6月27日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)コリスチンが効かない遺伝子を持つ大腸菌発見
2)骨転移のある、去勢抵抗性前立腺ガンの治療薬

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 コリスチンが効かない遺伝子を持つ大腸菌発見

 
 
 
 
 
 
米疾病対策センター(CDC
)は、ペンシルベニア州在住の
海外渡航歴のない女性の尿検体
から多剤耐性菌に対抗する最終
的な治療薬とされる抗生物質「
コリスチン」が、効かなくなる
遺伝子を持つ大腸菌を検出した
と発表しました。同じタイプの
耐性菌は昨年11月に中国で初
めて人から見つかりましたが、
米国内では初めてという事です。

コリスチンは、多剤耐性アシ
ネトバクター等既存の薬で効果
が見込めない感染症を治療する
際、医師が頼りにする「最後の
とりで」とも言われています。
他の細菌に耐性が広がる恐れも
あるとしてCDCは女性と接触
した人の調査など拡大防止に乗
り出しました。

スーパー耐性菌について解説し

ている動画です。



 
多剤耐性菌が大勢を占める。


 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
2】 骨転移のある、去勢抵抗性前立腺ガンの治療薬

 
 
 
 
 
 
バイエル薬品株式会社は6月1
日、骨転移のある、去勢抵抗性
前立腺ガン(CRPC)の治療薬「
ゾーフィゴ(R)静注」(一般名
:塩化ラジウム-223)を発売し
ました。
同剤は、日本で初めてのアルフ
ァ線を放出する放射性医薬品で、
骨転移巣に対して抗腫瘍効果を
発揮します。有効成分であるラ
ジウム-223は、主にアルファ線
を放出する放射性同位元素で、
これは、カルシウムと同様に、
骨塩(ヒドロキシアパタイト)
複合体を形成することにより、
骨、特に、骨転移巣を選択的に
標的とします。
国際共同第3相試験においては、
骨転移のある去勢抵抗性前立腺
ガン患者さんの全生存期間を、
有意に延長することが確認され
ており、2013年にEUおよび米国
で発売以来、世界40か国以上で
使用されているそうです。
前立腺ガンは、日本でも増加し
ており、2015年の国立ガン研究
センターの発表によると、2011
年に新たに前立腺ガンと診断さ
れた男性の患者数は、肺ガンを
抜いて胃ガンに続き第2位とな
り、約7万8,700例と推計されて
います。
前立腺ガンの治療の手術または
放射線治療に続く薬物療法では、
内分泌療法が第一選択となりま
すが、数年後には抵抗性が生じ、
この状態を、CRPCといいます。
転移性のCRPC患者のおよそ9割
が骨転移を有し、このことはCR
PC患者における身体障害や死亡
のリスクを増加させるため早期
に骨関連の症状を診断し治療す
ることは患者さんにとって非常
に重要な意味を持つとされてい
ます。

前立腺ガンの骨の健康の重要性

についての動画です。



 
洗濯を家事の第一選択とする。


 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
編集後記

 
コリスチンが、効かなくなる
遺伝子を持つ大腸菌を検出した
というのは、本当に不気味な話
です。感染した女性がおそらく
生きていることを考えれば弱毒
日和見菌であることは、間違い
ないと思いますが、この細菌が
プラスミドなどの遺伝子を介し
て、他の細菌に耐性を伝播する
ことができれば、非常な脅威と
なることは間違いないでしょう。
差し当たり、免疫が正常の人間
に感染することはあっても重篤
な症状を起こすとは、思えませ
んが、一度、エイズを含む免疫
不全症の人に蔓延すると大変な
ことになりましょう。その点を
考慮して、CDCは女性と接触
した人の調査など拡大防止に乗
り出したのだと思います。
日本で初めてのアルファ線を
放出する放射性医薬品で骨転移
巣に対して、抗腫瘍効果を発揮
するというのは、ほんとに興味
深い薬剤であると思います。
ホルモン剤が効かず、骨転移が
認められている、前立腺ガンの
患者さんにとっては大きな福音
となることでしょう。 前立腺
ガンの患者さんでも、骨転移の
腰痛などの症状で初めて分かる
場合もあり、最期の治療手段が
できたのは、喜ばしいことです。
ただし、放射線を発する物質は、
劣化が早いということを聞いた
ことがあります。それ故核兵器
は、その存続に大金が必要とな
る訳です。使わない兵器の存続
の為だけに、税金から出費を強
いるのは、民意を反映していな
いと言っても過言ではないと私
は、考えています。ラジウムが
核兵器と同じく劣化が激しいと
するならば、医薬品も維持する
のが難しい可能性があります。

使えない兵器でも平気です。


 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント