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診療マル秘裏話  号外Vol.404 平成27年11月29日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)原因不明の小児の病気・川崎病がますます増加
2)インフルエンザ発症後に重い異常行動を起こした症例

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 原因不明の小児の病気・川崎病がますます増加

 
 
 
 
 
 
原因不明の小児の病気・川崎
病がますます増えています。2
年ごとに疫学の全国調査をして
いる、自治医科大学公衆衛生学
教室(中村好一教授)がまとめ
た第23回川崎病全国調査成績か
ら明らかになりました。

結果は2015年10月9日、鹿児
島市で開かれた日本川崎病学会
でも「患者報告数、さらに増加
!! 」と題して発表されました。

川崎病は、5日以上の発熱、
全身の発疹、目が充血、手足が
むくみ、手の皮がむける、とい
った特徴のある病気で、54年前
の1961年、日赤医療センター小
児科の川崎富作医師が気づきま
した。 原因を突き止めるには
実態をくわしく知る必要がある
として、全国調査は70年から2
年に1度、小児科のある100床以
上の病院と小児専門病院を対象
に始まり、今回は13年と14年の
初診患者の症状や治療法、結果
などを聞きました。

それによると、13年は1万569
6人、14年は1万5979人。川崎病
は79年、82年、86年に突出した
大流行があり、これまで最高だ
った82 年の年間患者数1万5519
人を両年とも上回りました。80
年代後半にはいったん5000人台
まで減っていましたが、05年か
ら1万人を突破、患者数はこの
ところ概ね年々増えています。

発病のピークが0~1歳、大部
分は3歳未満のため、川崎病の
罹患率は0~4歳人口10万対罹患
率で表しますが、14年は308 人
で最高値を更新しました。総患
者数は33万1115人(男19万1448
人、女13万9667人)になりまし
た。

月別の患者数は、1月と12月
が多く、秋(9 ~10月)は少な
く、春から夏に増える傾向があ
りました。また、最近4年間の
都道府県別の罹患率は、11年は
熊本、群馬、12年は鹿児島、大
分、群馬、新潟、13年は群馬、
富山、大分、14年は長野、岐阜、
京都、福井などが高くなり、隣
接県の罹患率が翌年は高くなる
傾向が見られました。

川崎病の重症者は心臓の冠状
動脈にコブができ突然死の危険
が指摘されます。初診時に心臓
異常があるのは4.2%でした。9
割は基本的な治療法である免疫
グロブリン療法を受けており、
死亡は2年間で8人でした。

川崎病について解説している

動画です。



 
 
 
私的な指摘を史的に検証する。


 
 
 
 
 
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2】 インフルエンザ発症後に重い異常行動を起こした症例

 
 
 
 
 
インフルエンザを発症後に高
いところから飛び降りたり突然
走り出したりするなどの重い
「異常行動」を起こした症例が
昨季は、57人(1~16歳)
報告されたと、厚生労働省研究
班が6日、明らかにしました。
調査結果を厚労省の専門家会議
に報告しました。 例年並みの
報告数ということです。

インフルエンザ治療薬を服用
していたのは21人(37%)、
解熱剤も含め薬をまったく服用
していなかったのは11人(19
%)。残り25人は解熱剤のみ
服用や不明などでした。 異常
行動に伴う死亡はないという事
です。

専門家会議は、インフルエン
ザ治療薬との因果関係を示唆す
る結果ではないとしました。イ
ンフルエンザにかかったら異常
行動に注意するよう、医療者や
保護者らに注意を促していく事
で意見が一致しました。

インフルエンザの治療後の異常

行動で、2審も遺族の訴えを退けた

というニュース動画です。



 
 
 
中尉が部下に注意した。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
原因不明の川崎病が増えてい
るのは、確かに不気味では、あ
ります。しかしこの現代医学が
発達した時代に、いつまでも、
病気の原因が不明ということは、
ありえないと思います。 西洋
医学は、病気の原因を突き止め
ることで病気の治療法を編み出
してきました。 早く川崎病の
原因も解明されて、治療法が、
編み出されることを期待してや
みません。
インフルエンザを発症後に高
いところから飛び降りたり突然
走り出したりするなどの重い
「異常行動」を起こした症例が
毎年、同じ数だけ出てきている
のは、本当に残念なことです。
この異常行動の原因は、イン
フルエンザウイルスそのものと
考えるのが、一般的であると考
えます。ならば、インフルエン
ザウイルスが、どのようにして
この異常行動を起こすのかその
全容を解明するのが先決である
と思われます。

全容を把握して、法律を善用
する。笑

 
 
 
 
 
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