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2016-09-03 00:39:48

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診療マル秘裏話  号外Vol.381 平成27年11月2日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)新しい光トポグラフィ装置「ETG-4100」を発売
2)6歳未満男児が臓器移植法に基づき脳死と判定

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 新しい光トポグラフィ装置「ETG-4100」を発売

 
 
 
 
 
株式会社日立メディコは10月
7日、新しい光トポグラフィー
装置「ETG-4100」を日本国内で
発売することを発表しました。
被検者の頭部に装着するプロ
ーブを軽量化するとともに臨床
研究を支援する機能を搭載した
ということです。
光トポグラフィー装置は近赤
外光を用いて、脳活動に伴う大
脳皮質の血中ヘモグロビン濃度
変化を計測することで、脳活動
をリアルタイムで、可視化する
装置です。1995年に、株式会社
日立製作所が世界に先駆けて、
光トポグラフィー技術を開発し、
同社は1998年から医療機器とし
て、光トポグラフィ装置の販売
を開始しました。現在では北米、
欧州、中国など10か国以上の多
くの施設で活用されています。
2002年には脳神経外科領域に
おける保険適用がされていまし
たが日本精神神経学会から保険
適用拡大が要望され、医療サー
ビスの公定価格である診療報酬
の2014年度改定より、「抑うつ
症状の鑑別診断補助」として、
精神科領域でも保険適用されま
した。今後、精神科領域におい
ても、光トポグラフィー検査が
普及することが期待されること
から、同社は臨床現場での操作
性を向上させ、臨床研究をサポ
ートする機能を搭載した新製品
「ETG-4100」の開発に至ったそ
うです。
脳活動を、可視化するfMRI
(機能的磁気共鳴画像法)では、
MRI 装置を利用するため、検査
時間が長く、検査空間も開口部
に限られます。一方、光トポグ
ラフィー装置は、近赤外光のセ
ンサーを被検者の頭部に装着す
るため、座った状態で検査でき
る他、検査時の身体拘束が苦手
な人や多少の動きを伴う検査等
にも使用されています。
検査時は、近赤外光のセンサー
であるプローブを被検者の頭部
に装着しますが、今回発売した
新製品は、このセンサーを小型
化することで従来機種に比べて
約30%軽量化した新型プローブ
を開発しました。 また、装置
本体に画像や音声を直接取り込
み、登場順序や再生時間を自由
に設定できる、カスタム機能を
搭載したということです。
更に、装置外観のデザインを
一新し、ワイド画面を採用する
とともに光トポグラフィー検査
の操作手順を、考慮したボタン
配置に変更したことで、ユーザ
の操作性を向上させています。

光トポグラフィー検査について

解説している動画です。



 
 
 
 
装置外観の概観。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 6歳未満男児が臓器移植法に基づき脳死と判定

 
 
 
 
 
日本臓器移植ネットワークに
よると、千葉県内の病院に急性
脳症のため、入院していた6歳
未満の男児が12日午前1時42
分、臓器移植法に基づき脳死と
判定されました。 6歳未満の
脳死は4例目だそうです。
13日に臓器を摘出し、心臓
は東京大病院で、10歳未満の
男児、肝臓は国立成育医療研究
センターで10歳未満の女児、
腎臓は、千葉東病院で30代の
女性に移植されました。 肺、
膵臓、小腸は医学的理由で断念
しました。
2010年の改正法施行によ
り、本人が拒否していなければ
家族の承諾により、15歳未満
でも臓器提供ができるようにな
りました。

小児の臓器提供に関するニュース

動画です。



 
 
 
 
 
思考回路を駆使して至高の、
施行課程を設定する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
今後、精神科領域においても、
光トポグラフィー検査が普及す
ることが期待されることから、
同社は、臨床現場での操作性を
向上させ、臨床研究をサポート
する機能を搭載した新製品投入
されたことは、先見の明ありと
後世評価されることでしょう。
精神科領域では、客観的指標が
ほとんどなく、光トポグラフィ
ーのように診断に極めて有効で
誤診を指摘できる機器の導入が
画策されています。私も内服の
処方に懐疑的である場合は、光
トポグラフィーのある精神神経
科で、診断を付けてもらうよう
患者さんに要請しています。
臓器移植法に基づき、脳死と
判定された小児患者さんがドナ
ーとなる事は、本当に喜ばしい
ことであると思います。臓器の
移植を行うことで、ドナーの人
の一部の臓器もレシピエントの
中で生き続けることができると
良いように解釈することが必要
と考えています。

藩邸で、判定される。笑

 
 
 
 
 
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