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2017-04-23 09:02:07

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診療マル秘裏話 Vol.598 平成27年5月28日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)脳の神経活動とアルツハイマー 病の関係を光遺伝学で解明
2)脂肪分過多食の継続摂取でも特定蛋白質欠損で痩身

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 脳の神経活動とアルツハイマー 病の関係を光遺伝学で解明

 
 
 
 
 
東京大学は5月1日、脳におけ
る神経活動とアルツハイマー病
との関係を、光遺伝学を用いた
研究で明らかにしたと発表しま
した。この研究は、同大大学院
医学研究科・神経病理学分野の
岩坪威教授らによるものです。
研究成果は、米科学雑誌
「Cell Reports」に月30日付け
で掲載されています。
認知症の症状が生じる原因は、
脳内でアミロイドβ (Aβ)と
呼ばれる蛋白質の断片が「老人
斑」として細胞の外に溜まるこ
とと考えられています。しかし、
このAβ がどのようにして神経
細胞から放出され、溜まってゆ
くのかは、十分に分かっていま
せんでした。
アルツハイマー病の脳で,Aβ
が早くから溜まりやすい場所は、
健康時から神経活動の高い部位
に一致することが、最新の画像
診断法を用いて判明していまし
たが、これを直接証明した研究
はなかったそうです。
そこで研究グループは、遺伝
子操作により「チャネルロドプ
シン」という分子を発現させま
した。神経細胞に光を照射する
ことによって神経活動を高める
「光遺伝学」と呼ばれる方法を
応用しました。アルツハイマー
病モデルマウス「 APPトランス
ジェニックマウス」の脳におけ
る神経活動を、この光遺伝学に
より制御しました。
約5か月間にわたって、この
マウスに連日1回ずつ光刺激を
与え続け、海馬のAβ 蓄積量を
計量・評価したところ、マウス
の海馬のAβ蓄積面積は約2.5倍
に増加することが分かったそう
です。これによって、アルツハ
イマー病の原因となる、Aβの
蓄積が、長期間に及ぶ神経活動
の亢進によって増大することが、
初めて実証されました。
今後、アルツハイマー病を
理解し、予防法を科学的に追求
するにあたって、神経活動や脳
機能との関係は、ますます重要
な課題となるものと考えられま
す。今回の研究成果は、アルツ
ハイマー病の予防・治療を進め
る上で、神経活動をどのように
整えるのが有効かについての
重要な手がかりをもたらすもの
として期待されています。

アルツハイマー病にココナツ

オイルが効いたという動画で

す。すべてのアルツハイマー

病に効果があるとは、言えま

せんが、試してみる価値が

あると思われます。ただし、

自己責任でお願いします。

動画中にケント体とあるの

はケトン体の誤りです。



 
 
花台の掃除が課題です。笑

 
 
 
 
 
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2】 脂肪分過多食の継続摂取でも特定蛋白質欠損で痩身

 
 
 
 
 
脂肪分の多い食事を続けても、
体内にある特定の蛋白質をなく
すと太らないことを、京都大等
のグループが、マウスを使った
実験で確かめました。 人間に
応用できれば、肥満対策につな
がる可能性があるそうです。
英科学誌サイエンティフィッ
ク・リポーツに8日発表しまし
た。この蛋白質は「ニューデシ
ン」と呼ばれ脂肪組織などから
分泌されます。研究グループが
存在を10年前に確認していま
したが、体内での働きは不明で
した。人間でもこの蛋白質が作
られているとみられています。
遺伝子を壊して、ニューデシ
ンを作れなくしたマウスを観察
しますと、普通のえさではやせ
てしまうことを発見しました。
高脂肪のえさを16週間与える
と、正常なマウスの体重は平均
で約41グラムになりましたが、
このマウスは平均約32グラム
にとどまりました。
詳しく調べると、脂肪組織で
脂肪の分解と燃焼が明らかに多
く、体温が0・5度前後高い事
が分かりました。運動量や食べ
る量は正常なマウスと変わらず、
やせること以外で目立った変化
はなかったそうです。
グループの木村郁夫・東京
農工大特任准教授は「肥満を抑
える薬の開発につながる可能性
がある」と話しています。

肥満症について解説している

動画です。



 
 
政情不安な国での清浄なる旗
揚げを、政治の正常化を期待し
て行った。笑

 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
 
アルツハイマー病の原因とな
る、Aβ の蓄積が、長期間に及
ぶ神経活動の亢進によって増大
することが、初めて実証された
のは、素晴らしい業績であると
思います。アルツハイマー病を
理解し、予防法を科学的に追求
するにあたって、神経活動を
どのように整えるのが良いのか
は、今後の課題と言えましょう。
脂肪分の多い食事を続けても、
体内にある特定の蛋白質をなく
すと太らないことが分かったの
は、肥満症に悩む患者さんにと
っては、福音と言えましょう。
ただ、動物実験で特に問題が
なくても、動物は、物言わぬた
め、人間に応用するのが困難な
ことも多々あります。何とか、
臨床試験にまで、こぎつけて欲
しいと思いました。
脂肪分の多い食事を続けても
死亡が増えないようにして欲し
いものです。笑

 
 
 
 
 
 
 
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