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2017-04-24 05:23:07

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診療マル秘裏話   号外Vol.581 平成28年6月21日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)圧縮空気で動作するマッキベン型細径人工筋肉
2)心筋梗塞と脳梗塞の発症確率を、予測する手法

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 圧縮空気で動作するマッキベン型細径人工筋肉

 
 
 
 
 
 
 
東京工業大学と岡山大学発の
ベンチャー企業s-muscl
e(エスマスル)は、圧縮空気
で動作する細径人工筋肉を発売
します。従来の人工筋肉に比べ
細くしなやかで、軽く着心地の
よいサポートスーツなど、福祉
介護用具の実現が期待できます。
7月から関連メーカーや、研究
機関に、サンプル出荷を開始し
ます。用途開拓と実用化を進め、
来年春には、普及用人工筋肉を
量産する計画だそうです。

販売するのは、マッキベン型
の人工筋肉。外径が2~5ミリ
メートルと市販されている人工
筋肉(外径10~40ミリメー
トル程度)に比べはるかに細い
ことが分かります。筋繊維とし
て編み込むことで軽く、柔らか
く着心地のよいパワースーツや
コルセットへの応用を、目指し
ます。人型筋骨格ロボットや超
軽量ロボット、柔らかいロボッ
ト等、新しいロボットへの応用
も期待されています。

人工筋肉についてのニュース

動画です。



 
計量に軽量ロボットを用いる。


 
 
 
 
 
 
 
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2】 心筋梗塞と脳梗塞の発症確率を、予測する手法

 
 
 
 
 
 
 
国立ガン研究センターと藤田
保健衛生大の研究チームは、約
1万5000人を追跡調査した
データを元に心筋梗塞と脳梗塞
の発症確率を、予測する手法を
開発しました。血圧やコレステ
ロールの数値などから今後10
年間の発症確率が推定でき、同
大の八谷寛教授(公衆衛生学)
は「生活習慣を見直すきっかけ
にするなど、予防に役立ててほ
しい」と話しています。

チームは1993年に茨城県
や新潟県、長崎県など5県に住
んでいた40~69歳の男女で、
心血管の病気のない約1万50
00人を平均16年間追跡し、
心筋梗塞や脳梗塞を発症した人
たちの健康診断のデータや生活
習慣について、分析しました。
この結果、喫煙習慣や糖尿病の
有無、血圧やコレステロールの
数値などの組み合わせで、これ
らの病気の発症確率を予測する
ことができました。別の地域の
約1万人分のデータで検証する
と、精度良く予測できることも
確かめました。

同大は、健診データ等を入力
すると発症確率が分かるサイト
「循環器疾患リスクチェック」
を公表しました。10%を超え
る人は発症リスクがかなり高い
状態だということです。

アキレス腱のチェックで動脈

硬化が分かるというニュース

動画です。



 
 
献身的に健診を行う。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
発売される人工筋肉は、圧縮
空気で動作する細径人工筋肉で、
従来の人工筋肉に比べ細くしな
やかで、軽く着心地のよいサポ
ートスーツなど、福祉介護用具
の実現が期待できるという事は、
介護を受ける人にとっては快適
さが、従来品に比べて増すとい
う事だと理解しています。介護
の分野や人間の代わりに危険な
作業をするロボットの分野で、
有用とされる、人工筋肉の市場
規模は、2014年に40億ドルの物
が2025年には、3倍の120億ドル
となると予想されています。
約1万5000人を追跡調査
したデータを元に心筋梗塞と脳
梗塞の発症確率を予測する手法
を開発したのは、画期的な業績
と言えましょう。自分の検診の
データを入れる事で簡単に心筋
梗塞や脳梗塞が予測できるとな
れば、リスクのある方にとって
みれば、気をつける要因となる
ことは、間違いないでしょう。
医師のリスクのある方に対して
の説明も、しやすくなると確信
しています。

革新的な核心の事実の有無を
確信した。笑

 
 
 


 
 
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