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2017-03-24 06:42:03

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診療マル秘裏話   号外Vol.554 平成28年5月22日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)9種の化合物を加え心筋細胞や神経細胞に変化
2)62.9%胃瘻等チューブ を通じ人工的に栄養を補給

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 9種の化合物を加え心筋細胞や神経細胞に変化

 
 
 
 
 
 
人やマウスの皮膚に含まれる
線維芽細胞に9種類の化合物を
加えて、心筋細胞や神経細胞に
変化させることに成功したと米
グラッドストーン研究所(カリ
フォルニア州)のチームが28日、
米科学誌サイエンスなどに発表
しました。

この心筋細胞は鼓動するなど
の特徴を備えており、心筋梗塞
のマウスに移植すると部分的に
心筋を修復できたという事です。
将来は、医療への応用を目指す
そうです。

人工多能性幹細胞(iPS 細胞)
と比較すると、細胞に外部から
遺伝子を導入したり、万能細胞
を経由したりしないため、手間
や時間がかからない、より効率
的な手法として期待されていま
す。

器官再生医療について解説して

いる動画です。



 
 
 
熊野古道で、心臓の鼓動を感
じる。笑

 
 
 
 
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2】 62.9%胃瘻等チューブ を通じ人工的に栄養を補給

 
 
 
 
 
主に高齢者が長期入院する「
療養病床」で、腹部に穴を開け
る「胃ろう」などチューブを通
じて人工的に栄養を補給した事
のある人が、昨年10月時点で、
入院患者の62.9%に上ることが
29日に、日本慢性期医療協会の
調査で分かりました。

口から食事できなくなった時
が、寿命という考えが一般的な
欧米に比べ、日本は胃瘻の実施
が多いとされています。 療養
病床で胃瘻等の処置が広く普及
している実態が浮き彫りになり
ました。

調査は、療養病床がある医療
機関のうち約3千カ所を対象と
し936カ所(入院は計約6万人)
から有効回答を得ました。

胃瘻の患者さんとその家族の

動画です。



 
 
胃瘻の手術の慰労会を行う。


 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
線維芽細胞に9種類の化合物
を加えて心筋細胞や神経細胞に
変化させることに成功したのは、
偉大な業績です。 iPS 細胞と
比較して、細胞に外部から遺伝
子を導入したり万能細胞を経由
したりしないため、手間や時間
が、掛からない、より効率的な
手法であるため、iPS 細胞が、
かすんでしまう可能性がある様
です。心筋細胞や神経細胞以外
に分化させることは、できない
のでしょうか?iPS 細胞は万能
性(どんな細胞にも分化できる)
という事がUSP であるためこれ
が崩されると本当にかすんでし
まう可能性が出てくると推察さ
れます。
日本では、心臓が止まること
を人の死として、例外的に脳死
を認めた場合に、臓器移植など
のドナーが死ぬ処置が許されて
います。この前提が変わらない
以上、胃瘻のチューブは、設置
され続けるというのが私の意見
です。心臓が死んでいないのに
あるいは、脳死と診断されてい
ないのに、食べられないから人
の死とするのは、無理があるか
らです。外国のように胃瘻設置
が少なく、食べられなくなった
ら、安楽死も認められるという
環境でないと医師が刑事罰に問
われることが起こりえます。

接地(アース)を設置した。

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