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2016-12-29 01:28:24

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診療マル秘裏話  号外Vol.481 平成28年2月27日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
目次

1)朝食摂取頻度が少ないと脳出血の危険性が上昇
2)年を取ると毛が薄くなり抜けてしまうその理由

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 朝食摂取頻度が少ないと脳出血の危険性が上昇

 
 
 
 
 
 
朝食を食べる回数が、週2回
以下の人は、毎日食べる人に比
べて脳出血の危険性が36%高ま
るとの論文を磯博康大阪大教授
と国立ガン研究センターなどの
チームが4日までに米医学誌に
発表しました。
朝の欠食が肥満や高血圧につ
ながる恐れのあることは知られ
ていますが、更に脳出血の危険
性も高まると確認されたのは、
世界で初めてということです。
磯教授は「朝食を食べないと、
朝の血圧が上がるためと考えら
れる」と述べました。
チームは全国8県に住む45~
74歳の男女8万2772 人を1985~
2010年まで追跡調査しました。
この間、脳出血を発症したの
は1051人です。 調査開始時に
朝食回数を週に0~2回と答えて
いた人は、毎日取る人に比べ脳
出血になる確率が36%高いとい
う結果が出ました。欠食の頻度
が高い程危険性は高まりました。
脳梗塞などと合わせた脳卒中
全体の危険性も18%高かったの
ですが、脳梗塞単独では、差は
ありませんでした。磯教授は「
脳出血に比べ、高血圧の影響が
小さいためではないか」と分析
しています。
欧米では、朝の欠食が、心筋
梗塞の危険を高めると報告され
ていますが、今回の調査で差は
見られませんでした。日本人に
は肥満が少なく、心筋梗塞も少
ないことが原因の可能性がある
ということです。

朝食抜きの危険性について解説

している動画です。



 
心筋梗塞の結果、人工呼吸器
につながれ、真菌症になった。


 
 
 
 
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2】 年を取ると毛が薄くなり抜けてしまうその理由

 
 
 
 
年を取ると毛が薄くなり抜け
てしまうのは、毛を生み出す幹
細胞が老化し、毛穴の小器官「
毛包(もうほう)」が、次第に
縮小して消えてしまうためであ
ると分かりました。 東京医科
歯科大や米ニューヨーク大など
の研究チームがマウスの背中の
毛と高齢女性の毛髪で解明し、
5日付の米科学誌サイエンスに
発表しました。
幹細胞の老化を防ぐには細胞
と基底膜を結び付ける「17型コ
ラーゲン」が必須であることも
発見しました。東京医科歯科大
の西村栄美教授らは17型コラー
ゲンの分解を防ぐ物質を探し始
めており、西村教授は「5年か
ら10年の間に薬ができれば」と
話しています。
毛包の縮小は、男性ホルモン
による男性型脱毛症に特徴的な
現象と考えられていましたが、
高齢化でも進むことが確認され
ました。早期に17型コラーゲン
の分解を防げば、毛を長期間、
維持できるということです。
毛包では、幹細胞が自ら増殖
するとともに、毛を作る細胞を
供給しており、通常は毛の成長
と脱毛、休止のサイクルを繰り
返しています。しかし、年を取
るとDNA の損傷を修復できなく
なり、17型コラーゲンが酵素で
分解されてしまいます。
その結果、毛包の幹細胞が、
本来の能力を失って表皮の角化
細胞に変わり、毛包自体も次第
に縮小し消失します。17型コラ
ーゲンが分解されると、毛髪を
黒くする色素の幹細胞も枯渇し
て白髪になります。
研究チームは、マウス実験の
成果を人間で調べるため、大分
県別府市の「くらた医院」の
協力を得て、顔のたるみやしわ
を取る美容整形手術で切除され
た側頭部の皮膚を分析しました。
55~70歳の女性は若い女性に比
べ、縮小した毛包が多く、17型
コラーゲンの減少を確認できま
した。

このニュースについての動画です。

 


 
 
 
コラーゲンは、怒られるもと
コラー源。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
欧米では、朝の欠食が、心筋
梗塞の危険を高めると報告され
ていますが、今回の調査で日本
人の間で差は見られず、人種に
よって、起こる病気が違うとい
うことを再認識しました。人種
が違うと体の状態(肥満など)
や病気の頻度(心筋梗塞が多い
か否か)などが違うため、同じ
条件で、実験を行ったとしても
違う結果がでるのは、興味深い
と思いました。それゆえ、外国
の臨床試験の結果を、日本人に
軽々しく落とし込んではならな
いということが分かりました。
早期に17型コラーゲンの分解
を防ぐ、具体的な方法を追及し
て、薄毛に悩む人々を男女を問
わず救いたいと思います。その
土台となる重要な研究であった
と認識しました。

ソーキそばを早期に食べる。


 
 
 
 
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