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2016-09-16 01:27:45

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診療マル秘裏話  号外Vol.392 平成27年11月15日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)レム睡眠の役割はノンレム睡眠時の記憶の定着
2)マイタケがインフルエンザワクチンの効果を最大3.5 倍高める

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 レム睡眠の役割はノンレム睡眠時の記憶の定着

 
 
 
 
 
 
夢を見る浅い眠り(レム睡眠)
には、続いてやってくる深い眠
り(ノンレム睡眠)の時に脳内
の記憶定着を促す役割がある事
を、筑波大と理化学研究所など
のチームがマウスの実験で確か
めました。脳科学の長年の謎だ
ったレム睡眠の役割解明につな
がる成果ということです。22日
付の米科学誌サイエンスに論文
を発表しました。

レム睡眠は、鳥類と哺乳類だ
けにみられる状態です。ヒトで
は新生児期に多く、大人の睡眠
時間の約15%を占めますが、
具体的な役割は不明でした。

筑波大の、林悠(ゆう)助教
(神経科学)らは、レム睡眠か
らノンレム睡眠へ切り替える脳
内の、スイッチ役の神経細胞を
特定しました。スイッチを自在
に切り替えられるマウスを遺伝
子操作で作り出し、レム睡眠の
効果を調べました。

すると、レム睡眠を無くした
マウスは、ノンレム睡眠中に生
じるゆっくりとした脳波(デル
タ波)が、次第に弱くなること
が分かりました。逆にレム睡眠
を増やすと、ノンレム睡眠中の
デルタ波は強くなりました。

デルタ波には記憶形成や脳機
能回復の作用があることが知ら
れています。林助教は「レム睡眠
によって脳内の記憶の整理が促
されていると考えられる」と話
しました。アルツハイマー病や
うつ病など、睡眠中にデルタ波
が減少する病気の解明につなが
る可能性もあるということです。

レム睡眠で学習促進をと説いて

いる動画です。



 
 
デルタ波が減少する現象。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 マイタケがインフルエンザワクチンの効果を最大3.5 倍高める

 
 
 
 
 
 
道立総合研究機構林産試験場
は23日、同試験場が開発した
道産品種のマイタケ「大雪華の
舞1号」がインフルエンザ予防
接種のワクチン効果を最大3.5
倍に高めることを北海道情報大
(江別)などとの共同研究で確
かめたと発表しました。年度内
にも論文をまとめて、学術誌に
投稿するそうです。

同試験場は、大雪華の舞が他
のマイタケに比べ、免疫力を高
める「βグルカン」や、抗酸化
作用があるポリフェノールの含
有量が多いことに着目しました。
道情報大を中心に食品の機能性
を評価する「食の臨床試験」の
協力を得ました。

試験では、免疫細胞の活性が
低めの30歳以上70歳未満の
男女100人にインフルエンザ
予防接種を受けてもらい、うち
半数の50人が、生の大雪華の
舞を1日70グラムを食べるの
と同等の錠剤を、3カ月間毎日
摂取しました。その結果、マイ
タケを摂取しなかった50人と
比べ、インフルエンザ予防接種
後に抗体ができた割合がA型イ
ンフルエンザが8ポイント、B
型は、20ポイント高いという
結果がでました。特に抗体がで
きにくい60歳以上ではA型は
3・5倍、B型でも2倍の抗体
ができ、ワクチンが有効性を持
つ基準を大きく上回りました。

また、予防接種後に全身のだ
るさや喉の痛み、鼻水、頭痛等
の症状を訴える人も大幅に少な
くなりました。

試験を担当した道情報大医療
情報学部の西平順教授(内科学)
は「インフルエンザ予防接種の
効果を高める食品はこれまでな
かった。これほどの効果が認め
られたのは、驚き」と話してい
ます。

大雪華の舞は、道内に多いカ
ラマツを使い、低コストで栽培
できる品種として、同試験場が
開発し、2008年6月に品種
登録されました。十勝管内本別
町の農家などが栽培しましたが、
現在は道内4カ所での試験栽培
にとどまっており、市販されて
いません。

マイタケの免疫力アップの効果

を生む調理法について解説して

いる動画です。



 
 
 
市販の薬で師範に紫斑がでた。


 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
レム睡眠に記憶定着を促す働
きがあるということは以前から
言われていたことだと思います。
しかし、それを脳波などで証明
することは、なされていなかっ
たと考えています。スイッチを
自在に切り替えられるマウスを
遺伝子操作で作り出すことが、
可能となる時代なので脳科学が
進歩するのもうなずけるところ
です。
インフルエンザ予防接種のワ
クチン効果を最大3.5 倍に高め
る特殊なマイタケが見つかると
は、不思議なことです。この事
が分かった以上、試験栽培にと
どめておかずに、大量生産して
頂きたいものです。

遺伝子操作を用いて捜査する、


 
 
 
 
 
 
 
 
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