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診療マル秘裏話 Vol.442 平成24年5月17日作成
作者 医療法人社団 永徳会 藤田 亨

 
 
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 
 
 
 
 
 
 
目次
1) 世界初の完全埋め込み型の補助人工心臓
2) 血中の悪玉コレステロール の量を下げる新薬物

 
 
 
 
 
 
 
 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 
 
 
医療界のトピックスを紹介するこのメールマガジンは
1週間に1回の割合で発行しています。もっと回数を増や
して欲しいという要望もあるのですが、私の能力のなさ
から1週間に1回が限度となっています。これからも当た
り前の医療をしながら、なおかつ貪欲に、新しい知識を
吸収し読者の皆様に提供してゆきたいと思っております。
不撓不屈の精神で取り組む所存ですのでどうかお許し下
さい。

 
 
 
 
 
1】 世界初の完全埋め込み型の補助人工心臓

 
 
 
 
 
東北大は5月12日までに、
石山和志(いしやま・かずし)
教授(磁気工学)らの研究グ
ループが、世界初となる完全
埋め込み型の補助人工心臓の
実現に向け、磁気で稼働させ
る、ワイヤレスの小型ポンプ
開発に成功したと発表しまし
た。

補助人工心臓は弱った心臓
の血液循環の為のポンプ 機能
を補うもので、手術の際など
に用います。しかし駆動装置
が大型で体内に埋め込めない
ため、患者さんは皮膚に穴を
開け装置と体をチューブなど
でつながねばならず、生活の
障害になっています。 この
ため装置の軽量化・小型化が
課題でした。

新たに開発された小型ポン
プは単2形の乾電池程度の大
きさにもかかわらず、毎分5
リットル以上の流量と、人の
心臓と同程度の能力を備えて
います。

ポンプの内部に長さ約3セ
ンチ、直径約2センチの円筒
状の特殊な磁石を用いている
のが特徴です。体内に埋め込
んだ場合、皮膚の上から磁気
を近づけるとポンプ内の磁石
がスクリューのように回転し、
血液を体内に送り出す仕組み
です。ワイヤレスで動くため
患者さんは身体にチューブや
ケーブルをつなぐ必要がなく
なります。

研究チームでは小型ポンプ
を用いた補助人工心臓を試作、
ヤギ3頭を使った実験で動作
に問題がないことを確認しま
した。今後も動物実験を続け、
人の臨床応用につなげたいと
しています。石山教授は、「
小型で構造がシンプルなので
価格も抑えられる。早く実用
化にこぎつけたい」と話して
います。

小児用補助人工心臓に関する

ニュース動画です。



 
 
 
 
思索により、施策を試作し
た。笑

 
 
 
 
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2】血中の悪玉コレステロール の量を下げる新薬物

 
 
 
 
 
特定の遺伝子の働きを抑え
て血中の悪玉コレステロール
の量を下げる新しい薬物を、
国立循環器病研究センター
(大阪府吹田市)や大阪大、
東京理科大のチームが開発し、
5月15日付の米科学誌電子
版に発表しました。

チームによると、高コレス
テロール血症の治療は一般的
に、コレステロールを低下さ
せるスタチン系の薬が使われ
ますが、一部の遺伝性の患者
では効きにくいことがありま
した。新たな薬物はマウスで
悪玉コレステロールが約40
%減りましたがヒトでも期待
できるとしています。

この薬物は、遺伝子から作
られるリボ核酸(RNA)と
くっつき遺伝子の働きを抑制
する「アンチセンス」という
薬物を改良したものです。

チームは、悪玉コレステロ
ールが減るのを邪魔する遺伝
子の働きを抑えるため「架橋
型人工核酸(BNA)」とい
う物質を利用して新型アンチ
センスを作りました。

マウスに2週間、高コレス
テロール食を与えた後、6週
間に計12回新型アンチセン
スを注射しました。その結果、
生理食塩水を注射したマウス
と比べ、悪玉コレステロール
量が43%減りました。副作
用は確認されなかったという
ことです。

国立循環器病研究センター
の斯波真理子(しば・まりこ)
病態代謝部特任部長は「3年
後にはヒトで臨床応用したい」
と話しています。働きを抑え
たい遺伝子の情報が分かれば、
ガンや感染症など他の病気に
も応用できるということです。

悪玉コレステロールは、悪玉

ではないと主張する説が増え

ています。  私自身は、悪玉

コレステロールは、酸化ストレス

によって酸化されることで、動脈

硬化を引き起こすと考えており

ます。



 
 
 
 
注射していた人が駐車違反
となった。笑

 
 
 
 
 
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編集後記

人工心臓もここまで進歩し
たかと思いました。軽量化さ
れ、少なくとも心臓移植まで
は、確実に持っていけるよう
になれば、患者さんとしては、
万々歳なのではないでしょう
か?ただ一つ心配なのは磁気
の影響を受けるため、MRI
などの検査ができなくなると
いう懸念です。 また強力な
磁場のあるところでは誤作動
しないでしょうか?磁気は、
その強さを意識していない事
が多いと思います。 アンチ
センスは素晴らしいアイデア
ではないでしょうか?目的の
遺伝子産物を確実に葬り去る
と言う点では、他の病気でも
応用範囲が広いものと考えま
す。

じきに、時期が来て、強い
磁気から自暴自棄となる。笑

 
 
 
 
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