最近の号外Vol.349メルマガ

  1. Home
  2. 最近の号外Vol.349メルマガ

2016-07-28 01:23:42

カテゴリー:ブログ

エベレスト

藤田のブログランキングアップにご協力お願いします。
以下のバナーをぽちっとクリックお願いします。



美白·美肌ブログランキングへ

 
診療マル秘裏話  号外Vol.349 平成27年9月26日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
 
目次

1)ビフィズス菌の生理機能の仕組みの一端を解明
2)女性の想像以上に、男性は薄毛を気にしている

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 ビフィズス菌の生理機能の仕組みの一端を解明

 
 
 
 
 
森永乳業株式会社は9月1日、
「ビフィズス菌BB536 」による
腸内細菌を介した生理機能の仕
組みの一端を解明したと発表し
ました。この研究は理化学研究
所統合生命医科学研究センター
の大野博司グループディレクタ
ーらとの共同研究として行われ
たものです。研究成果は、オン
ライン科学雑誌「Scientific
Reports」に8月28日付けで掲載
されています。
同社独自のビフィズス菌BB536
は、健康な乳児から分離された、
ヒトのお腹に棲む種類のビフィ
ズス菌です。これまでの研究に
おいて、ビフィズス菌BB536 の
摂取は炎症性腸疾患等腸の疾患
だけでなく、アレルギーなど腸
以外の疾患も改善する効果を有
することが報告されています。
しかし、その作用機序について
は、複雑な腸内細菌が、相互に
作用しあう故に不明な点が数多
く残されていました。
そこで今回の研究では、ビフ
ィズス菌BB536 が、有する生理
機能の分子メカニズムを解明す
る事を目的とし、ヒト腸内細菌
叢を有するマウスにおけるビフ
ィズス菌BB536 摂取前後の腸内
代謝産物および腸内細菌の占有
率と、腸内細菌の遺伝子発現の
変動を評価したということです。
同研究では、15菌種からなる
ヒト腸内優勢細菌を、マウスに
定着させ、ヒト腸内細菌叢を有
する特殊なマウスを作製しまし
た。ビフィズス菌BB536 (10億
個/1 日)を14日間摂取させた
グループと摂取させなかったグ
ループに分別しました。 摂取
前後の便を回収し、水溶性の腸
内代謝産物を核磁気共鳴分光法
(NMR 法)にて網羅的に解析す
るとともに、便より抽出したDN
AおよびRNAを用いて、腸内細菌
の占有率および遺伝子発現を次
世代シーケンサーにて解析しま
した。
その結果,ビフィズス菌BB536
は、自らが作り出す酢酸や乳酸
などの有機酸や葉酸などのビタ
ミンB 群といった有用物質に加
え、ヒト腸内細菌叢と相互作用
することで、ビフィズス菌以外
が作る酪酸やビオチンといった
有用物質の量を増加させている
という研究結果を得たという事
です。
酪酸は、宿主の腸管細胞のエ
ネルギー源になることや腸管内
で抗炎症作用を担う細胞の誘導
効果を示し、ビオチンは宿主の
細胞に必須のビタミンの1つで
あり、細胞の代謝や成熟に関わ
ることが示されているため、ビ
フィズス菌BB536 による、生理
機能の仕組みの1つである可能
性が考えられるとしています。

ビフィズズ菌について解説して

いる動画です。



 
 
 
 
左様な抗炎症作用。笑

 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
2】 女性の想像以上に、男性は薄毛を気にしている

 
 
 
 
 
20~59才男性を対象に行った
『薄毛に関する意識調査』(20
14年、リクルートライフスタイ
ル)によると、髪への不安があ
る人のうち薄毛が気になる割合
は、調査対象となったすべての
年代で70%以上を占めるという
結果になりました。これを見る
と、女性の想像以上に、男性は
自分の髪について気にしている
ことがわかります。「以前は、
薄毛が目立つ前に何とかしたい
という20~30代のかたが多かっ
たのですが、5年ほど前から50
代以降の男性がグンと増えまし
た」こう話すのは、アデランス
東日本カウンセリング室室長の
住田雅史さん。最近は、薄毛を
あきらめるのではなく、おしゃ
れに関心を持ち、改善に前向き
な50代以上の男性が増えたのだ
ということです。「以前は転勤
など、生活の変わり目にかつら
をつけたり、周囲に気づかれな
いように、少しずつ増毛を行う
ことが主流でしたが、最近は、
一気に髪を増やしてイメージチ
ェンジする人も珍しくありませ
ん」(住田さん談)妻と一緒に
相談に来る人も多く「娘の結婚
式があるので、すぐにかっこよ
くなりたい」「妻に増毛したら
似合うはずと言われた」など、
家族の後押しが、一歩踏み出す
きっかけになることが増えてき
ているそうです。髪が変化した
ことで、「以前に比べて、夫婦
で旅行に行く回数が増えた」等
の反響も多く、妻にとってもう
れしい効果がありました。薄毛
治療を専門に行う銀座HSクリニ
ック院長の北嶋渉さんは「薄毛
治療は格段に進歩しており、早
ければ、早いほど効果が出やす
い」と話しています。

男性型脱毛症についての動画

です。現在では、フィナステリド

(プロペシア)より、強力な内服薬

が販売されています。興味がある

方は、当クリニックにご足労下さい。



 
 
 
 
 
神々の髪が変化して、紙にな
りました。笑

 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
 
 
編集後記

 
 
 
ビフィズス菌の腸内細菌を介
した生理機能の仕組みの一端が
解明されたのは素晴らしい業績
と言えましょう。ただ、ビフィ
ズス菌は、非常に胃酸に弱く腸
まで届きにくいという欠点があ
ります。ビフィズス菌は、自ら
が作り出す酢酸や、乳酸などの
有機酸や葉酸などのビタミンB
群といった有用物質に加え、ヒ
ト腸内細菌叢と相互作用する事
で、ビフィズス菌以外が、作る
酪酸やビオチンといった、有用
物質の量を増加させているとい
う研究結果で、酪酸やビオチン
といった有用物質が腸内環境を
劇的に改善することを期待して
止みません。
最近は、薄毛をあきらめるの
ではなく、おしゃれに関心を持
ち、改善に前向きな50代以上の
男性が増えたというのは、喜ば
しい事であると思います。薄毛
(男性型脱毛症)を完治させる
薬は、いまなお世にでておりま
せん。今後の研究に期待したい
と考えております。

完治を感知して寒地の閑地に
関知せず。笑

 
 
 
 
 
 
************************

このメールマガジンは以下の配信システムを利用して
発行しています。
解除の手続きは下記ページよりお願い致します。
「まぐまぐ」www.mag2.com/m/0000121810.html
(イジニイワト)

発行者名  医療法人永徳会 皿沼クリニック院長
藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
運営サイト www.eitokukaisalanuma.or.jp/ ご意見・ご感想・励ましのお便りお待ちしております。
sara2162@atlas.plala.or.jp このマガジンの掲載記事を無断で転載・使用すること
を禁じます。
ただしお友達への転送はご自由はご自由です。
このエントリーをはてなブックマークに追加 
 

コメント

コメント

コメントがありません。お気軽にどうぞ。