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2016-05-03 01:41:44

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診療マル秘裏話  号外Vol.291 平成27年7月20日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
目次

1)経口薬のみ糖尿病患者の6割が現在の治療に満足
2)女子高校生は女性特有の生理や病気の知識が不足

 
 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
1】 経口薬のみ糖尿病患者の6割が現在の治療に満足

 
 
 
 
 
経口薬のみの2型糖尿病(DM)
治療で、目標血糖値が未達成の
患者さんの6割が「現在の治療
に満足」と答えていることが、
アストラゼネカの2型DM治療に
関わる患者さんと医師への意識
調査で分かりました。目標未達
でもインスリン投与の治療を受
けない理由としては「毎日注射
しなくてはいけない」、「一生
注射し続けないといけない」と
QOL やライフスタイルへの影響
を重視する傾向が伺え血糖目標
値を達成することに対する認識
の低さが明らかになりました。

調査は、全国の2型DMを治療
する糖尿病専門医、一般医220
人(2015年4月30日‐5月11日)
と経口薬のみで2型DMの治療を
受ける40‐70歳代の患者さん
400人(同4月23日‐29日)を
対象にインターネットで行いま
した。

患者にHbA1c の目標値に対す
る達成状況を尋ねたところ45%
が未達と答えましたが、うち58
.9%は治療に「満足」もしくは
「どちらかというと満足」との
認識を示しました。目標値未達
患者さんにのみ医師に勧められ
たらインスリン治療を受けたい
かと尋ねたところ、90.6%が
「受けたくない」と回答し、そ
の理由(複数回答)として「イ
ンスリン注射は最後の手段と思
うから」が54.0%と最も多いと
いう結果がでました。他には、
「毎日注射しないといけないか
ら」(49.1%)、「一生注射を
続けないといけないと思うから」
(44.2%)などが目立った。

インスリン以外の2型DM治療
に用いる注射薬については、全
患者の97.5%が「知らない」と
し、95.6%が医師から勧められ
たことがないと答えました。
医師がGLP1薬を患者に勧める際
に重視するメリット(複数回答)
としては、「より良い血糖コン
トロールができる」(89.5%)、
「体重増加が起きにくい」(71
.4%)、「低血糖が起こるリス
クが低い」(70.0%)の順に多
くなりました。

患者さんにGLP1薬を勧められ
た際に重視するメリット(複数
回答)を尋ねたところ、「血糖
コントロールが良くなったら
注射を止められる」(63.9%)、
「体重が増加しにくい」(59.4
%)、「毎日注射しなくても良
い」(58.9%)などとQOL やラ
イフスタイルへの影響を重視し
ていることが分かりました。そ
して自己注射治療が週1回であ
れば、86.6%が「受けてみたい」
と前向きな考えを示しました。

今回の調査について東京医科
大学糖尿病・代謝・内分泌内科
主任教授の小田原雅人氏は「経
口薬治療の2型DM患者では目標
血糖値に対する意識が低く、自
己注射に対する認識は医師との
間で大きな開きがある。GLP1薬
に対する患者の認知は低いもの
の、週1回注射とライフスタイ
ルに負担が少ないメリットを説
けば受け入れる可能性が示唆さ
れた」とし、患者さんのライフ
スタイルに合わせた治療法の
提案が目標血糖値達成に重要と
の考えを示しています。

インクレチンについて詳細に講義

されている動画です。



 
 
 
 
医師の説明が患者さんの意志
に反して、石のようになった。


 
 
 
 
 
 
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2】 女子高校生は女性特有の生理や病気の知識が不足
 
 
 
 
 
女子高校生は予想以上に女性
特有の生理や病気に関する知識
が乏しいことが分かりました。
バイエル薬品 (本社・大阪
市) が2014 年 8月から10月、
関東地方 5校の女子高校生 500
人を対象に「女性の健康に関す
る意識調査」を実施した結果で
す。
子宮内膜症や乳ガンにも無知:
「月経痛、月経不順、無月経、
過多月経のいずれかを経験した
事があるか」の問いに「ある」
と答えたのは82.5%でした。続
いて「これらの月経トラブルが
病院で治療できることを知って
いるか」に「よく知っている」
と答えたのは13.2%だけでした。
「詳しく知らない」50.2%、
「知らない」36.6%。「月経に
関する知識」は「十分に持って
いる」が3.8 %、「ある程度は
持っている」が68.1%で、何と
28.1%もの女子高校生が「ほと
んど持っていない」と答えまし
た。
「月経痛や生理不順などで悩み
や疑問を持ったことがあるか」
を聞くと、あったのは33.5%で
した。この時の相談相手
(複数回答) は親69.7%、
友人28.5%、医師10.3%、学校
の先生やカウンセラー4.8 %の
順で、「相談しなかった」が18
.2%もいました。相談の結果
「解決した」のは56.4%で、残
り43.6%は「解決しなかった」
そうです。
調査では、2つの病気につい
てもたずねました。「子宮内膜
症という病気」を「よく知って
いる」は 9.4%で、「詳しく知
らない」「知らない」はあわせ
て90.6%でした。 「乳ガンは
検診で早期発見できる可能性が
あることを知っているか」には
「よく知っている」21.8%で、
「詳しく知らない」「知らない」
が78.2%でした。
中学校や高校では保健などの
授業もあり、思春期に不可欠な
女性特有の生理なども扱ってい
るはずなのですが意識調査結果
からは決して十分とはいえませ
ん。
バイエル薬品は、学校に産婦人
科医を派遣し、女性の健康教育
についての出張授業をする「か
がやきスクール」を始めました。
初めての2015年度は、希望した
関東、中部、関西、九州などの
約25か所の高校が対象になりま
す。意識調査はそれに先立って
行いました。

女子高生がクラミジアに世界でも

類を見ないほど、感染していると

警告している動画です。これは、

性知識がないことと無関係では、

ないように思います。



 
 
 
 
 
 
 
大勝した大将が対象の学校が
対照として、指名された。笑

 
 
 
 
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編集後記

 
インシュリン治療を非常に嫌
がる患者さんが多いのは、自覚
していましたが、その理由が、
インスリン注射は最後の手段と
思うから」が54.0%と最も多く、
他には、「毎日注射しないとい
けないから」(49.1%)、「一
生注射を続けないといけないと
思うから」(44.2%)というの
は、意外な結果でした。嫌がる
そのインシュリン治療を行い、
更に、一日70単位あるいは、80
単位の投与が行われ、患者さん
が体重をかけると、非常に膝が
痛いと言っているにも関わらず、
インシュリンの治療を継続する
ことは、拷問に近い治療である
と認識しています。 「体重が
増加しにくい」GLP-1 製剤を使
う、あるいは、SGLT-2製剤を使
うというお薬を使うべきでは、
ないでしょうか?
女性の体は、精密機械のよう
です。精密機械の働くしくみに
ついて、女子高校生が知らない
ということは、少子化に拍車を
かける一因であると私は考えて
います。孫子も言っています、
「彼を知り、己を知らば、百戦
危うからず。」

精密機械を動かす機会。笑

 
 
 
 
 
 
 
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藤田 亨
職業    医師の箸くれ(はしくれ)
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