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2017-02-22 00:42:20

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診療マル秘裏話  号外Vol.528 平成28年4月22日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)納豆の成分から、抗ガン作用がある物質を発見
2)神経細胞減少防止蛋白質でパーキンソン 病進行抑制

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 納豆の成分から、抗ガン作用がある物質を発見

 
 
 
 
 
 
秋田大学大学院理工学研究科
の伊藤英晃教授らは、納豆に含
まれる成分から抗ガン作用があ
る物質を発見しました。納豆を
すりつぶして取り出した成分か
ら抗菌作用のあるアミノ酸の塊
(抗菌ペプチド)を抽出しまし
た。 ヒトやマウス由来のガン
細胞に抗菌ペプチドを投与した
ところ、24時間以内にガン細胞
が死滅することを確認しました。

同抗菌ペプチドは、ガン細胞
だけでなく、ヘルペスウイルス
や肺炎球菌などにも効果がある
ことを確認できました。今後、
同大学医学部と共同で動物実験
を行い安全性を評価しています。
伊藤教授は「抗ガン剤の開発が
最終的な目標ですが、ハードル
が高い。まずは抗菌スプレーや
マスクなどの開発につなげたい」
話しています。

納豆をすりつぶして遠心分離
機にかけた後、生化学的手法で
分子量5000の成分を抽出しまし
た。その成分が抗菌ペプチドで
あることを確認しました。更に
賞味期限切れに伴って廃棄処分
した納豆からも抗菌ペプチドを
抽出できました。これらを利用
した抽出法を実用化できれば、
製造コストの低減も見込めます。

抗菌ペプチドは正電荷、細胞
膜は負電荷を持ちます。 その
ため抗菌ペプチドは細菌の細胞
膜に結合し、細胞膜をえぐるよ
うにして、穴をあけて内容物を
流出させることで細胞死を引き
起こします。

また、ガン細胞は正常細胞と
比べ、負の電荷を持つ分子を多
く発現しやすいことが分かって
います。このため抗菌ペプチド
は、ガン細胞を破壊しやすいと
みられています。

天然素材で殺菌が可能なジェル

の紹介です。



 
 
抗菌ペプチドを盗んだ人を、
拘禁した。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 神経細胞減少防止蛋白質でパーキンソン 病進行抑制

 
 
 
 
 
 
 
神経細胞の減少を防ぐ蛋白質
を使ってパーキンソン病の進行
を抑えることに成功したと大阪
大の望月秀樹教授(神経内科学)
らの研究チームが発表しました。
動物実験による成果で、新し
い治療法の開発につながる可能
性があるということです。

チームによると、パーキンソ
ン病は細胞内の小器官、ミトコ
ンドリアが傷つくことで、脳の
神経伝達物質「ドーパミン」を
出す神経細胞の減少を引き起こ
し、手足の震えや歩行障害など
の症状が出るということです。

チームは、神経細胞の減少を
防ぐことで知られる蛋白質「ネ
クジン」が、ミトコンドリアの
働きを促進することを発見しま
した。パーキンソン病を発症さ
せたマウスの脳に、ネクジンの
遺伝子を導入する実験を実施し
たところ、約90%の神経細胞
が生き残り、症状の進行を抑制
しました。 一方、導入しない
場合、30~40%しか生き残
らず、症状が進行したと推定し
ました。

パーキンソン病の患者数は、
国内で約14万人とされ、ドー
パミンを補う薬物治療がありま
すが、進行を抑えることはでき
ません。望月教授らは、「数年
内に臨床研究を目指す」として
います。

パーキンソン病の新治療法に

ついて解説している動画です。



 
 
 
水底の様子を推定した。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
納豆に含まれる成分から抗が
ん作用がある物質を発見し納豆
をすりつぶして取り出した成分
から抗菌作用のあるアミノ酸の
塊(抗菌ペプチド)を抽出した
のは偉大な業績と言えましょう。
抗ガン剤の開発がハードルが
高ければ、まずは抗菌スプレー
やマスクなどの開発につなげて
頂くことを優先して頂きたいと
思います。その上でガン細胞は
正常細胞と比べ、負の電荷を持
つ分子を多く発現しやすいこと
が分かっており、抗菌ペプチド
は正電荷を持っているので、抗
菌ペプチドは、ガン細胞を破壊
しやすい性質があります。その
性質を最大限生かして抗ガン剤
の開発につなげて頂きたいと思
います。
数年内の臨床試験で、人間に
遺伝子導入する方法は、動物と
違って難しいと推定されます。
遺伝子導入などの難しい方法を
使わなくても、水素吸引やCPL
の内服などの方法によってミト
コンドリアを活性化することは、
十分可能であると考えておりま
す。

化膿した部分は、切除可能。


 
 
 
 
 
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