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診療マル秘裏話 Vol.551 平成26年6月26日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
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目次

1) 大腸で特異的に崩壊するカプセル の特許
2)高蛋白質食が、脳卒中リスクを下げる

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】腸で特異的に崩壊するカプセル の特許

 
 
 
 
森下仁丹は、大腸で特異的に
崩壊するカプセルに関する特許
を米国で取得しました。 知財
戦略の一環でビフィズス菌など
を包み込み、大腸へ直接送達さ
せる技術としてシームレスカプ
セルの付加価値向上を目指して
いくそうです。同技術について
は、日本国内で2012年10
月に特許を取得しています。

米国で、取得したカプセルの
特許は、有用細菌であるビフィ
ズス菌を胃酸や消化酵素から守
り、大腸まで送達させるシーム
レスカプセルに関するものです。
米国市場では生きたビフィズス
菌をサプリメントとして摂取す
るプロバイオティクスが脚光を
集め、市場成長を示しています。
同社の開発したシームレスカプ
セルは、錠剤や他のカプセルに
比べ、サイズが小さく飲みやす
いことが特徴となっています。
ビフィズス菌のほか、カプセル
に包む、内容物の研究を進め、
直接、大腸に送達する技術によ
る製品化を、目指していくそう
です。

森下仁丹のビフィーナ(ビフィズス

菌製剤)のCM動画です。



 
 
 
 
法界で抱懐して、崩壊した。


 
 
 
 
 
 
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2】高蛋白質食が、脳卒中リスクを下げる

 
 
 
 
 
米国神経学会(AAN )は高蛋
白質食が脳卒中リスクを下げる
ことを示した研究を紹介しまし
た。6月11日配信のNeurology誌
(オンライン版)に掲載されま
した。

この研究は、蛋白質摂取量と
脳卒中リスクに関して入手可能
な全ての研究7件(被験者総数
25万4489人、平均追跡期間14年)
を対象にした、メタ解析です。
蛋白質が最も多い食事を取る者
は、蛋白質摂取量が最も少ない
者に比べ脳卒中を発症する可能
性が20%少ないという結果がで
ました。蛋白質摂取量を1日20
g 増やすと、脳卒中のリスクは
26%低下しました。 脳卒中リ
スクを低下させる効果は、植物
蛋白よりも動物蛋白で大きかっ
たそうです。

研究者によると、蛋白質が持
つ血圧降下作用が、脳卒中リス
ク低下に何らかの役割を果たし
ているとのことです。また赤身
肉は脳卒中リスク上昇と関連し
ますが、魚の摂取は脳卒中リス
ク低下と関連するため、赤身肉
よりも魚から蛋白質を摂れば、
脳卒中リスクの低下が期待でき
ます。「全ての人の蛋白質摂取
量を20g 増やせば、脳卒中によ
る死亡を世界で年間140 万人減
らせる」と述べています。

魚からタンパク質を摂る和食
は、優れたアンチエイジング食
であるといえそうです。

糖質制限食で、蛋白質を摂取する

理由についての動画です。



 
 
 
肉の蛋白質は、脳卒中リスク
に淡泊。笑

 
 
 
 
 
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編集後記

仁丹が米国特許を取ったのは、
凄いことだと思います。プロバ
イオティクスが市場で成長して
いるなら、なおのこと巨大な富
を得ることも可能でしょう。脳
卒中のリスクの低下から、思わ
ぬところで和食の再認識がなさ
れました。 世界最高のアンチ
エイジングフードが再検証され
たと私は、考えています。それ
でも日本で脳卒中での死亡率が
高いのは、塩分摂取量と関係が
あるものと推察致します。和食
が良いのは分かりましたが同時
に塩分を制限することで、更な
るアンチエイジング効果が期待
されます。
塩分制限しても艶聞は聞かれ
ません。笑

 
 
 
 
 
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