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2017-02-20 01:47:46

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診療マル秘裏話  号外Vol.526 平成28年4月19日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)植物性脂質の経口摂取で、皮膚保湿能力が上昇
2)早期母子接触中に子供が急変し脳性麻痺を患う

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 植物性脂質の経口摂取で、皮膚保湿能力が上昇

 
 
 
 
 
森永乳業は、植物性脂質「ア
ロエステロール」含有ヨーグル
トの摂取により、皮膚水分蒸散
量の低下や皮膚弾力性が増加す
ることを確認しました。和歌山
県立医科大学 皮膚科との共同
研究により臨床試験を実施しま
した。この結果、真皮層のコラ
ーゲン密度が増える可能性まで
検証できました。同社では新た
な美容食品素材として機能性を
さらに追求していくそうです。

アロエステロールは、植物ア
ロエベラの葉肉部位(ゲル)に
含まれる5つの植物ステロール
の総称で、同社が発見した独自
素材です。これまでにアロエス
テロールがヒト皮膚繊維が細胞
からのコラーゲンとヒアルロン
酸産生量を増やす事、経口摂取
した後に体内に吸収され血中に
移行することを確認しています。

和歌山県立医科大と共同で行
った臨床試験では、30~60
歳未満の女性64人を無作為に
アロエステロール(40マイク
ログラム)含有ヨーグルト(1
00グラム)摂取グループと、
疑似食品摂取グループの2グル
ープに分け、2重盲検試験とし
て実施しました。8週間にわた
り調べた所、皮膚バリア機能の
指標となる、皮膚(経皮)水分
蒸散量(TEWL)が、同素材
摂取グループでは対照グループ
に比べ有意に低下しました。
また、潤いの指標となる皮膚
(角層)水分量も増加すること
が分かりました。ハリの指標と
なる皮膚弾力性の測定からは、
同素材摂取グループで、有意に
増加していました。

皮膚への効果確認のため、先
に予備摂取試験も実施しました。
55人の女性を対象に、同素材
含有ヨーグルトの摂取と、非摂
取期間で皮膚状態を比較測定し
ました。同素材含有ヨーグルト
の摂取が皮膚に効果的であり、
しかも摂取を中止すると、摂取
前の状態に戻ってしまうことを
突き止めていました。

アロエの効能について解説

している動画です。



 
足底の皮膚の状態を測定する。


 
 
 
 
 
 
 
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2】 早期母子接触中に子供が急変し脳性麻痺を患う

 
 
 
 
 
出産事故で、赤ちゃんが重い
脳性まひになった際の産科医療
補償制度で、昨年末までに分析
を終えた793 件中、出産直後に
母親が抱っこする、「早期母子
接触」中に赤ちゃんが急変し、
結果的に脳性まひになった事例
が7件あったことが28日、分か
りました。制度を運営する日本
医療機能評価機構(東京)が、
報告書を公表しました。

早期母子接触は、母子の心身
安定につながるといった利点も
指摘されていますが、機構は「
医療関係者が継続的に観察し、
赤ちゃんに、心電図モニターを
装着するなど慎重な対応が必要」
と注意を呼び掛けています。

無痛分娩の模様が動画になって

います。カンガルーケアー即ち、

早期母子接触はしないと明言し

ています。



 
 
 
新調した服を慎重に扱う。笑

 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
植物性脂質「アロエステロー
ル」含有ヨーグルトの摂取によ
り、皮膚水分蒸散量の低下や、
皮膚弾力性が、増加することを
確認したのは、素晴らしい業績
です。皮膚水分蒸散量の低下や、
皮膚弾力性が、増加したという
のは、皮膚の保湿能力が増加し
たということです。植物アロエ
ベラの葉肉部位(ゲル)に含ま
れる、5つの植物ステロールの
総称が、アロエステロールであ
るので、安心して摂取できると
思われます。ただし牛乳から作
ったヨーグルトに混ぜる以外の
方法で摂取を検討してみて欲し
いと思いました。
出産直後に母親が抱っこする、
「早期母子接触」中に赤ちゃん
が急変し、結果的に脳性まひに
なった事例が7件あったという
のは、本当に残念なことと言わ
ざるを得ません。本当なら早期
母子接触で、母子の心身安定に
つながる筈が、脳性まひという
結果となったのは医療関係者が
継続的に観察し、赤ちゃんに、
心電図モニターを装着するなど
慎重な対応が無かったせいとい
うことでしょうか?そういった
慎重な対応をしなければ、なら
ないほど「早期母子接触」とい
うのは、リスクが大きいことな
のかと改めて感じた次第です。

摂食異常を改善するため栄養
士と接触する。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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