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2016-03-30 01:50:52

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診療マル秘裏話 号外Vol.272 平成27年6月28日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
目次

1)中東呼吸器症候群コロナウイルスの感染が、韓国で拡大
2)人気のまつ毛エクステンション で種々の健康被害を経験

 
 
 
 
 
 
 
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医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 中東呼吸器症候群コロナウイルスの感染が、韓国で拡大

 
 
 
 
 
発症すると高熱やせき、下痢
などを伴い、世界保健機関(W
HO)の報告では致死率は約4
割とされる中東呼吸器症候群
(MERS=マーズ)コロナウ
イルスの感染が韓国で拡大して
います。昨春、サウジアラビア
などで感染が広がりました。
中東では落ち着きつつあるよう
ですが、今回は感染した韓国人
が検疫をすり抜けて中国に入国
しました。日本に感染が広がる
恐れはないのでしょうか?

WHOは5月31日、加盟国
向けに疾病発生速報を出しまし
た。「カタールのドーハで73
歳の男性がマーズに感染しまし
た。患者さんは重体です。WH
Oの集計では、これまでに11
50人が感染し、少なくとも4
27人がマーズ関連で死亡しま
した」

速報には、WHOが繰り返し
必要性を訴えていた感染拡大の
防止策も書かれていました。
「医療機関での2次感染防止が
重要。感染初期の確定診断は、
簡単ではないので、全ての患者
さんに対して標準的な2次感染
防止策を取るべきである」

韓国はこの防止策を順守しな
かった。韓国紙の朝鮮日報によ
れば、5月末までに感染が確認
された15人のうち、中東を
訪問したのは1人だけ。他の14
人は2次、3次感染者で、医療
関係者や見舞いに来た人らだっ
たということです。

自覚症状を訴えて隔離を求め
た女性を帰宅させ、感染者の
家族の男性会社員の海外出張を
見逃してしまいました。男性は
香港経由で訪れた中国広東省で
感染が発覚しました。 中国と
香港の衛生当局は、航空機やホ
テルなどで男性と接触した人を
調べ、数人を隔離しました。

ところで、マーズとは、どん
な病気なのでしょう。WHOに
よれば、2012年に、初めて
確認されたウイルス性の感染症
で、患者さんの85%はサウジ
アラビアで報告されています。

ほかでは、カタールやアラブ
首長国連邦などに多いそうです。
欧州や米国、アフリカなどでも
患者さんは確認されているので
すが、中東で感染したか、その
感染者からの2次感染と分かっ
ています。

感染しても症状が出なかった
り、軽症で済むこともあります
が、悪化すれば高熱やせきなど
インフルエンザに似た症状が出
て、肺炎になることも多いそう
です。 ワクチンはなく、対症
療法しかありません。高齢者の
他、糖尿病といった基礎疾患を
抱えていると重篤化しやすい事
が分かっています。

WHOは感染源を特定してい
ませんが、米医学雑誌によれば
「サウジアラビアの研究グルー
プが家畜のラクダから同じ型の
ウイルスを見つけた」。ラクダ
感染源説が有力となっています。
人から人にも感染するが、感染
力は季節性インフルエンザほど
強くないそうです。

日本での感染は確認されてい
ません。外務省は感染防止策と
して、中東への渡航者向けに
「加熱が不十分な肉や乳、不衛
生な状況で用意された食品は避
ける」「農場の動物や野生動物
には不用意に接触しない」と
注意喚起しています。

WHOも「予防すれば、感染
の可能性は小さい」として、
渡航や貿易の制限勧奨はしてい
ません。しかし、感染から発症
までの潜伏期間は約2週間です。
アジアでは、韓国のほかマレー
シア、フィリピンでも、感染が
確認されています。日本の検疫
をすり抜けて、感染した人が
入国することはあり得えます。

厚生労働省はマーズが疑われ
る場合、「都道府県の検査機関
でマーズのスクリーニング検査
が可能なので、まずは最寄りの
保健所に相談を」と呼び掛けて
います。

MARSの死亡例が報告されたと

するニュース動画です。



 
 
 
 
 
貿易の制限勧奨で役所が干渉
したが、感傷的にならず、完勝
した。笑

 
 
 
 
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2】 人気のまつ毛エクステンション で種々の健康被害を経験

 
 
 
 
目のおしゃれとして、人気の
まつ毛エクステンションについ
て、国民生活センターは4日、
4人に1人が目の痛みなど何ら
かの健康被害を経験していたと
する調査結果を発表しました。
考えられる原因として2割以上
の人が「接着剤が目に入った」
を挙げました。同センターは、
「異常を感じたら、すぐ医師の
診察を受けてほしい」と呼びか
けました。

まつ毛エクステは、まつ毛に
接着剤で人工毛を貼る、美容法
です。調査は、今年3月、過去
1年間にまつ毛エクステをした
ことのある10~50歳代女性
1000人にインターネットで
行いました。

それによると、目やその周辺
に異変や違和感を経験した人が
250人と、全体の25%を占
めていました。具体的には「目
の痛みや異物感」が最も多く46
%。次いで「目やまぶたのかゆ
み」31%、「目の充血」26
%の順です。考えられる原因は、
「施術中に接着剤が目に入った」
とした回答が23%で最も多か
ったそうです。次いで「接着剤
が目やまぶたに触れていた」が
19%と多く、接着剤の影響が
大きいとみられています。

専用の接着剤15種類を分析
したところ、主成分はシアノア
クリレートという一般的な瞬間
接着剤と同じもので、うち3種
類には成分表示がなかったとい
うことです。こうした接着剤の
成分や表示には規制がないため、
同センターは、接着剤の安全性
が担保されるよう消費者庁など
に対策を要望しました。

BBCのまつげエクステンションの

健康被害の動画です。



 
 
 
 
帰省中に奇声を上げて一車線
規制となる。笑

 
 
 
 
 
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編集後記

WHOの感染拡大の防止策の
「医療機関での2次感染防止が
重要。感染初期の確定診断は、
簡単ではないので、全ての患者
さんに対して標準的な2次感染
防止策を取るべきである」とい
うものを韓国が守らなかったた
めに感染が拡大したということ
です。日本が、韓国の二の舞に
ならないようにして頂きたいと
思います。
目のおしゃれとして、人気の
まつ毛エクステンションですが、
使用者へのアンケートで、トラ
ブルが頻発していたようです。
最も多いトラブルは、接着剤
なので、接着剤の安全性が担保
されるように対策を早期に講じ
て欲しいものです。

早期の対策が、収束を想起さ
せる。笑

 
 
 
 
 
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