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診療マル秘裏話  号外Vol.385 平成27年11月7日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)慢性硬膜下血腫の一部でブラッドパッチ療法が改善
2)慢性疲労症候群の子供は、脳が過剰活動し発症

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 慢性硬膜下血腫の一部でブラッドパッチ療法が改善

 
 
 
 
 
 
脳を覆う膜の内側で出血し、
脳を圧迫して頭痛や歩行障害等
を起こす慢性硬膜下血腫の一部
で、「ブラッドパッチ(自家血
硬膜外注入)」と呼ばれる治療
が劇的に効く例があると、山王
病院(東京都港区)の高橋浩一
脳神経外科副部長らが16日午後、
日本脳神経外科学会(札幌市)
で発表しました。

慢性硬膜下血腫は、軽い頭部
外傷が原因とされています。脳
や脊髄の周囲を満たす髄液が、
これを閉じこめる硬膜の外に漏
れる「特発性低髄液圧症候群」
も併せて発病している場合が、
あります。

慢性硬膜下血腫は、頭に小さ
な穴を開けて血液の塊(血腫)
を取り除く手術が一般的な治療
法です。ただし同症候群を合併
する硬膜下血腫で手術を行うと、
脳の位置が下がるなどして逆に
状態が悪化し、死亡例も報告さ
れていました。

同症候群には、自分の血液を
硬膜の外に注入し、固まらせて
髄液の漏出を止める「ブラッド
パッチ」が有効とされています。
高橋副部長らは同症候群を合併
する硬膜下血腫の患者45例にブ
ラッドパッチ治療を行ったとこ
ろ、8割にあたる36例で、手術
などを必要とせず、病気が治り
ました。高橋副部長は「ブラッ
ドパッチは医療保険で認められ
ておらず、早急に保険適用して
ほしい」と訴えています。

慢性硬膜下血腫について解説

している動画です。



 
 
 
 
東武電車で、軽い頭部外傷。


 
 
 
 
 
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2】 慢性疲労症候群の子供は、脳が過剰活動し発症

 
 
 
 
 
疲労や睡眠障害が3カ月以上
続き日常生活に支障を来す「慢
性疲労症候群(CFS)」の子
どもは、脳が過剰に活動し非効
率な状態になっている事を理化
学研究所ライフサイエンス技術
基盤研究センター(神戸市)や
大阪市立大などのチームが突き
止め、15日発表しました。
小児慢性疲労症候群(CCF
S)は不登校の児童や生徒の約
8割が抱えているともされ、根
本的な治療法はないということ
です。
同センターの水野敬上級研究
員は、「非効率な脳活動を補う
ために脳のより多くの部分を使
い、さらに疲労が増加している。
病態の解明や治療法開発に役立
つ」と話しています。

慢性疲労症候群について解説して

いる動画です。



 
 
 
 
慢性疲労症候群の治療法を
披露。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
慢性硬膜下血腫と髄液漏症候
群の合併で手術をして死亡例が
出ているというのは、初耳でし
た。それが本当なら、即ブラッ
ドパッチ療法は、保険適応する
べきであると思います。なにせ
合併例では8割で手術すら必要
としないと言うのですから。
疲労や睡眠障害が3カ月以上
続き日常生活に支障を来す「慢
性疲労症候群(CFS)」の子
どもは、脳が過剰に活動し非効
率な状態になっているという事
が分かったのは、非常に有益な
ことであると思います。将来の
日本を背負って立つ若者が病気
で不登校になっているなら救済
の手を差し伸べる必要があるの
では、ないでしょうか?病態の
解明や治療法開発を急いで頂き
たいものです。

インターネットへの非常識な
投稿が不登校の原因となった。


 
 
 
 
 
 
 
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