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2016-07-01 01:28:32

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診療マル秘裏話  号外Vol.326 平成27年8月30日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
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目次

1)培養脂肪幹細胞使用の乳房再建療法の臨床研究
2)第三者生殖細胞使用の生殖補助医療の親子関係

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 培養脂肪幹細胞使用の乳房再建療法の臨床研究

 
 
 
 
 
カネカは7 月30日、グループ
会社である、バイオマスターが
運営するセルポートクリニック
横浜が、培養脂肪幹細胞を用い
る乳房再建療法の臨床研究を9
月より開始すると発表しました。

乳ガンの手術で乳房を摘出し
た場合、精神的な苦痛や、日常
生活の不都合などが生じるため、
乳房再建が試みられます。現行
の乳房再建では、自身の背中や
腹部の組織を用いる筋皮弁法や
シリコンなどの人工物を挿入す
るインプラント法、脂肪・ヒア
ルロン酸注入などが行われてい
ますが、安全面を含め満足度の
高い再建が得られない場合があ
ります。

これに対し臨床研究を開始す
る再建療法では、自身の少量の
脂肪から取り出し培養で増やし
た幹細胞を脂肪と混ぜることに
よって乳房を再建します。取り
出す脂肪量が従来の脂肪移植に
くらべて少なく負担が小さい事
に加え、自身の幹細胞と脂肪を
用いるため、安全に元の乳房に
近い状態への再建が期待できる
そうです。

脂肪幹細胞について解説して

いる動画です。



 
 
 
 
債券を債権者から買い取り、
会社の再建を目指す。笑

 
 
 
 
 
 
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2】 第三者生殖細胞使用の生殖補助医療の親子関係

 
 
 
 
 
 
自民党の法務及び厚生労働の
合同部会は5日、第三者の精子
や卵子を使った生殖補助医療に
よる親子関係につき、卵子提供
では産んだ女性を母とし、精子
提供では提供者でなく夫を父と
する民法の特例法案を了承しま
した。

法整備検討プロジェクトチー
ムで座長を務める古川俊治参院
議員は「超党派で理解が得られ
るよう働きかけ、今国会の法案
提出を目指す」としています。
しかし、慎重論がある上に国会
日程も厳しく、実際に提出でき
るか不透明です。

法案は、女性が、卵子提供や
代理出産で妊娠、出産したとき
は、出産した女性を子の母とす
ると規定しました。また妻が夫
の同意を得て夫以外の男性から
精子の提供を受けて、妊娠した
場合、夫は自分の子であること
を否認できないとしました。

国内での代理出産等生殖補助
医療に関する規制や、出自を知
る権利などの法整備は超党派で
さらに議論を行い、2年以内に
議員立法を目指すことも盛り込
みました。

現状では卵子提供や代理出産
を規定する法律はありません。
卵子提供をめぐっては神戸市の
NPO法人が7月、早発閉経の
患者さんに親族や知人以外の第
三者から卵子が提供され、受精
卵ができたと公表しました。

代理出産について議論している

動画です。



 
 
 
 
既定の規定路線。笑

 
 
 
 
 
 
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編集後記

 
 
培養脂肪幹細胞を用いる乳房
再建療法の臨床研究が行われる
のは、乳ガン術後の患者さんに
とっては、朗報と言えるでしょ
う。現行の乳房再建では、自身
の背中や腹部の組織を用いる筋
皮弁法やシリコンなどの人工物
を挿入する、インプラント法、
脂肪・ヒアルロン酸注入などが
行われていますが、安全面を含
め満足度の高い再建が得られな
い場合があるということで現行
より、非常に高い満足度が得ら
れるこの方法は、喜ばれること
は、間違いないと思われます。
女性が、卵子提供や代理出産
で妊娠、出産したときは、出産
した女性を子の母とすると規定
し、また妻が夫の同意を得て夫
以外の男性から精子の提供を受
けて、妊娠した場合、夫は自分
の子であることを否認できない
としてしまうと、自分の出自を
子供が調べた場合に、子供が、
法律上の両親を自分の両親と認
めないなどということが起こり
兼ねません。実際に、夫以外の
精子を用いた(医学部の学生の
精子を用いた)場合、母を子供
が追及して、自分の遺伝上の父
を探したという事例があるよう
です。子供は、なぜか医学医療
に興味を持ち医師となっていた
おかげで、遺伝子検査を独自に
行い戸籍上の父が遺伝上の父親
でないことを見破ったようです。
いやはや、血は争えぬと申しま
すが、このような遺伝上の両親
を子供が追及した場合、家族が
崩壊しないとも限らないと思い
ます。
そのため法案の審議は慎重を
期して頂きたいものです。

身長の測定を慎重に行う。笑

 
 
 
 
 
 
 
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