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2017-02-25 00:56:00

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診療マル秘裏話  号外Vol.531 平成28年4月25日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)躁鬱病モデルマウス の気分と特定遺伝子作用が連動
2)発達障害への理解を訴える世界自閉症啓発デー

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
1】 躁鬱病モデルマウス の気分と特定遺伝子作用が連動

 
 
 
 
躁(そう)うつ病に似た行動
異常があるマウスの「気分の波」
と特定の遺伝子の働きが連動す
ることが、藤田保健衛生大(豊
明市)の宮川剛教授らのグルー
プの研究で分かりました。人の
遺伝子で同じ働きが確認できれ
ば、躁うつ病の解明につながり
予防や治療法、薬の開発が進む
としています。

躁うつ病では、活動量が「躁」
の状態の時に増え、「うつ」で
減る傾向がありますが、脳内メ
カニズムはほとんど分かってい
ません。

グループは、特定の遺伝子を
欠損しているマウスが躁うつ病
に似た行動を取ることに着目し
ました。欠損マウスは10〜2
0日周期で活動期とそうでない
時期が交互に繰り返されている
ことを突き止めました。

さらに、欠損マウスから気分
の調節に重要な役割がある脳の
一部「海馬歯状回(かいばしじ
ょうかい)」を採取し、3万種
以上の遺伝子を解析しました。
この中で、約24時間周期で
働く「時計遺伝子」の働きが、
10〜20日の周期で繰り返す
気分の波と連動することを確認
しました。

時計遺伝子の働きの変化が、
気分の波の原因なのか結果なの
かは不明としている。

宮川教授らは、4月から国立
精神・神経医療研究センター(
東京都)などと共同で、ヒトの
血液で研究を始めるとし、「人
も同じ仕組みと確認できれば躁
うつ病のメカニズム解明が進み
ます。 遺伝子の働きパターン
解析で未来の気分も予測できる
可能性があり、予防法開発にも
つながる」と話しています。

成果は、30日付で米科学誌
に掲載されました。

双極性障害について解説して

いる動画です。



 
 
 
紀文の社長の気分を推し量る。


 
 
 
 
 
 
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2】 発達障害への理解を訴える世界自閉症啓発デー

 
 
 
 
 
自閉症や発達障害への理解を
訴える「世界自閉症啓発デー」
の2日、大阪市の通天閣(浪速
区)や大阪城(中央区)など、
国内各地で100 カ所以上が青色
にライトアップされました。

午後6時25分ごろに通天閣が
点灯されると、通行人らが立ち
止まって見上げたり、スマート
フォンで撮影したりしていまし
た。

観光で訪れたという、東京都
練馬区の会社員青木亮さん(39)
は「こうした取り組みで自閉症
への理解が広がれば良いですね」
と話しました。

ライトアップ実行委員会のNPO法人
「あっとオーティズム」(兵庫
県芦屋市)によると、このイベ
ントは日本では2011年に始まっ
たそうです。

昨年、2016年の世界自閉症啓発

デーのニュース動画です。



 
店頭で転倒して、スイッチが
入り、点灯した。笑

 
 
 
 
 
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編集後記

 
躁(そう)うつ病に似た行動
異常があるマウスの「気分の波」
と特定の遺伝子の働きが連動す
ることが分かったのは、偉大な
業績です。これを期に躁うつ病
のメカニズム解明が進み、新た
な治療法が出てくることを期待
したいと思います。遺伝子の働
きパターン解析で未来の気分も
予測できる可能性を追及して頂
きたいものです。
自閉症への認知度が低いため
大人の発達障害が発見される事
になるように思います。この様
な啓発活動をもっと大々的に行
う必要があり、成人になる前に
発見して治療することが不可欠
ではないかと考えています。ど
のような病気も早期発見、早期
治療が望ましいと思われるから
です。大人になってから発見さ
れると、発見までの間に離婚や
いじめなどの事件が頻発して、
患者さんの心が傷だらけになる
可能性が高くなります。

子供の発達を八達さんに祈る。


 
 
 
 
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