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2017-02-16 00:47:45

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診療マル秘裏話  号外Vol.523 平成28年4月16日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)ミカンを沢山食べる人は生活習慣病の発症リスクが低
2)中皮腫を以前より高い精度で識別できる新マーカー

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 ミカンを沢山食べる人は生活習慣病の発症リスクが低

 
 
 
 
 
 
ミカンをたくさん食べる人は
生活習慣病の発症リスクが低く
なることを確認しました、とす
る研究結果を農研機構果樹研究
所と浜松医科大などのチームが
23日発表しました。10年間
に及ぶ1千人規模の追跡調査で、
ミカン に含まれる成分の血中濃度
が高い人ほど、糖尿病や非アル
コール性肝機能異常症などにな
りにくいことが分かったという
ことです。

チームは、温州ミカンの産地、
浜松市の三ケ日町地域で、住民
健診時に被験者を募り、30~
70歳の男女1073人を対象
に栄養疫学調査を実施しました。
2003年から10年間の健康
状態の変化と、ミカンに多く含
まれる橙色(だいだいいろ)の
色素「βクリプトキサンチン」
の血中濃度との関係を統計的に
分析しました。

その結果、毎日3、4個食べ
るレベルの血中濃度の人は毎日
は食べないレベルの人と比べて、
糖尿病の発症リスクが57%低
くいという結果でした。非アル
コール性肝機能異常症は49%、
脂質代謝異常症も33%低いと
言う結果でした。

βクリプトキサンチンをマウ
スに投与したところ肝臓の炎症
抑制や、脂肪細胞でのエネルギ
ー消費促進などの働きがある事
が分かったということです。

果樹研の杉浦実上席研究員は
「果物は糖分が多いため糖尿病
に良くないと思われがちだが、
危険因子ではなく予防因子であ
ることを明らかにできた」と話
しています。

みかんのパワーについて解説して

いる動画です。



 
糖分は当分摂取しない。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 中皮腫を以前より高い精度で識別できる新マーカー

 
 
 
 
 
 
神奈川県立ガンセンターは23
日、アスベスト(石綿)を吸い
込むことが一因で発症する中皮
腫を、これまでより高い精度で
識別できる新マーカーを発見し、
検出する抗体を開発したと発表
しました。

東大との共同研究で、難しい
とされてきた早期発見や新たな
治療法につながる可能性がある
としています。既に共同で特許
を出願しました。欧米や東南ア
ジアなどでの出願も予定してい
ます。

研究チームは、中皮腫細胞の
表面に「膜型ムチン様蛋白質」
という他のガンにはほとんど現
れない物質を発見しました。

胸膜中皮腫について解説して

いる動画です。



 
 
共同で経堂にいる人を教導す
る。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
「ミカンをたくさん食べる人
は生活習慣病の発症リスクが低
くなる事を確認したのは大きい
業績と言えましょう。経験的に
は、その事実は、分かっていま
したが30~70歳の男女10
73人を対象に実際の栄養疫学
調査を実施した結果となれば、
手堅いものと言わざるを得ませ
ん。βクリプトキサンチン効果
が裏付けられたので蜜柑が沢山
売れることになるでしょう。β
クリプトキサンチンのサプリも
売れることになるでしょう。
中皮腫を、これまでより高い
精度で識別できる新マーカーが
発見されたのは、喜ばしいこと
です。しかし、このマーカーに
よって早期発見できたとしても
中皮腫の治療が、患者さんの体
の負担が少ないものにならなけ
れば、治療成績を変えることは、
難しいと思います。ガンの三大
療法である、抗ガン剤、放射線、
手術療法はいずれも体への負担
が大きい割に、ガン幹細胞を叩
くものでないため、成果が限ら
れると考えられるからです。

制度の精度を良くする。笑

 
 
 
 
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