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2016-05-24 01:36:34

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診療マル秘裏話   号外Vol.303 平成27年8月3日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)クランベリー果汁飲用で心臓疾患や脳卒中のリスクを低下
2)小児期の摂取で、統合失調症の予防に繋がる物質

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
1】 クランベリー果汁飲用で心臓疾患や脳卒中のリスクを低下

 
 
 
 
 
クランベリーの果実から得ら
れる果汁の日常飲用により、
心臓疾患や脳卒中のリスクを
低下させることを米国農務省
(USDA)の研究チームが突
き止めました。一日コップ2杯
飲むと、疾患リスクが、有意に
低下します。とくに血圧値は、
高血圧予防の食事法として提唱
されています「DASH」によ
る改善値に匹敵することも分か
りました。同果汁に豊富に含ま
れるポリフェノールによる機能
が大きく関与しているとみられ、
果汁の飲用は、持続可能な生活
習慣アプローチとなる可能性が
示唆されたとしています。

クランベリーはツルコケモモ
亜属の果樹で、北米で栽培が盛
んに行われています。サクラン
ボ大の実は、ジャムやジュース
などに加工され、日本でも果汁
を使った食品が流通し、飲食シ
ーンが広がりつつあります。

研究チームには、700戸を
超える生産農家が加盟する農業
協同組合「オーシャンスプレー」
が参画。クランベリー果汁が、
健康をどこまで増進できるかと
いう課題を設け、健常人ですが
心臓疾患や糖尿病などのリスク
が高まる年齢層56人(平均年齢
50歳)の協力を得てヒト介入
試験を実施しました。

同試験では、8週間分のクラ
ンベリー果汁飲用グループと、
疑似飲料(プラセボ)飲用グル
ープに分けました。条件として
低カロリークランベリー果汁
飲用グループは、コップ一杯当
たり約225グラムを一日2杯
飲み、試験前後の血圧値、血糖
値、血中脂質、炎症マーカーの
C反応性蛋白質等の項目を測定
してプラセボグループとも比較
しました。

その結果、クランベリー果汁
飲用グループは、すべての測定
項目の値が改善することが分か
りました。研究チームが分析し
たところ、心臓疾患リスクは10
%、脳卒中リスクは15%、それ
ぞれ低下につながる可能性が示
されました。また血圧値の低下
だけを調べると、米国衛生研究
所(NIH)の指導で進められ
ているDASH食事法で掲げる
改善の目標値とほぼ同等な値に
まで下がることも分かりました。

クランベリー果汁にはポリフ
ェノールが豊富で心血管代謝へ
の効果、また抗酸化力に優れた
独特なポリフェノールの1つプ
ロアントシアニジン(PAC)
も含まれます。今回のUSDA
研究チームの研究成果の他にも
米疾病予防管理センター(CD
C)による全国健康栄養調査
(NHANES)から得られた
4年分のデータを分析した研究
では、クランベリー果汁を定期
的に飲用すると高い確率で体重
が正常で、ウエスト周囲が大幅
に細くなり、心臓の健康指標が
良好であることも報告されてい
ます。

研究チームは今回の研究成果
を踏まえ、クランベリーによる
健康増進にかかわる情報の発信
力をさらに高めていくことにし
ているそうです。

クランベリーについても述べている

現役泌尿器科医の解説です。



 
 
 
 
 
発進の合図を発信機で送る。


 
 
 
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2】 小児期の摂取で、統合失調症の予防に繋がる物質

 
 
 
 
ブロッコリーの新芽ブロッコ
リースプラウトに多く含まれる
スルフォラファンという物質を
小児期に摂取すると、統合失調
症の予防につながる可能性があ
るとするマウスの実験結果を、
千葉大などのチームが米オンラ
イン科学誌プロスワンに発表し
ました。

チームの橋本謙二千葉大教授
(神経科学)は「子どもの時の
栄養が成人期のメンタルヘルス
に影響を与えるかもしれない」
と話している。今後、人で効果
があるか、検証する臨床研究を
計画しています。

チームは、小児期に当たる、
生後4週から8週のマウスを2
群に分け、それぞれ通常の餌と
スルフォラファンを含む餌を与
えました。8週以降、統合失調
症と似た症状を人に起こす麻薬
を投与すると、通常の餌を与え
たマウスはそれまで生活してい
た場所を初めての場所であるか
のように探索して動き回るなど、
統合失調症の中心的な症状であ
る認知機能障害が起きました。
スルフォラファンを含む餌で育
ったマウスはそうした行動を起
こさず、発症しませんでした。

また、麻薬を投与して発症し
たマウスにスルフォラファンを
与えると、症状が回復すること
も確認しました。

ブロッコリースプラウトの健康効果

について述べている動画です。



 
 
 
統合失調症の猩々の症状をみ
る。笑

 
 
 
 
 
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編集後記
クランベリーの果実から得ら
れる果汁の日常飲用により、
心臓疾患や脳卒中のリスクを
低下させることが明らかになっ
たのは、本当に素晴らしい業績
です。ただクランベリーの生の
果実やそのジュースは、非常に
摂取にくいものになっていて、
砂糖を加えないとなかなか摂取
しづらいものであることだけは、
確かです。砂糖が加わるとこの
クランベリーの効果も相殺され
る部分が出てくるはずです。で
すから、砂糖を加えないジュー
スの成分を濃縮して飲みやすく
したサプリメントを摂取するの
が妥当であると思います。
ブロッコリーの新芽ブロッコ
リースプラウトに多く含まれる
スルフォラファンという物質を
小児期に摂取すると、統合失調
症の予防につながる可能性があ
るというのも素晴らしい発見で
あると言えましょう。なおかつ
このスルフォラファンは、サラ
ダであれば、3日に一回の摂取
で充分量摂取可能なのだそうで
す。スルフォラファンが大量に
含まれるブロッコリースプラウ
トは、非常に高価であると聞い
ています。統合失調症の予防の
ためにも、また麻薬中毒患者さ
んの治療のためにも摂取するの
が望ましいのではないでしょう
か?

スルフォラファンが大量に含
まれるブロッコリースプラウト
の摂取で、統合失調症の予防を
呼ぼう。笑

 
 
 
 
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