最近の号外Vol.452メルマガ

  1. Home
  2. 最近の号外Vol.452メルマガ

2016-11-25 00:34:37

カテゴリー:ブログ

エベレスト

藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白·美肌ブログランキングへ

 
診療マル秘裏話  号外Vol.452 平成28年1月24日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次

1)ガン専門家の相談支援を無料で受けられる施設
2)倒れた人に、手遅れになる前に心臓マッサージ

 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 ガン専門家の相談支援を無料で受けられる施設

 
 
 
 
 
ガン患者が安心できる居場所
を-。こんな人々の善意が結実
し、専門家の相談支援を無料で
受けられる施設「マギーズ東京」
が、東京都江東区豊洲に今夏オ
ープンします。建設費約三千九
百万円はすべて寄付で賄われ、
インターネットなどで約二千三
百人から寄せられました。
二〇二〇年までの限定施設で
すが、運営するNPO法人「マ
ギーズ東京」の共同代表理事で
看護師秋山正子さん(65)=
東京都在住=は「看護師やケー
スワーカーらとの対話を通じ、
患者さんが治療や今後の人生に
ついて考えられる場に」と話し
ています。
施設は、秋山さんらが、英国
発祥の「マギーズセンター」を
目標に構想を練りました。イン
ターネットで資金を募る「クラ
ウドファンディング」を利用し
たところ、約千百人から計約二
千二百万円が集まりました。ク
ラウドファンディングの運営会
社が日本でサービスを開始して
以来、最高額(当時)で、ガン
で肉親を亡くした遺族、元患者
らも善意を寄せました。
ガンを経験した髪林(かみば
やし)靖子さん(43)は一万
円を寄付しました。「一人じゃ
ないと思える場が必要。一人一
人は微力でも集まれば大きな力
になるんですね」と喜ぶ。これ
に、秋山さんらが他の方法で約
千二百人から集めた約千七百万
円を足しました。用地は企業が
低額で貸してくれました。
建物は平屋で床面積二百平方
メートル。十人ほどが集えるダ
イニングルームやオープンキッ
チン、個室などがあります。看
護師やケースワーカーらが常駐
し、患者さんや家族が相談支援
を無料で受けたり、体操やヨガ
などを体験したりできます。今
月十一日に、起工式を行う予定
です。
ガン薬物療法専門医で、川崎
市立井田病院かわさき総合ケア
センターの西智弘副医長は、「
医者と患者の関係では、今後の
人生をどう生きたいかなどはな
かなか話せない。病院でも家庭
でもない場所で寄り添ってくれ
る人がいることは、前向きに考
えられる力になる」と期待して
います。

マギーズ東京が目指すものに

ついて解説しているニュース

動画です。



仮定の家庭で、生きる過程を
みつける。笑

 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
2】 倒れた人に、手遅れになる前に心臓マッサージ

 
 
 
 
 
 
停止した心臓を回復させるた
めに行う心臓マッサージで、胸
への強い圧迫が原因で患者さん
の肋骨(ろっこつ)が折れるケ
ースはまれで、致命傷になる恐
れもほとんどないことを、日本
蘇生協議会が調査で明らかにし
ました。

同協議会は「身近に急に倒れ
た人がいたら、ためらわず、手
遅れになる前に心臓マッサージ
をしてほしい」と呼びかけます。
2月に発刊する、心肺蘇生の
指針改定版に調査結果を盛り込
みます。

調査したのは指針作成メンバ
ーで、呉共済病院(広島県)の
石川雅巳・救急診療科部長らの
チーム。心停止以外の原因で倒
れた脳梗塞などの患者で、本来
は、不必要な心臓マッサージを
一般市民から受けた国内外の計
762人を分析しました。その
結果、骨折するケースは極めて
限られ、折れた骨が内臓に突き
刺さるなどして命に関わる重大
事例はなかったということです。

救急隊による、実際の心臓マッサ

ージの模様を記した動画です。



辞令で、退職する事例。笑

 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 
 
ガン専門家の相談支援を無料
で受けられる施設、「マギーズ
東京」がインターネットの寄付
で誕生するなんて、素晴らしい
ことであると思います。しかし
看護師等の専門職の給料や運営
の経費は、どうするのでしょう
か?多くの人の善意を結集する
ことは、キリスト教を信仰する
欧米諸国では、当たり前のこと
ですが、日本では中々寄付が集
まらないということが言われて
いました。それを集めただけで
も偉大なことであると思いまし
た。運営にも力をいれて頂けた
ら幸いです。
本当に心臓マッサージで肋骨
骨折は、少ないのでしょうか?
私のクリニックで在宅医療をし
ていた、寝たきりの女性では、
救急隊員の心臓マッサージで、
肋骨が折れ、血液を吐いた例が
ありました。監察医の先生は、
そのために、かなり処置に困る
状態になっていたようです。
長い時間が経ってから、結局
私が長く見ていたということで
病死という扱いで、死亡診断書
を作成しました。善意で、心臓
マッサージを行った救急隊員を
訴追する訳にもいかず、本当に
苦渋の決断だったのではないで
しょうか?私の立場としては、
心臓マッサージをすること自体
は、良い事なのですが患者さん
の体格や、異常な痩せがないか
どうかを考慮してから、力の入
れ加減を決定して頂きたいと思
いました。

対角の立ち位置から、体格を
推定する。笑

 
 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。