最近の号外Vol.451メルマガ

  1. Home
  2. 最近の号外Vol.451メルマガ

2016-11-24 00:27:41

カテゴリー:ブログ

エベレスト

藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白·美肌ブログランキングへ

 
 
 
診療マル秘裏話  号外Vol.451 平成28年1月23日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)虐待被害小児に三機関の代表者が協同面接制度
2)慶応病院がiPSコンサルテーション外来設置

 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 虐待被害小児に三機関の代表者が協同面接制度

 
 
 
 
 
虐待を受けた子どもは二回、
心の重荷を背負います。一回目
は虐待そのものによる体や心の
傷です。二回目は大人から繰り
返し事情を聴かれ、つらい経験
を思い出してしまうことです。
せめて二回目の負担を和らげよ
うと、これまで児童相談所(児
相)、警察、検察が個別に面接
していたのを、三機関の代表者
が行う「協同面接」制度が始ま
ろうとしています。神奈川県の
医師の熱意が「縦割り行政」の
壁を壊し一歩を踏み出しました。
神奈川県伊勢原市に今年二月
開設した「子どもの権利擁護セ
ンターかながわ」。同市のNP
O法人・チャイルドファースト
ジャパン(CFJ)が運営し、
専門的訓練を受けたスタッフが
虐待を受けた子どもから聞き取
りをしています。協同面接は、
まだ、実施されていませんが、
設備は整っています。
面接室は、子どもと面接者が
二人きりで話すため、一人掛け
のソファを向かい合わせに設置
しました。天井にカメラが据え
られ、別室のモニターで視聴で
きます。別室からは内線電話で
面接者に「これを質問して」と
伝えられ、録音・録画もできま
す。
聞き取り後、子どもは、隣の
診察室へ行きます。立件に必要
な証拠を得ることも重要ですが、
診察所見が正常であれば「あな
たの体は、傷ついていない」と
安心させてあげる事ができます。
CFJ理事長で内科医の山田
不二子さんは「子どもの虐待へ
の対応は欧米に比べ大幅に遅れ
ている。協同面接の実績を積み
重ねたい」と話しています。
従来、子どもが、性虐待など
の虐待を受けた場合、児童保護
を目的とする児相、犯人検挙を
目指す警察、有罪の根拠を固め
たい検察が個別に聴取していま
す。子どもは、そのたびに恐怖
がよみがえる弊害が指摘されて
いました。
山田さんは、一九九〇年に同
市内で開業し、九八年に民間の
子ども虐待防止団体を設立しま
した。特別な技術や知識が必要
と痛感し、調べたら、欧米では
訓練を受けた職員が代表して聴
く制度が定着していることを知
りました。
国内導入を目指し、米国から
講師を呼んで専門的な訓練を受
け、二〇一〇年から児相職員や
警察官らに研修を実施してきま
した。 子どもの虐待を考える
シンポジウムも開催し、来年で
十八回目を迎えますが捜査機関
も参加するようになりました。
地元の児相や警察、検察にも働
き掛けました。
賛同する国会議員も関係省庁
に要請しました。児相を所管す
る厚生労働省、警察庁、最高検
察庁は、今年十月、全国の出先
機関に協同面接を促す通知を出
しました。
重徳和彦衆院議員(改革結集)
は「与野党が一致して行政に働
き掛けた」と話しています。
課題もあります。 通知は、
努力目標にとどまり、三機関の
うちどこかが拒めば実施されま
せん。録音・録画も義務ではあ
りません。
三機関の運用に委ねられてい
る部分が大きいのですが、山田
さんの熱意でここまでたどり着
きました。 これから三機関の
理解が深まれば、子どもに寄り
添った面接が、行われるように
なります。
<児童虐待の認知数> 全国の
児童相談所が、2014年度に
対応した件数は、8万8931
件で、前年度比20・5%増と
なっています。 24年連続で
過去最多を更新しました。警察
庁が発表した14年の検挙件数
も698件と、前年比49・5
%増でした。

小児虐待を防止する動画です。

見ていてこんなことがあるのだと

驚きを隠せませんでした。子供

は、国の宝だと私は考えています。



 
過去最多のつぼみが咲いた。


 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
2】 慶応病院がiPSコンサルテーション外来設置

 
 
 
 
慶応大病院(東京)は、iP
S細胞(人工多能性幹細胞)の
研究について難病患者の疑問に
答える専門の「iPSコンサル
テーション外来」を来年1月に
設置する、と発表しました。

同外来ではパーキンソン病や
ALS(筋萎縮性側索硬化症)
など14種類の難病に関し、遺
伝性の病気や幹細胞を研究する
医師らが最新の研究や、将来の
治療の見通しなどを情報提供し
ます。

かかりつけ医が同病院に連絡
したうえで、患者さんは受診の
運びとなります。

診断がつかずに悩む患者さん
に対応する「未診断疾患外来」
も設けます。かかりつけ医から
の紹介を受けた患者さんから
血液5ミリ・リットルを採取し
たうえで、遺伝子を分析する事
で診断を試みます。

詳しくは、同大学医学部臨床
遺伝学センターのサイト
(http://cmg.med.keio.ac.jp/)
でご覧下さい。

慶応病院の新しい外来について

のニュース動画です。



帝京大学病院に情報を提供する。



 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
編集後記

 
小児期の、心のダメージから、
犯罪につながったり統合性失調
症等のような精神疾患に繋がっ
たりしないようにという側面も
あるのではないかと私は考えて
います。いずれにせよ子供の心
を大切にする制度は、大事にし
てもらいたいと、切に願う次第
です。
難病の患者さんにとっては、
最後の砦といえる外来になるか
も知れません。運営をしっかり
して頂き、藁をもすがる気持ち
で来院する患者さんを救ってあ
げて欲しいと思います。

制度の精度を上げる。笑

 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。