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2016-07-05 01:28:07

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診療マル秘裏話  号外Vol.329 平成27年9月2日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1)ショウブ根茎エキスが肌細胞のサーカデイアンリズムを整える
2)フラボノイド「キサントフモール」が、肥満や脂肪肝を改善

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 ショウブ根茎エキスが肌細胞のサーカデイアンリズムを整える

 
 
 
 
 
ロート製薬は、ショウブ根茎
エキスが、肌細胞の約24時間
周期で変動する生理現象(サー
カディアンリズム)を整える働
きがあることを発見するととも
に、同エキスが肌の張りや弾力
に欠かせないコラーゲン同士を
結び付けるたんぱく質である、
エラスチンの産生を高めること
を確認しました。また、同エキ
スとカンゾウ葉エキスとを組み
合わせたタイムサイエンスコン
プレックスが、コラーゲンとエ
ラスチンの産生を高めることも
確認しました。老化した肌細胞
では、サーカディアンリズムが
乱れているとされ、同社では、
これらのリズムを整える素材は
アンチエイジング向けの化粧品
原料として有用であることから、
スキンケア製品への応用を図る
予定です。

サーカディアンリズムは一般
的に体内時計といわれ、動物、
植物、菌類、藻類などほとんど
の生物に存在しています。概日
リズムともいわれます。

同社は体内時計をつかさどる
時計遺伝子と老化の関係に着目
し、肌細胞の老化モデルを用い
たサーカディアンリズムの研究
を進めてきました。老化した肌
細胞では体内時計が乱れること
やカンゾウ葉エキスがリズムを
整え、コラーゲン産生を高める
ことを確認していました。

肌細胞の老化モデルにおいて
「夜」にあたる時間帯に、時計
遺伝子の発現を下げることで、
時計遺伝子のリズムを整えられ
ると考えられます。スクリーニ
ングの結果、ショウブ根茎エキ
スが時計遺伝子の発現を下げる
ことを確認しました。また、肌
に与える効果についても肌弾力
に欠かせないエラスチンの産生
量を増加することも確認しまし
た。

朝より夕方から夜のストレスの方

が健康への影響が大きいと解説

している動画です。



 
 
 
 
 
硬貨の降下が効果的に工科を
奮起させた。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 フラボノイド「キサントフモール」が、肥満や脂肪肝を改善

 
 
 
 
 
 
東京大学大学院農学生命科学
研究科の佐藤隆一郎教授の研究
グループは新規機能性素材開発
の一環として、ビールに使われ
るホップに含まれるフラボノイ
ド「キサントフモール」が肥満
や脂肪肝を改善させる分子機構
を解明しました。体内で脂肪酸
やコレステロールの合成の誘導
に必要な脂質合成転写因子の働
きを抑制することで、効果が示
されることを突き止めました。
生活習慣病予防に役立つ機能性
食品素材としてキサントフモー
ルの有用性が分かりました。

今回、突き止めたのは脂質酸
合成転写因子「SREBP」の
活性化を抑制するキサントフモ
ールの機能です。研究グループ
は、まず同因子によって発現が
誘導される脂肪酸合成酵素遺伝
子のプロモーター配列に、指標
(レポーター)遺伝子を導入し
た細胞株を作り、様々な食品に
由来する成分を添加して、活性
が低下するか否かを調べました。
この探索により、とくに強い
抑制効果を持っていたキサント
フモールがみつかったという事
です。

次に研究用に広く使われてい
る細胞に、キサントフモールを
作用させると、活性型の同因子
が減少し、新たな脂肪酸・コレ
ステロール合成の抑制も観察で
きました。

分子機構解明のため、詳細な
解析を行うとキサントフモール
は細胞内で同因子が脂肪酸・コ
レステロール合成に働くうえで、
必要な輸送体を構成する「Se
c23/24」という蛋白質に
直接結合して、この輸送自体を
止めてしまい脂肪酸合成を阻止
することが分かりました。

生体への効果を検証するため、
マウスを用いて、高脂肪食にキ
サントフモールを0・2%また
は0・4%混合させ7週間摂食
させたところ、肝臓での活性型
SREBPが減少しました。
対照群と比較して体重、体脂
肪量、肝臓中脂肪などが有意に
低下していることが確認できま
した。キサントフモールによる
抗肥満機能を立証する、科学的
エビデンスの取得に向けた基礎
的データとなり得る成果として、
これを足掛かりに今後、食材へ
の応用を目指酢予定です。

ビールの健康効果について解説

している動画です。最後に警告し

ているように、飲み過ぎれば、アル

コールの害がでますので注意して

下さい。



 
 
 
 
ホップ畑で、ホップ、ステッ
プ、ジャンプした。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
ショウブ根茎エキスが、肌
細胞の約24時間周期で変動す
る生理現象(サーカディアンリ
ズム)を整える働きがあること
を発見するとともに、エラスチ
ンの産生を高めることが確認さ
れたのは、偉大な業績といえま
しょう。肌細胞の老化を抑える
化粧品が、世に出ることを期待
しています。
ビールに使われるホップに含
まれるフラボノイド「キサント
フモール」が、肥満や脂肪肝を
改善させる分子機構を解明した
のは素晴らしい業績です。肥満
や脂肪肝を改善させる、機能性
食品の誕生を後押しすることが
推測されます。しかしそのよう
な機能性食品に頼る前に、生活
習慣の改善が必要であることは、
言うまでもありません。

脂肪肝は、死亡感を増幅する。


 
 
 
 
 
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