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2016-07-31 00:56:30

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診療マル秘裏話  号外Vol.352 平成27年9月29日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)「特発性大腿骨頭壊死症」の抗潰瘍剤による予防法
2)「心の苦悩」の割合が減少し「身体の苦痛」が増加

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
 
1】 「特発性大腿骨頭壊死症」の抗潰瘍剤による予防法

 
 
 
 
 
 
 
股関節を構成する大腿骨頭が
壊死する「特発性大腿骨頭壊死
症」について札幌医科大は、同
大の研究グループが、実施した
臨床試験で、潰瘍治療剤のラン
ソプラゾール(商品名:タケプ
ロン等)の投与によって、この
疾患の発生率を減少させること
に成功したと発表しました。同
大は「予防法確立への足掛かり
となり得る」としています。

特発性大腿骨頭壊死症は大腿
骨頭の血流が低下して壊死が生
じ、壊死した部分がつぶれて股
関節機能が失われる難病でその
誘因によって「ステロイド性」
と「アルコール性」これら以外
の「特発性」に分類されます。
患者数は全国で推定約1万1000
人です。特にぜんそく等の炎症
性疾患に対するステロイド治療
の後に多く発生するステロイド
性大腿骨頭壊死症については、
有効な予防法や外科以外の治療
法が確立されていないのが実情
です。

同大医学部法医学講座の岡崎
俊一郎講師らの研究グループは、
ステロイド性大腿骨頭壊死症の
動物を用いた基礎研究で、ラン
ソプラゾールがこの疾患の予防
に効果があることを確認しまし
た。また、その後の臨床試験で、
同大附属病院の患者さん約30人
にランソプラゾールを投与した
ところ、同疾患の発生率は,13%
となり、投与しない場合より4
割近く減ったということです。

岡崎講師は、「有効性の検証
にはさらなる大規模試験が必要
で、他の施設や関連学会、製薬
会社などの協力を得て実施した
い」と述べています。

大腿骨頭壊死症になりにくい椅子

の制作に成功したという動画です。



 
 
 
 
 
懸賞金獲得の検証。笑

 
 
 
 
 
 
 
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2】 「心の苦悩」の割合が減少し「身体の苦痛」が増加

 
 
 
 
 
 
 
ガンの患者さんと体験者の方
に悩みを尋ねたアンケートで、
10年前に比べて再発の不安を
中心とした「心の苦悩」の占め
る割合が減った一方、抗ガン剤
の副作用など「身体の苦痛」が
増えたことが8日、山口建静岡
県立静岡ガンセンター総長らの
研究チームの調査で分かりまし
た。ガンと診断された後に仕事
を依願退職したり解雇されたり
した人は34・6%で、10年
前の34・7%から状況の改善
がありませんでした。 必要な
支援としては、勤務時間の短縮
や長期休職できる制度、ガンや
後遺症への周囲の理解を挙げる
人が多くいました。
調査では、2013年から、
各地の病院や患者会を通じ40
54人に質問しました。

ガン患者さんの心のケア―に

ついての講演動画です。



 
 
 
 
久能山で苦悩する。笑

 
 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
ステロイド性と特発性の大腿
骨頭壊死症について潰瘍治療剤
のランソプラゾール(商品名:
タケプロン等)の投与によって、
この疾患の発生率を減少させる
ことに成功したのは本当に素晴
らしい業績と言えましょう。更
に既存の薬剤を用いたことで、
副作用について、綿密な調査を
省略してスムーズに臨床試験や、
治療に応用できるのではと期待
しています。
「心の苦悩」の占める割合が
減ったとは言え、抗ガン剤治療
や放射線治療では、ガン幹細胞
を死滅させることが不可能であ
るため、これらの治療を続けて
いる限り、再発は避けられない
と考えられます。その結果再び
再発の心の苦悩が増える可能性
もあります。再発しない可能性
を運頼みにするのは得策でない
ことは明らかです。

中国の長沙と、日本の帖佐の
調査。笑

 
 
 
 
 
 
 
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