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2016-10-31 00:44:52

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診療マル秘裏話  号外Vol.430 平成27年12月29日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)自社創製した腫瘍免疫治療薬の治験を来年開始
2)脊髄性筋萎縮症で新薬の効果等を確かめる治験

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 自社創製した腫瘍免疫治療薬の治験を来年開始

 
 
 
 
 
 
中外製薬は自社創製した腫瘍
免疫治療薬の治験を、来年にも
開始します。 左右の抗原結合
部位で異なる抗原に結合できる
バイスペシフィック抗体(二重
特異性抗体)を、ガン領域に、
応用した治療薬候補です。既存
の腫瘍免疫治療薬である免疫チ
ェックポイント(CP)阻害剤
が効かない患者さんにも有効な
治療薬として開発を目指してい
ます。同社は独自の抗体技術を
駆使し、複数の腫瘍免疫治療薬
の開発にも着手し腫瘍免疫分野
の開発を加速させています。

中外製薬は、二重特異性抗体
を用いた血友病治療薬候補「A
CE910」の世界第3相臨床
試験(P3)を実施中です。新
たな腫瘍免疫治療薬候補はAC
E910と同じ二重特異性抗体
技術を活用しています。

同治療薬候補は、抗体の片腕
でガン細胞上の抗原に結合し、
もう一方の腕でT細胞上の抗原
であるCD3に結合します。T
細胞とガン細胞の距離を近づけ
ることで強力にガン細胞を殺傷
すると期待されています。同社
はこの二重特異性抗体技術をT
細胞リクルート抗体技術(TR
AB)と名付けています。二重
特異性抗体を効率的に生産する
同社独自技術「ART-Ig」
も活用します。

同治療薬候補は、前臨床試験
で強力な抗腫瘍効果を発揮する
ことが確認されています。ただ、
どのガン抗原を標的として臨床
応用するかは明らかにしていま
せん。

すでに上市されている抗PD
-1抗体などの免疫CP阻害剤
は、遺伝子変異数が多いガン種
では治療効果を発揮するものの、
遺伝子変異数が少ないガン種で
はあまり効かないことが分かっ
ています。中外製薬は、同治療
薬候補を、遺伝子変異数が少な
くて免疫CP阻害剤が効かない
ガン種でも抗腫瘍効果を示す第
2世代の腫瘍免疫治療薬として
開発を目指しています。

同社は、このほかにも、抗体
のFc領域改変技術を応用して
複数の腫瘍免疫治療薬の開発に
取り組んでいます。一つはTw
oB-Ig(抑制型Fcγ受容
体選択的結合増強技術)と呼ば
れる抗体技術を取り入れた抗C
D137(4-1BB)アゴニ
スト抗体です。同技術の活用で、
抗CD137抗体の免疫細胞を
増殖させたり活性化させる作用
を増強する効果が期待されてい
ます。

ガン免疫療法についての動画

です。



 
 
 
左様な作用を増強する。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 脊髄性筋萎縮症で新薬の効果等を確かめる治験

 
 
 
 
 
全身の筋力が低下する難病の
脊髄性筋萎縮症(SMA)で、
新薬の効果などを確かめる国際
共同治験が始まりました。有効
な治療法がなく、重症患者さん
は、人工呼吸器で延命を図って
おり、新薬の登場が待たれてい
ます。
SMAは、主に小児期までに、
10万人に1、2人の割合で表
れます。発症が早いほど症状が
重く、生後6か月以内に発症す
る最重症の1型は「フロッピー
インファント(体の柔らかい赤
ちゃん)」と呼ばれ、首がすわ
らず、寝返りや座ることができ
ないのが特徴です。
治験薬は、運動神経細胞が、
正常に働くための蛋白質の生成
を促します。 日本では1型の
患者の治験参加者を募集してい
ます。  東京女子医大の斎藤
加代子・遺伝子医療センター所長は、
「治験には、人工呼吸器の装着
が必要ない、などの条件がある
が、治療は早いほど良いので、
疑わしい症状があれば、すぐに
相談してほしい」と話していま
す。相談は同センターにメール
office.ba@twmu.ac.jp)でお
願いします。

脊髄性筋委縮症のHALを使

った治療についてのニュース

動画です。



 
 
警察署長と研究所所長が、赤
飯炊いて娘の初潮を祝った。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
左右の抗原結合部位で異なる
抗原に結合できるバイスペシフ
ィック抗体(二重特異性抗体)
を、ガン領域に、応用した治療
薬候補の臨床試験が行われてい
るのは、非常に喜ばしい事です。
ガンの治療は、待ったなしの
状況です。早く臨床で使える薬
となることを切に希望します。
全身の筋力が低下する難病の
脊髄性筋萎縮症(SMA)で、
新薬の効果などを確かめる国際
共同治験が始まったのは、喜ば
しいことです。こちらも待った
なしの状況で、早期発見、早期
治療が求められています。治験
参加者に、劇的な治療効果が訪
れる事を期待したいと思います。

産科の医療機関の傘下の治験
に参加する。笑

 
 
 
 
 
 
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