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2016-07-23 01:47:00

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診療マル秘裏話  号外Vol.345 平成27年9月21日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)歯科治療では汚染水で治療が行われる心配
2)女子選手は無月経割合と疲労骨折の経験多

 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 歯科治療では汚染水で治療が行われる心配

 
 
 
 
 
 
歯科治療では通常の水道水が
使われているのですが治療装置
の維持管理などが適切に行われ
ないと、多くの細菌に汚染され
た水で治療が行われる心配があ
ります。日本歯科医学会の作業
班は昨年まとめた指針で、細菌
対策として消毒液の使用を勧め
ていますが、消毒液を注入でき
る装置が普及しておらず、消毒
を行っている施設は一部にとど
まっています。

歯を削ったり、歯の汚れを
除去したりする治療は患者さん
の口の中に機器から水を注入し
ながら行われます。この水は、
治療が行われない時は、患者が
座るチェアに、備えられた細い
管内に滞留します。時間がたつ
と水道水の塩素が抜け元々存在
している細菌が増え始めます。
細菌は集まって、バイオフィル
ムと呼ばれる薄い膜を管内に作
り、細菌が更に増えやすい環境
を作ります。

体には細菌から身を守る免疫
機能が備わっているため、こう
した水が体内に入っても問題を
起こすことは少ないとみられて
います。しかし、水の細菌汚染
を研究している、東京医科歯科
大学教授の荒木孝二さんは「高
齢者など免疫機能が衰えた人が
大量の細菌にさらされると発熱
などの症状が表れる可能性があ
る。院内感染対策として細菌は
少ないに越したことはない」と
話しています。

荒木さんが班長で昨年まとめ
た日本歯科医学会作業班の指針
では、細菌の増殖を防ぐために、
チェアの管に消毒液を毎日入れ
ることを勧めています。消毒液
は診療終了後に入れ、次の診療
前に全部排出し、新しい水と入
れ替えます。 ただ、こうした
消毒液を注入できるチェアは、
販売されているものの、一部の
歯科しか導入しておらず、消毒
液による対策は普及していませ
ん。

代わりに多くの施設で行われ
ているのが、チェアの管内に、
たまった水の排出です。診療前
に治療機器ごとに数分間、水を
出しっぱなしにして、細菌が少
ない新しい水道水で治療ができ
るようにします。

国内のある歯科医療機関のチ
ェアの水を調べたら、1ミリ・
リットル中に3800個もの細菌が
存在していました。 水道法の
水質基準では、細菌数が1ミリ・
リットル当たり100 個以下と定
められており、基準を上回って
います。たまっていた水を排出
したら、細菌数は4個に減り、
水道法の水質基準を満たしまし
た。

しかし、たまった水の排出だ
けで細菌対策が十分だとは言い
切れません。バイオフィルムの
付着の程度や、元々の水道水に
含まれる細菌数など諸条件によ
って、水質基準以下にならない
こともある心配があるためです。

また水の排出を、手間や時間
がかかるのを理由に、診療前に
行わない歯科医療機関もありま
す。 読売新聞が5月に歯科系
大学の付属病院・診療所40施設
に対して行ったアンケート結果
によると、回答の18施設(45%)
のうち、3施設は診療前の水の
排出を「行っていない診療科も
ある」と答えました。細菌対策
は、歯科医師を育てる歯科医療
機関でも、意識が十分ではあり
ません。

厚生労働省歯科保健課は、
「歯科で使う水も、水道法の
水質基準を満たすことが重要だ。
水の排出に加えて消毒液の注入
も示されているが、費用対効果
も含め、研究が尽くされたとは
いえない。今後、国の研究費等
で対策を研究していきたい」と
しています。

歯科治療に使われる水が汚れて

いた様を映した動画です。



 
 
最近の細菌は、バイオフィル
ムを作る。笑

 
 
 
 
 
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2】 女子選手は無月経割合と疲労骨折の経験多

 
 
 
 
 
 
日本産科婦人科学会と国立ス
ポーツ科学センターは29日、
女性アスリートは無月経の割合
疲労骨折の経験が一般の女子大
学生に比べて多く、陸上の中長
距離選手では10倍近くに上る
とする調査結果をまとめました。

オーバートレーニングや栄養
不足に起因する無月経は、女性
ホルモンの分泌低下と関連し、
疲労骨折や不妊のリスクを高め
るため調査しました。昨年7~
9月、運動部に在籍する大学生
日本代表選手ら約1600人と
一般の大学生約500人にアン
ケートをしました。

一般大学生の無月経率は2・
4%、疲労骨折の経験は4・3
%だったのに対し、全国大会に
出場するレベルの選手は無月経
が7・6%でした。

女性アスリートの無月経と疲労

骨折についての深入りニュース

です。



 
 
 
 
疲労骨折を披露したくない。


 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
 
歯科治療では通常の水道水が
使われているのですが治療装置
の維持管理などが適切に行われ
ないと、多くの細菌に汚染され
た水で治療が行われる心配があ
ることに対してしっかりとした
対策を取らなければ、細菌感染
が、歯科治療に思わぬわざわい
となる気がします。ただでさえ
人殺しの連鎖球菌も流行ってお
り、感染が発覚してから時間が
立つとなかなか治療しずらい事
が判明しています。歯科治療の
質が、いかに担保されていても、
足を掬われると裁判沙汰になり、
多額の賠償金が課されないとも
限りません。普段からできる限
りの対策を打ったという痕跡を
残しておかないと裁判で非常に
不利になることは、明白と考え
られます。
オーバートレーニングや栄養
不足に起因する無月経は、女性
ホルモンの分泌低下と関連し、
疲労骨折や不妊のリスクを高め
るということがあらかじめ分か
っているのであれば、女性のア
スリートを保護する意味で日常
の生活を見直すことは、絶対に
行うべきことであると私は考え
ています。健康上のリスクをか
かえたまま、競技に臨むのは、
無謀であると言わざるを得ませ
ん。

棋院での勝敗に起因する確執。


 
 
 
 
 
 
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