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2016-08-28 01:32:12

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診療マル秘裏話  号外Vol.376 平成27年10月27日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
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目次

1)歯周組織再生剤「KCB-1D」の製造販売承認申請
2)心臓持病ない人の運動中突然死に関わる遺伝子

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 歯周組織再生剤「KCB-1D」の製造販売承認申請

 
 
 
 
 
 
科研製薬株式会社は10月1 日、
歯周組織再生剤「KCB-1D」 (
一般名:トラフェルミン(遺伝
子組換え))の製造販売承認の
申請を行ったことを発表しまし
た。
KCB-1Dは組換え型ヒトbFGFを
有効成分とする歯科用薬剤です。
bFGFは生体内に存在し、細胞の
増殖や分化の調節を行っている
蛋白質の一種です。皮膚、血管、
骨といった、さまざまな組織の
形成に強く関与している、細胞
成長因子の1つで、種々の細胞
の増殖作用および血管新生作用
を持つことから再生医療の分野
で期待されています。
同剤の有効成分である組換え
型ヒトbFGFは遺伝子組換え技術
により製造したヒトbFGFで、20
01年6月に褥瘡・皮膚潰瘍治療
剤「フィブラスト(R)スプレー」
(一般名:トラフェルミン(遺
伝子組換え))として科研製薬
から発売されています。
日本では、40歳以上の約8割
が歯周病に罹患していると言わ
れています。 進行した歯周炎
患者さんには、歯周組織の破壊
を阻止するために、「フラップ
手術」と呼ばれる外科手術が、
実施されることがありますが、
KCB-1Dは、このフラップ手術の
実施時に歯周組織欠損部へ塗布
することで、歯槽骨などの歯周
組織を再生させることが確認さ
れています。
国内には、歯周組織の再生を
効能とする医療医薬品がなく、
同剤は初めての歯周組織再生剤
として歯周炎治療の新たな選択
肢となることが期待されていま
す。

歯周病の予防と最新治療に

ついての動画(その1)です。



その2の動画です。



 
 
 
鬼のいぬ間に洗濯を選択し、
宣託を参考にした。笑

 
 
 
 
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2】 心臓持病ない人の運動中突然死に関わる遺伝子

 
 
 
 
 
 
 
心臓の持病がない人に起きる
運動中の突然死に関わる遺伝子
の一つを特定したと、東京医科
歯科大の古川哲史教授らの研究
チームが2日、発表しました。
論文が欧州心臓病学会誌の電子
版に掲載されました。

古川教授らは、心臓を興奮さ
せて、血液を動脈に送る心室の
組織の働きが、不整脈の発症に
関与していることから、この働
きをつかさどる遺伝子に注目し
ました。この遺伝子が正常に働
かないようにしたマウスは活発
に動く夜間になると突然死につ
ながる不整脈が頻発することが
分かりました。

この遺伝子は人間にもあり、
不整脈の一種の心室細動で意識
を失った経験のある患者さん1
30人を調べると5人に遺伝子
異常がありました。健常者の2
50人中1人に比べて頻度が高
いという結果がでました。

運動中の突然死は1万人に1
人の割合で起きますが、約4割
に心臓の持病はなく原因は不明
だということです。

不整脈について解説している

動画です。



 
 
 
 
健常者が、謙譲して献上品を
献上した。笑

 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
歯周組織再生剤「KCB-1D」(
一般名:トラフェルミン(遺伝
子組換え))の製造販売承認の
申請が行われたのは、画期的な
業績と言えましょう。国内には、
歯周組織の再生を効能とする、
医療医薬品がなく、同剤は初め
ての歯周組織再生剤として歯周
炎治療の新たな選択肢となる事
が期待されるからです。
心臓の持病がない人に起きる
運動中の突然死に関わる遺伝子
の一つが特定されたのは、非常
に興味深いと感じました。不整
脈を起こさせる遺伝子という事
ですが、本当に突然死の死因が
不明な場合、不整脈を考えなけ
ればならないと認識を新たにし
た次第です。

ワインの試飲が死因となる。


 
 
 
 
 
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