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2016-12-30 02:02:01

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診療マル秘裏話  号外Vol.482 平成28年2月28日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)高温調理で発生するアクリルアミド摂取を減らす方法
2)今夏までにアレルギー疾患の総合対策指針策定

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 高温調理で発生するアクリルアミド摂取を減らす方法

 
 
 
 
 
 
イモなどの炭水化物を高温で
調理すると発生する化学物質「
アクリルアミド」について、国
の食品安全委員会の作業部会は
「できるだけ、摂取量を減らす
必要がある」とする報告書の案
をまとめました。
「アクリルアミド」は、イモ等
の炭水化物を含む食品を高温で
調理した際に、自然に発生する
化学物質で、平成14年以降、
海外で動物実験の結果から、発
ガン性が指摘されています。
国の食品安全委員会の作業部
会では日本人の食生活における
アクリルアミドのリスクを5年
にわたって検討してきましたが、
1日、報告書の案をまとめまし
た。
それによりますと、日本人の
1日当たりの平均の摂取量は、
体重1キログラム当たりおよそ
0.2マイクログラムで、これ
は動物実験で発ガン性が確認さ
れている量と比べておよそ10
00分の1だったという事です。
ただ、人の健康への影響は、
まだ分かっていないことも多く、
リスクがないと判断できるデー
タはないなどとして、報告書案
では「できるだけ摂取量を減ら
す必要がある」としました。
食品安全委員会によりますと、
日本人では油で揚げたジャガイ
モや炒めたもやしなど野菜から
の摂取が多かったということで、
長時間、高温で揚げるなどしな
いことや、野菜を調理前に水に
さらすなどすることで、量を減
らすことができるとしています。
食品安全委員会では今後、パ
ブリックコメントなどを行った
うえで正式に報告することにし
ています。
食品安全委員会の姫田尚事務
局長は「アクリルアミドは家庭
でも減らす工夫ができる。何よ
りも健康のためにはバランスの
よい食事を心がけてもらいたい」
と話しています。

アクリルアミドについて解説して

いる動画です。



 
健康のための施策の実施に、
意気軒昂。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 今夏までにアレルギー疾患の総合対策指針策定

 
 
 
 
 
厚生労働省は、花粉症などの
アレルギー疾患の症状に苦しむ
人を減らすため、総合対策を盛
り込む指針作りに乗り出します。
発症の予防策の普及や、全国
の病院や診療所の医療水準の底
上げが柱となります。この分野
の専門家、患者らからなる有識
者協議会を3日設置し、夏まで
に指針をまとめます。

アレルギーは体への侵入物を
免疫が必要以上に攻撃する反応
のことを言います。花粉症の他、
気管支喘息、アトピー性皮膚炎、
食物アレルギーなどがあり、計
数千万人が悩んでいるとされて
います。

最近の研究で、防御機能が落
ちた肌から異物が入り込み免疫
に「外敵」とみなされて、アレ
ルギー症状が起きることが分か
ってきました。アトピー性皮膚
炎は乳児の肌を保湿剤を塗って
保護することが予防に有効とさ
れています。協議会では健診等
を通じて周知することの重要性
が議論される見通しです。

ピーナツなどを乳児が摂取し
た方が摂取しない場合より食物
アレルギーになるリスクが低い
ことも判明しています。 アレ
ルギー食品の摂取は控えるべき
だといった誤解の解消もテーマ
となります。

一方、地域によって、診断や
治療の水準にばらつきがある事
から、各地方に拠点となる病院
を設け、医師らが研修を受けら
れる体制作りも、検討されてい
ます。

アレルギー疾患の対策について

のニュース動画です。



 
 
拳闘で健闘することを検討。
笑。

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
アクリルアミドは、炭水化物
を含む食材を高温で調理する事
で生じるとされています。今の
日本で炭水化物を含む食材が溢
れていることは、周知の事実で
す。それゆえ、炭水化物などの
糖質を制限する食事がもてはや
されています。バランスの良い
食事とは、溢れている糖質を、
制限して、蛋白質、脂質、食物
線維の摂取を増やすことである
と理解しています。しかし急激
な糖質制限は、腎臓の機能低下
を招くリスクがあります。そこ
で、私は、緩やかな糖質制限を
提唱しています。それと同時に
アクリルアミドの摂取を減らす
ため、高温調理をやめて、低温
調理を推奨しています。 高温
調理とは、揚げる、炒める、焼
くなどで、低温調理とは、煮る、
蒸す、生で食べるなどの調理法
のことを言います。
アレルギー疾患の治療には、
食生活が大きく関わっていると
私は、考えています。低用量の
トランス脂肪酸が、アレルギー
を増悪させることも分かってい
ます。アメリカ合衆国では昨年
6月に、3年後をめどに、トラ
ンス脂肪酸の食品添加を止める
ことをFDA が宣言しました。し
かし、日本の厚生労働省はトラ
ンス脂肪酸の摂取量は少なく、
健康に支障は出ていないから、
特別規制をかけず、事実上野放
しの状態になっています。この
ような状態では、アレルギーの
病気にかかる人を減らす事など
夢のまた夢と言わざるを得ませ
ん。有識者協議会を設置しても
成果を挙げることは、不可能に
近いと考えられます。

電気製品に接地(アース)を、
設置した。笑

 
 
 
 
 
 
 
 
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