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診療マル秘裏話  号外Vol.328 平成27年9月1日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)ガン細胞増殖を止める光線力学療法の新胃ガン治療
2)パーキンソン病マウスで神経活動に異常が出ている領域

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 ガン細胞増殖を止める光線力学療法の新胃ガン治療

 
 
 
 
防衛医大外科学講座の辻本
広紀氏らはこのほど、光反応性
のナノ粒子を用いて、微小なリ
ンパ節転移胃ガンを検出し、同時
にガン細胞の増殖を抑制する光線
力学療法を行う新しい胃ガン治療
に動物レベルで成功したと
「Annals of Surgical Oncology」
誌に発表しました。

島津製作所との共同研究とし
て発表しました。 同社では、
最近、ガン細胞に選択的に集まる
分子に光反応性の色素インドシ
アニングリーン(ICG )を取り
こませた「ラクトソームICG」
というナノサイズの粒子を開発
しています。今回の研究では、
この分子を、ヒト胃ガンリンパ節
転移モデルマウスに静脈注射し、
転移巣の検出と治療可能性を
検討しました。

その結果、マウスに投与した
ラクトソームICGは、EPR効果
(ナノ粒子が腫瘍に集積し滞留
しやすくなる効果)により転移
リンパ節に集積し弱い光を照射
すると光を発することが確認さ
れました。この蛍光を手掛かり
に強い光の照射を行うと細胞死
が起こり、リンパ節転移巣の
拡大が有意に阻害されました。

腹腔鏡下で行えるこの治療法
について研究班は、従来の化学
療法に伴う重い副作用を回避で
きるだけでなく、化学療法が効
かない耐性ガンにも対応できる、
と期待を示しています。

光反応性のナノ粒子を研究して

いる研究室の動画です。生体

分子との結合によるバイオイメー

ジングというのが、当てはまる様

です。



 
 
 
 
会費を回避する。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 パーキンソン病マウスで神経活動に異常が出ている領域

 
 
 
 
 
 
手足が震え、体がこわばるパ
ーキンソン病にかかったマウス
で、脳の神経活動に異常が出て
いる領域を磁気共鳴画像装置
(MRI)で突き止めたと、
東北大と徳島大のチームが10
日付の英科学誌電子版に発表し
ました。

発病初期のマウスを使ってお
り、東北大の小山内実准教授は
「パーキンソン病は症状を見て
診断しているのが現状。将来、
MRIを使った診断が可能にな
れば、症状が出る前の早期発見
につながる」と話しています。

小山内准教授によると、パー
キンソン病はドーパミンが減少
して発症することが知られてい
ますが、脳内でどのような神経
活動の変化を引き起こすのか、
よく分かっていませんでした。

パーキンソン病について解説

している動画です。



 
 
 
 
ドーパミンが減少する現象。


 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
光反応性のナノ粒子を用いて、
微小なリンパ節転移胃ガンを検出
し、同時にガン細胞の増殖を抑制
する光線力学療法を行う新しい
胃ガン治療に動物レベルで成功と
いう業績は、画期的な業績とい
えましょう。しかし、転移巣の
拡大を減らすだけでは、根治の
治療とは、言えないようです。
ガンの根治を目指すにはガン幹
細胞を叩く必要があります。ガン
幹細胞を叩く治療法を研究し、
更に実績を積み重ねて行きたい
と考えております。
最近の研究で、パーキンソン
病は、ミトコンドリアの異常で
起こることが、明らかにされつ
つあります。ミトコンドリアの
異常を治すには、水素吸引療法
やCPLの内服といったような
治療があります。

以上のような異常を治す。笑

 
 
 
 
 
 
 
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