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2017-01-29 00:39:43

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診療マル秘裏話 Vol.586 平成27年3月5日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
目次

1)外国で他人の細胞使用の再生医療製品が普及
2)「オートマチックMRIモード」を搭載したペースメーカー発売

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 外国で他人の細胞使用の再生医療製品が普及

 
 
 
 
 
 
 
国内で実用化された再生医療
製品は、いずれも患者さん自身
の細胞から作られていますが、
欧米や韓国では他人の細胞を使
った再生医療製品が普及しつつ
あるそうです。同省は、他人の
細胞を材料にする、製品作りの
仕組みを提示し、迅速で安価な
再生医療の拡大を目指していま
す。

再生医療では主に細胞を培養
後に移植し、失われた組織や
臓器の機能を回復させます。
他人の細胞を使って製品化すれ
ば、すぐに治療を開始でき、1
人の細胞から多人数用の製品が
できるので、コストが安くなり
ます。

国内でも、他人の細胞を使っ
た臨床研究は行われていますが、
製品化については「人体の商品
化と社会に受け止められるので
はないか」との懸念から事業が
進みにくいという事情がありま
した。

経産省は、医療機関で抜いた
親知らずや手術で切除した軟骨
の細胞などを、仲介役の企業や
団体を介し、メーカーが受ける
仕組みを想定しています。16
日、有識者検討会を開き、スム
ーズに、細胞を採取するための
方策や、仲介役の役割を議論す
るそうです。細胞の採取や検査
にかかる費用も検討します。

世界の市場規模が現在の13
億円から2030年には、16
00億円超に伸びると経産省は
試算しています。国内で細胞を
確保できなければ企業は輸入に
頼ることになるため、企業が、
細胞を確保しやすい仕組みを整
える必要があると判断しました。

再生医療製品の製造システムに

ついて解説している動画です。



 
 
 
四散した資産を試算する。笑

 
 
 
 
 
 
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2】「オートマチックMRIモード」を搭載したペースメーカー発売

 
 
 
 
 
 
日本ライフラインは2月5日、
心臓ペースメーカ「KORA100」
の薬事承認を取得し、3月より
販売を開始すると発表しました。

同製品はペースメーカリード
「BEFLEX」とともに使用する事
で、一定の条件下であればMRI
検査を受けることができます。
また、MRI 検査時の強い磁界を
検知すると、設定が自動で切り
替わり、検査終了後5分以内に
通常モードへ復帰する「オート
マチックMRI モード」を搭載し
ました。検査の前にあらかじめ
医師が同モードに設定しておく
ことで、追加操作なく、検査を
実施できるため、診療科間にお
けるスムーズな連携が可能とな
ります。

更に、胸郭インピーダンスの
モニタリング機能により、患者
さんの夜間における呼吸の異常
を推測することで、心臓ペース
メーカが必要な患者さんの多く
に並存するとされる、潜在的な
睡眠時無呼吸症候群の早期発見
や治療につなげることができる
としています。

「KORA100」は,独自機能を備え
ながらも、世界最小クラスの
本体サイズや長い電池寿命を有
し、心臓ペースメーカの植込み
による皮膚の圧迫や、電池寿命
に伴う本体交換時の感染リスク
の低減などを通じ、患者さんの
負担軽減へ寄与するそうです。

条件付きMRI対応ペーシング

システムについて解説している動画

です。



 
 
提言の重みが低減した。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
他人の細胞を使って製品化す
れば、すぐに治療を開始でき、
1人の細胞から多人数用の製品
ができるので、コストが安くな
るということは、分かるのです
が、膝の軟骨のように、他人の
細胞でも拒絶反応が起こりにく
い部分があることは、承知しな
がら、拒絶反応を抑える、免疫
抑制剤を一生内服しつづけなけ
れば、ならないという負担は、
どのように考えておられるので
しょうか? MRI 検査時の強い
磁界を検知すると、設定が自動
で切り替わり、検査終了後5分
以内に通常モードへ復帰する「
オートマチックMRI モード」を
搭載しているというのは、素晴
らしい機能であると思います。
更に、医師の事前のモード変更
も必要なくなる全自動モードが
開発されると良いのにと考えた
のは、私一人ではないと思いま
す。

急速な技術革新のため、昨日
の機能は、使えなくなった。笑

 
 
 
 
 
 
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