最近の号外Vol.439メルマガ
2016-11-10 00:27:17
カテゴリー:ブログ

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診療マル秘裏話 号外Vol.439 平成28年1月9日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨
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目次
1)魚油の摂取で脂肪を分解し熱を産む細胞が増加
2)気管支の表面にある神経内分泌細胞の移動能力
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。
1】 魚油の摂取で脂肪を分解し熱を産む細胞が増加
魚に含まれる油分を摂取する
と、体の脂肪を分解して熱に変
える「ベージュ細胞」が増加す
る事を、京都大の河田照雄教授
(食品機能学)らのチームが、
マウスの実験で明らかにし、17
日付の英科学誌電子版に発表し
ました。
チームによると、最近の研究
で、中年太りや生活習慣病はベ
ージュ細胞の減少が一因と考え
られているそうです。DHAや
EPAを加えた高脂肪の餌をマ
ウス群に10週間食べさせ、高
脂肪の餌だけを与えた群と比べ
たところ、内臓の脂肪が15~
25%少ない一方、「UCP1」
という蛋白質は4倍多くなって
いました。
河田教授は「魚油を含む食事
が肥満などの改善につながる新
しい科学的根拠が得られた。人
間でも効果があるのか検証した
い」と説明しています。英科学
誌「サイエンティフィック・リ
ポーツ」電子版に17日、掲載
されました。
魚油の体重減少のメカニズムに
ついて解説している動画です。
中年太りや生活習慣病はベー
ジュ細胞の減少が一因の現象。
笑
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2】 気管支の表面にある神経内分泌細胞の移動能力
肺の気管支の表面にある細胞
が、はうように動いて、特定の
場所に集まる様子の撮影に、理
化学研究所多細胞システム形成
研究センター(神戸市)のチー
ムがマウスで成功し、17日付の
米科学誌電子版に発表しました。
この細胞は神経内分泌細胞(
NE細胞)で肺の酸素濃度を検知
するセンサーのような働きをす
るほか、ガン化すると、転移し
やすい小細胞肺ガンになるとさ
れています。
森本充チームリーダーは、「
転移のしやすさはNE細胞が動く
力を持つことと関係するかもし
れず、治療法開発につながる可
能性がある」と話しています。
気管支の三次元構造と神経内分
泌細胞の分布を示している動画
です。
検地で、隠し田畑を検知する。
笑
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編集後記
お魚の油には、ω-3系の不
飽和脂肪酸がたっぷり含まれて
います。代表的なのは、ドコサヘキ
サエン酸(DHA)とエイコサペンタエン酸(EP
A)です。DHA は、記憶力アップ
が有名で、EPA は、不安定狭心
症の治療に使われます。 体の
脂肪を分解して熱に変える「ベ
ージュ細胞」を増加させる作用
もあるとは、知りませんでした。
肺小細胞ガンの元の細胞であ
る、神経内分泌細胞(NE細胞)
に、このような移動能力がある
ということは、知りませんでし
た。転移のしやすさはNE細胞が
動く力を持つことと関係する可
能性があります。治療法開発に
つながる可能性も大いに追及し
て頂きたいものです。
造花の増加に花屋が意見を言
う。笑
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